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日本の歴史 18 開国と幕末変革(講談社学術文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.12
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社学術文庫
  • サイズ:15cm/399p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-291918-0
  • 国内送料無料
文庫

日本の歴史 18 開国と幕末変革 (講談社学術文庫)

1,350(税込)

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

「維新の前にあった変革」という視点から見えてくるもの

2010/12/15 23:36

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:拾得 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『幕末・維新』(岩波新書)で、幕末研究の新しい視点を提示した著者の、「その前」に出されていた通史著作である。『幕末・維新』が新書という量的制約があったので、物足りなさを感じた人はこちらも読んだ方がよいだろう。
 本書序章では、アイヌと蝦夷地がとりあげられる。「開国」とはペリー来航がはじまりではなく、すでに「四つの口」のひとつであった、北方ではじまっていたのである。また、アイヌや蝦夷地のもたらした産物、特に海産物とニシン肥は、この時期の列島の農業生産発展を支えていたのでもある。石見銀山の銀が世界に影響を与えたのであれば、北方がもたらした産物の列島への影響もまた大きいのである。
 もうひとつ、本書前半で力を入れて書かれているのは、民衆運動としての「百姓一揆」である。時代劇をみている現代人の想像をはるかにこえて、江戸時代には一揆は頻発していたことはよく知られている。本書では、そこにみられる「作法」にまで踏み込んで考察を加えている。その統制ぶりや、(攻撃的な)竹槍ではなく(農民のシンボルとしての)鎌が中心にあったことなどを緻密に再現し、さらに朝鮮等とのアジア他国の民衆運動との比較も試みている。首謀者に対する処罰にも言及しているが、「獄中死」が意外に多いことに気がつく。罰則を決めずして、実質的な処罰を加えるという、為政者の作為があったのだろうか。
 この2つのはじまりは、「政治の季節」と思われがちな「幕末・維新」を、もっと広いもっと豊かな視点から提示して見せてくれる予感が十二分にある。
 さて本書の中核をなすのは、『幕末・維新』でもあったように、開国から維新へと至る過程を、改めて読み直すことである。歴史の通例にたがわず、幕末史は勝者である「維新」の側から描かれることが多く、この「読み直し」はとても新鮮だ。わかりにくかったテーマも整理され、考え直すきっかけを与えてくれる。
 第一に「幕臣は無能であったか?」。幕府が、風説書などによって海外事情をかなりの精度で理解していたことは徐々に知られるようになったが、「黒船来航」から条約締結にかけて、幕臣が無能ぶりをさらけだしたような書きぶりが今でも時々見受けられる。本書における条約交渉のやり取りの再現などを見るように、最善ではなかったかもしれないが、実に妥当な交渉を進めようとしていたことがわかる。
 第二に「尊王攘夷とは何であったのか?」。倒幕派の薩長連合が攘夷派の流れを汲むものであれば、なぜ明治新政府はその攘夷を実行しなかったのか? 本書では、いわばレトリックとしての攘夷とでもいうべき視点を提示する。自らの行動を正当化するための尊王攘夷とでもいえようか。
 第三に「列強とは何だったのか?」。たとえば、彼らは単純に日本の開国だけを望んでいたのか、それとも植民地化するまでの意図があったのか。帝国主義研究はまだまだ必要であることを痛感する。本書で興味を惹くのは、ペルーやハリスのやり口を、当時の彼らの本国との関係とにおいて理解につとめていることである。文明を気取っていた列強における野蛮とは何か、というものを改めて考えさせてくれる。
 他にもいろいろな「考え直し」が可能だろう。
 幕末・維新というものは、未だに物語世界の中では好まれるテーマでもあり、身近である。それだけに簡単に政治的にもレトリックとしても安易に利用されやすい(「幕末の志士」に自らをなぞらえる政治家のいかに多く、いかに滑稽なことか)。しかし、そこには「わからないこと」がまだまだいっぱいある。単に政治の流れや、志士を追うだけでは見えないことが多い。その背景にあるものへの目配りと理解・想像力が欠かせないことを気づかせてくれる。それは歴史学と社会科学との責務でもある。本書はその道しるべを与えてくれる。

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2011/04/14 23:59

投稿元:ブクログ

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2013/08/14 21:31

投稿元:ブクログ

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2015/05/08 17:24

投稿元:ブクログ

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