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紙の本
アジアの自立に向けた動きを中国とインドを中心に語った歴史テキストです。
2020/10/02 09:39
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、中公文庫から「世界の歴史」シリーズ全30巻として発刊されて以来、読者から確実に支持され続けている一冊で、シリーズ第27巻目にあたります。内容は、表題にありますように、自立するアジア諸国の様子を詳細に解説したものとなっており、反乱、革命、政治抗争、宗教的対立などを経て、植民地にこだまする独立への叫びを存分に理解することができます。帝国主義列強の軛から逃れ、二度の世界大戦を経て新しい国づくりへと向かうアジアの夜明け前を、中国、インドの二大大国を中心に綴った内容です。ぜひ、歴史の転換期の情報として読んでおきたい一冊です!
紙の本
中国とインドの近代史
2016/10/28 18:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パンダちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
2部構成で第1部が中国の近代史、第2部でインドの近代史を扱っている。第1部では辛亥革命から対日戦争の勝利までの時期を扱っており、袁世凱とか孫文に始まり、蒋介石が登場する。軍閥の争いとか日本との関係とか当時の状況が網羅されているので良いのだが、どうも著者が当時の日本に良い感情を持っていないようで、政治色の感じられる表現がが散見されるのが難点。第2部ではセポイの乱以後のイギリス領インドの成立からインド独立運動を経てインド、パキスタンが独立を達成するまでの時期である。こちらは国民会議派とムスリム連盟の立場の違いや支配者であるイギリスの思惑などが読みやすく整理されている。近代のインドに関してガンディーの非暴力不服従運動くらいしか聞いたことがない人であれば読んでみる価値はあると思う。