「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
無限を読みとく数学入門 世界と「私」をつなぐ数の物語 (角川ソフィア文庫)
著者 小島 寛之 (著)
〔「数学迷宮」(新評論 1991年刊)の改題改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】アキレスと亀のパラドクス、実数の連続性の謎、「存在」しない数、無限の持つ無限の種類、ケ...
無限を読みとく数学入門 世界と「私」をつなぐ数の物語 (角川ソフィア文庫)
無限を読みとく数学入門 世界と「私」をつなぐ数の物語
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
〔「数学迷宮」(新評論 1991年刊)の改題改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】
アキレスと亀のパラドクス、実数の連続性の謎、「存在」しない数、無限の持つ無限の種類、ケインズ投資理論と無限時間、『ドグラ・マグラ』と脳に棲みつく無限、そして悲劇の天才数学者カントールの無限集合論……。無限はこの世界の至るところにひそみ、「数」を身にまとってその姿を現わすチャンスを狙っている!数学、哲学、文学、経済学を横断し、遥かギリシャから現代へと駆け抜ける、無限迷宮をめぐるスリリングな旅!【商品解説】
目次
- プロローグ――「無限」という迷宮への冒険が始まる
- 第1章 「瞬間」という迷宮 無限の発見! アキレスは今も……
- 第2章 「存在」という迷宮 無限をつかまえる「数」のテクノロジー
- 第3章 「連続」という迷宮 無限が数学者の喉を噛み切る時
- 第4章 「この世界」という迷宮 「無限の青空」を見上げることの数学小説の試み
- 文庫版あとがき
- 参考文献
著者紹介
小島 寛之
- 略歴
- 1958年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。現在、帝京大学准教授。経済学者として研究・執筆活動を行うかたわら数学エッセイストとして活躍。『世界を読みとく数学入門』『ゼロから学ぶ線形代数』『容疑者ケインズ』『確率的発想法』など著書多数。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
数学を考える機会をくれます
2015/09/14 02:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タヌ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学生かせめて高校生くらいの時まで出会いたい本です。私の時分は吉田洋一氏のゼロの発見位で、少し背伸び感があった、特に零という数字の概念のやっかいさに興味があるわけではなく、そんなにやっかいなのかなゼロでも便宜的でもいいじゃないか、どれも決めごとでやってるんだしというもにしかなかった。そうインスパイアされなかった。
この無限を読みとく数学入門は無限から入る。数列の収束なんか極限を考えてみたこともほとんどんかったのだが、なんとなく「アレッ」という感じがあり、なぜか当該箇所を読みなおしてしまった。なんか哲学だな。そう思った。
人それぞれなんだな、数学に使われる概念の意味を考えるって機会を持つってことは。そういうきっかけをくれる著者の伝えたいという思いが響くとても良い本です。