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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.3
  • 出版社: 早川書房
  • レーベル: ハヤカワ文庫 SF
  • サイズ:16cm/525p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-011704-7
文庫

紙の本

ベガーズ・イン・スペイン (ハヤカワ文庫 SF)

著者 ナンシー・クレス (著),金子 司 (ほか訳)

21世紀初頭、遺伝子改変技術により睡眠を必要としない子供たちが生まれた。高い知性、美しい容姿だけでなく驚くべき特質を持つ無眠人は、やがて一般人のねたみを買い…「新人類」テ...

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ベガーズ・イン・スペイン (ハヤカワ文庫 SF)

税込 990 9pt

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商品説明

21世紀初頭、遺伝子改変技術により睡眠を必要としない子供たちが生まれた。高い知性、美しい容姿だけでなく驚くべき特質を持つ無眠人は、やがて一般人のねたみを買い…「新人類」テーマの傑作と高く評価され、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、アシモフ誌読者賞、SFクロニクル読者賞を受賞した表題作をはじめ、ネビュラ賞、スタージョン記念賞を受賞し、“プロバビリティ”3部作のもととなった「密告者」など全7篇を収録。【「BOOK」データベースの商品解説】

【ヒューゴー賞】【ネビュラ賞】【アシモフ誌読者賞】【SFクロニクル読者賞】【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

ベガーズ・イン・スペイン 金子司 訳 7−167
眠る犬 山岸真 訳 169−236
戦争と芸術 金子司 訳 237−277

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みんなのレビュー20件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

未来でも低劣で醜悪な僕たち

2010/01/03 13:01

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

新しい科学技術の生まれるところ、夢やロマンもあり、経済的効果もあるだろうが、また一方で挫折や裏切り、嫉妬、あるいは詐欺や失業もあるだろう。そういう負の側面、人間の陰の部分を描くのが、深みがあるとかカッコイイという見方があるのは分かるし、僕もそういう性向はある。だからといってそっちばかり注目するのはバランスを欠いているようにも見えるし、それが時代の閉塞感というものかと思ってしまったりする。
この短編集の中心となる表題作を始めとする数編は、遺伝子工学を題材にした連作で、遺伝子操作によって睡眠を必要としなくなるという技術がテーマ。これによって勉強あり仕事なりで普通の人間より優位に立つ人々が生まれるわけで、一種の超能力者テーマとも言える。陸続と現れる無眠人(スリープレス)の集団にへの期待と嫉妬、公平な競争ではないといった民衆との摩擦は、しかしまた近未来というより限りなく現代に近い、明日にも我々に突き付けられかねない、いやもしかすると既に向き合っている課題でもある。あんまり日常に近すぎて、暗部ばっかり見させられると暗澹たる気持ちにさせられかねない、危険な領域かもしれない。
「密告者」は、人類が進出した先の惑星の住民達の奇妙な共同体制度の物語。共同体の中で共有すべき現実が、個人を絶対的に縛るこの社会は、明らかに我々人類のカリカチュア。グロテスクとも見える極端な社会だが、一方で彼らが感じているのと同じような不安、抑圧の芽を自分の中にも見つけてしまう。これは相当に不気味な話だ。人間同士のコミュニケーションが密になるにつれて、必然的に向かっていく方向ではないかとさえ感じられる(もちろん作者はそのつもりなのか?)。こういった社会の暗い側がきらびやかなベールに覆われて描かれているのを見ると、なるほどSFというのはゴシック小説の子孫なのだというのが実感できる。
「戦争と芸術」異星人との大戦争における英雄たる将軍を母に持つ、"弱虫"な芸術家の話。そういう母親に対するコンプレックスを主題にしている上で、芸術品やガラクタをいっしょくたに収集しているという異星人の謎の延長にある、戦争の意外な行く末についてのオチも、そのまんまじゃないかと。これらのアイデアストーリーものと、無眠人もの、「密告者」の間には少し差がある印象。文章のスタイルは共通だけど、掘り当てたテーマの大きさが違う気がする。作者が世界に対して感じる危機意識や疎外感にシンクロできた読者にはいいのだろうが、あるいはそういうマーケットに対しては強力なんだろうが、若干のパワー不足も感じる。「密告者」のアイデアは長篇化して3部作になっているそうなので、そちらには期待できそう。

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2009/05/26 12:45

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2009/08/02 22:47

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