「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
歴史のさまざまな局面で噴出する韓国のナショナリズム。それはこの国の受難の歴史の中でどのように育まれ、そして今日の発展を支えてきたのか。苦難と激動に満ちた朝鮮半島の近代を、ナショナリズムの観点から考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 序章 日本における朝鮮/韓国研究−「地域研究」と「外国研究」として
- 第一節 国民国家後の地域研究
- 第二節 日本における朝鮮/韓国研究の現在位置
- 第三節 二つのステレオタイプ
- 第四節 隣国であるがゆえの「ぬるま湯」
- 第五節 「韓国」という名の実験装置
- 第六節 「常識」から「理論的チャレンジ」へ
- 第一部 朝鮮半島研究とその視点−地域研究の課題
- 第一章 研究手法について
- 第一節 研究手法と問題の設定
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
高宗皇帝から朴正熙大統領まで。
2009/07/01 23:05
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミネルヴァ書房から「高宗・閔妃」を刊行し、「朴正熙」伝を書かれる予定であり、副題には「1961~1979」になっているが内容は第三共和国時代が主の「民主化の韓国政治」の著者が書いた旧韓末から現代にいたる韓国政治史の本。先に挙げた二冊の本はいずれも労作だが(「民主化の韓国政治」の29頁に掲載された朴正熙大統領の写真は「満」軍の軍官学校ではなくて日本陸士の士官学校生徒の軍装だが)、高宗・閔妃と朴正熙大統領という組み合わせは何か意外な感じがしていた。しかし、旧韓末と今の韓国は断絶しているかのように書かれている事が多いが、著者の中では連続して考えられているわけだ。実際、解放後の韓国史を読むと、朝鮮時代のような激しい、ややも観念的な政争の具が語られているのを見る。
個人的には李王垠殿下と朴正熙大統領の二人について知りたいものだ。