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紙の本
時の迷路 続 明治、大正、昭和、そして未来へ
著者 香川 元太郎 (作・絵)
明治からはじまって大正、昭和を通り過ぎ未来へ。迷路をぬけて、いろんな時代を旅しよう。謎をとき、かくされた絵を見つけよう。遊びながら、楽しく歴史を学べる迷路絵本。【「TRC...
時の迷路 続 明治、大正、昭和、そして未来へ
続・時の迷路
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商品説明
明治からはじまって大正、昭和を通り過ぎ未来へ。迷路をぬけて、いろんな時代を旅しよう。謎をとき、かくされた絵を見つけよう。遊びながら、楽しく歴史を学べる迷路絵本。【「TRC MARC」の商品解説】
迷路シリーズの第6弾。『時の迷路』につづく“歴史”がテーマの迷路絵本。▼舞台は日本の江戸末期から明治・大正・昭和時代。黒船が来航した江戸時代の海岸の村、明治時代の文明開化で変貌を遂げた町、昭和時代の高度成長期の炭鉱の町など、歴史考証イラストレーターの著者が描いたそれぞれの時代の12の場面の中には、迷路とかくし絵があります。設問にしたがってそれらをといて、「時のトビラ」をくぐると、次の時代へと進んでいきます。全場面をクリアしたあとにも、新たな設問がまっていて、1冊で何度でも楽しめます。▼小さな子どもでもできる迷路やかくし絵から、大人でも悩んでしまうような難易度の高い問題まで、年齢が異なる子ども達や大人が一緒になって、コミュニケーションをとりながら、家族みんなで楽しめる迷路絵本です。▼時代考証をふまえた緻密な絵は、歴史学習の教材にもなります。【商品解説】
著者紹介
香川 元太郎
- 略歴
- 〈香川元太郎〉1959年愛媛県生まれ。歴史考証イラストの専門家として、歴史雑誌や学習参考書などのために多数の作品を描いている。また日本画家でもある。著書に「分解図鑑日本の建造物」など。
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紙の本
からくりのぞき眼鏡を手にした気分で
2009/03/28 16:25
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
その時代の雰囲気を捉えた絵それ自体がひとつの迷路になっていて、迷路とともに、隠し絵の仕掛けも凝らされた歴史絵本。縦310mm×横230mmの縦長サイズの大型本の中に収められた、日本のある時代の景色を描いた十二の絵。恐竜時代から江戸時代までを描いた前作に続く本書では、黒船来航の幕末から、明治、大正、昭和時代の風景が取り上げられています。
途中でトケイ石(せき)を拾って入口から出口までをたどる【めいろ】(簡単なのとちょっと難しいのと、ふたつの迷路があります)と、その時代の風物が全体の絵のなかに隠されている【かくしえ】のふたつが、本書の楽しみの主な趣向。【めいろ】をしている時は、自分がコロボックルみたいに小さくなって絵の中を歩いている気持ちに、【かくしえ】を探している時は、神話の巨人みたいに大きくなってその世界を上から眺めている気持ちになりました。
まだ高い建物もなく、平らかな景色が続いていた前作と比べ、文明開化の明治時代、博覧会の大正時代、デパートやアパートが建つ昭和時代と、本書の絵の数々からは、より変化に富んで多彩な印象を受けましたね。時代の推移にともなう風景のそうした変貌も巧みに絵に盛り込まれていたところ。なかなか、奥が深いものがあります。ひととき、その時代のとびらを開いて旅する気分で過ごし、楽しむことができましたよ。
なかでも気に入った一枚は、大正時代の博覧会の絵。メリーゴーラウンドに観覧車、水族館に電氣光學不思議館が点在する景色は、さながら、江戸川乱歩の幻想世界に遊ぶかのよう。迷路でうろうろしているうちに、この時代のノスタルジアに浸って、しばし、うっとりとしておりました。
紙の本
迷路はもちろん、隠し絵が楽しい。
2017/02/03 20:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
幕末から明治、大正、昭和、さらに未来へ。迷路はもちろん、隠し絵やクイズもあります。
特に隠し絵が楽しい。「こんなところに!?」って思います。
ちょっと笑う隠し絵もアリ。う~ん上手い!って感心する隠し絵アリ。