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- カテゴリ:中学生 高校生 一般
- 発売日:2010/01/10
- 出版社: アスキー・メディアワークス
- レーベル: 電撃文庫
- サイズ:15cm/327p
- 利用対象:中学生 高校生 一般
- ISBN:978-4-04-868280-0
読割 50
紙の本
さくら荘のペットな彼女 1 (電撃文庫)
著者 鴨志田 一 (著)
俺の住む寮『さくら荘』は、学園の変人たちの集まり。そんな寮に転校早々入ってきた椎名ましろは、可愛くて清楚で、しかも世界的に有名な天才画家だという。天才美少女を寮の変人たち...
さくら荘のペットな彼女 1 (電撃文庫)
さくら荘のペットな彼女
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:6,600円(60pt)
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商品説明
俺の住む寮『さくら荘』は、学園の変人たちの集まり。そんな寮に転校早々入ってきた椎名ましろは、可愛くて清楚で、しかも世界的に有名な天才画家だという。天才美少女を寮の変人たちから守らねば!と意気込む俺だったが、入寮翌日恐るべき事実が発覚する。ましろは、外に出れば必ず道に迷い、部屋はめちゃくちゃ、ぱんつすら自分で選べないし、穿けない、生活破綻少女だったのだ!そんなましろの“飼い主”に任命された俺。って、服とか俺が着替えさせるの!?これでも俺、健全な男子高校生なんですけど!?変態と天才と凡人が織りなす、青春学園ラブコメディ登場。【「BOOK」データベースの商品解説】
俺の住む寮・さくら荘は、学園の変人たちの集まり。そんな寮に転校早々やってきた椎名ましろは、可愛くて清楚で、しかも世界的に有名な天才画家だという。寮の変人たちの餌食にならないよう、ましろを守らねば! と意気込む俺。だけど彼女は、部屋はめちゃくちゃ、外に出れば道に迷い、服を自分で選べないし、着られない、生活破綻少女だったのだ! そんなましろの“世話係”に任命された俺。って、服とか俺が着替えさせるの!? これでも健全な男子高校生なんですけど!?
変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメディ登場!!【商品解説】
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紙の本
意外に硬派でアツいテーマが語られている
2010/04/22 01:28
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
作品の骨子はタイトルやあらすじで大体分かる。多彩な登場人物も口絵で分かる。読み始めると、多彩ではなく多彩過ぎることも分かってくる。「ちょっとね、高校生としてはだね、もう少しストイックというかプラトニックというか、そういう話はせめて大学生になってからしてくんない?」というお父さん的忠告も少しはしたくなる程度に大人びた属性を持つ男もいて、それなりの話題も割とある。寮生活も含めて、登場人物の言動は概ね大学生に置き換えた方が自然なのだが、今のラノベの登場人物は高校生が主流だから設定だけ高校生にしてます、というズレは感じる。全4章立ては起承転結がきっちりしており、これは同時に主人公【空太】とヒロイン【ましろ】との関係にも当てはまる。そして、寮生達が各場面で存在感をしっかり出してくる構成と演出は巧いと思う。寮監たる千尋先生の、勝手気ままで「ひでぇ~な」という笑えるセリフも効果的で面白い。しかし、こうしたコミカルなやり取りやストーリー展開も、全ては「天才を目の当たりにする凡人の葛藤と妬み」という切り口から「天才と呼ばれる人が努力を重ねる真髄」に発展するアツいテーマを語るためのオプションに過ぎない。周りから超人的に見られる人物の、その結果としての一点が、実は長い長いシャーペンの芯を垂直に立てて上から覗きこむような、実は線のように深く深く続く努力の賜物であり、これに全てを投げ打つ覚悟と呼ぶにはあまりに無自覚で無邪気な、好きで好きで堪らないからこそ子供のような好奇心と探究心で苦もなく掘り下げていく、挫折にも負けない強さをも内包して高みに登っていく人の真髄を語ってくれている。そして、その前提として「結果を頭で考えて諦める前に行動すべし」という規範がわかりやすく綴られている。本作を主に読むであろう中高生諸君、これから何をすれば良いか、どうすれば良いかに迷う若者達にとっては、その心構えとして読んでおくべき作品だと思う……などと、わかったフリして諭すおっさん的手法でレビューしてみたり。
紙の本
頑張らなきゃなれない、頑張ったからといってなれる保証はない
2010/01/30 14:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
他人がまねできないような才能を持つ少女たちと、あまりの才能の差に絶望し傷つきながらも、その側から離れることはできずにいる少年たち、そんな彼らが悩みながらも前に進んでいこうとする物語…という背景があると思うのだけれど、表面的には自分でパンツもはけない少女とそれをお世話する少年の物語という感じになっている。
無邪気な少女と、お人よしの少年、そんな少年に思いを寄せていそうな少女がいるんだけれど、ほとんどまともに取り上げてもらえずかわいそうな感じといい、前作の要素を踏襲した雰囲気がある。色々と校外でのイベントがあった様なのに、その描写は全てカットで、ほとんど寮と学校の描写しかないのも特徴的だと思う。