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紙の本
ハニービターハニー (集英社文庫)
著者 加藤 千恵 (著)
陽ちゃんは親友の沙耶香の彼氏だ。でもわたしは彼と寝ている。沙耶香のことは大切だけれど、彼に惹かれる自分を止められない—(「友だちの彼」)。ライブでボーカルの男性に一目惚れ...
ハニービターハニー (集英社文庫)
ハニー ビター ハニー
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商品説明
陽ちゃんは親友の沙耶香の彼氏だ。でもわたしは彼と寝ている。沙耶香のことは大切だけれど、彼に惹かれる自分を止められない—(「友だちの彼」)。ライブでボーカルの男性に一目惚れし、誘われるままホテルへ。初体験。…あたしは本当にこういうことがしたかったの?(「もどれない」)甘やかで、ほろ苦く、胸のちぎれるような切なさをたたえた全9話。人気歌人初の恋愛小説が文庫オリジナルで登場。【「BOOK」データベースの商品解説】
甘くてほろ苦い恋の話がぎっしり
友だちの彼氏を好きになった。同棲している彼に好きな女性ができた。――不意に訪れた恋に翻弄される若者たち。とろけるように甘く、ちぎれるように切ない、歌人の初の恋愛小説集。(解説/島本理生)
【商品解説】
収録作品一覧
友だちの彼 | 7−25 | |
---|---|---|
恋じゃなくても | 27−47 | |
甘く響く | 49−73 |
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紙の本
女の子に読んで欲しい本
2013/09/16 22:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Hanamichi - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はもともと恋愛小説とかあまり好みません。
パターンが一緒というか、ありきたりでつまらないというか。
3分あったら終わるような話ばかりじゃないかと。
出会って、何か起こって、ハッピーエンド、というものが面白くないです。
でも一応女で、恋愛に興味がないというわけでもないので、
これなら短編だし、読みやすいかなと、思い手にとりました。
いやー世の中の恋愛は、なかなか綺麗なものばかりではないなって思わせてくれて、ちゃんと現実をみていて、登場人物の個々の生活観も書かれていて大好きな一冊になりました。
これを機に、私がカトチエファンになったのは言うまでもありませんが。^^
どれもこれもありきたりで、つまんない恋愛小説ばっかだなーって
思っている方がいれば、ぜひちょっとめくっていただきたい一冊です。
紙の本
いい大人になった今だからこそ読める、恋愛短編集。情けなくって甘えた登場人物たちのおはなし。
2012/04/20 11:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の第一次的肩書は歌人。
短歌を読んでデビューしたひとだ。
しかし今や詩、小説と幅広い分野で活躍している。
わたしは基本的に恋愛小説は苦手だ。
甘すぎたり、
中途半端に甘かったり。
苦すぎたり、
中途半端に苦かったり。
どろどろしたり、
いらいらしたり。
そういう感情をわざわざ
フィクションで追体験するのが面倒臭い。
でも不思議と著者の恋愛小説は読める。
短篇だからか。
それとも著者の感性に共鳴するところがあるのか。
不思議なくらいすんなり入ってくる。
描かれているのは特別な光景ではない。
どこにでもよくあるお話し。
本で追体験しなくても、
そこらへんに転がっている。
だけど、読み始めると引き込まれてしまう。
それはもしかしたら、
登場人物のほとんどが情けないからかもしれない。
たとえば。
「好きなひとができた」と告白する同棲中の彼氏に対して
「わたしのことは、好きじゃなくなった?」と訊くズルイ「わたし」。
彼が親友の彼になる前からずっと彼のことが好きで、
本物の彼氏じゃないから、とことん甘やかす浮気相手の「わたし」。
いつ泊まりにくるかわからないのに
朝はジャムトーストがいいという男のために
普段は食べないジャムを常備する「わたし」。
情けないのはきっと、惚れているから。
好きだから。
理性ではだめだと思っても
「好きって気持ちがあるから」と
その状況に甘えてしまっていう。
その状況がはがゆい。
もっと言うと、甘っちょろい。
でもわたしはもうそこそこいい大人なので、
その甘っちょろさを甘っちょろいなと思いながらも読めてしまう。
これがもっと若いころだったら、
読めなかっただろうな。
人生ではがゆい目に遭っているのに、
何が楽しくて本の中まで同じ思いをせにゃならんのだ!
なんとか思って。
しかも時折、ド直球のことばが登場する。
「でも、全部許せるなら、愛だよ」
この緩急が癖になる。
個人的には
ネクタイのセンスを褒めたら、
ああ、なんか水玉って人気みたいだねと興味なさげに
返事したというくだりが
記憶に残っている。
この状況だけ読んでぴんとくるはくるだろうな。
こういうの、そこらへんにごろごろ転がっている日常だもの。
その真意に気付くのは大抵、何かが起こったあとなのだけれど。
『ハニー ビター ハニー』収録作品
・友だちの彼
・恋じゃなくても
・甘く響く
・スリップ
・もどれない
・こなごな
・賞味期限
・ねじれの位置
・ドライブ日和
紙の本
ほぼビターな短編集
2020/01/29 15:30
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:明太子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙のイラストがとても綺麗で、心惹かれて読みました。
短編集となっていますが、ほぼビターな内容です。
浮気したり、浮気されたり、遊ばれたり…。
決して暗い終わり方ばかりではないものの、個人的には明るい恋愛小説の方が好きなので、星マイナス2つとしました。
ただ、2組は今後の展開が明るいものだと感じさせる素敵なカップルもあり、ストーリーも良かったです。
紙の本
あっさり
2017/01/12 21:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひのえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集なのですぐに読めました。面白かったですが、なんか男も女も登場人物が好きになれませんでした。こんな恋愛はしたくないです。