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- カテゴリ:中学生 高校生 一般
- 発売日:2010/01/01
- 出版社: ポプラ社
- レーベル: ポプラ文庫ピュアフル
- サイズ:15cm/180p
- 利用対象:中学生 高校生 一般
- ISBN:978-4-591-11416-2
読割 50
紙の本
コンビニたそがれ堂 (ポプラ文庫ピュアフル)
著者 村山 早紀 (著)
駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。大事な探しものがある人は、必ずここで見つけられるという。今日、そ...
コンビニたそがれ堂 (ポプラ文庫ピュアフル)
コンビニたそがれ堂
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商品説明
駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。大事な探しものがある人は、必ずここで見つけられるという。今日、その扉をくぐるのは…?慌しく過ぎていく毎日の中で、誰もが覚えのある戸惑いや痛み、矛盾や切なさ。それらすべてをやわらかく受け止めて、昇華させてくれる5つの物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧
コンビニたそがれ堂 | 11−32 | |
---|---|---|
手をつないで | 33−58 | |
桜の声 | 59−100 |
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書店員レビュー
やさしく語りかけるよ...
ジュンク堂書店岡山店さん
やさしく語りかけるような文章と、
季節の移り変わりを感じさせる構成が爽やかです。
現実には起こり得ない幻想的なお話
ですが、気付くと真面目に考えて、
感情移入してしまいます…。
大人になるにつれて忘れてしまう何かを思い出して、
ほろりとくるような、子供向けだけど大人も読んで欲しい。
そんな一冊です。
文芸・文庫担当 M
紙の本
好きな本
2023/02/26 10:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あやめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
心が癒される。不思議と心が潤っている自分がいた。このシリーズ読みたい。
紙の本
やさしい
2023/02/04 13:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
心から探し求めているものに必ず出会える不思議なコンビニ。
短編なので、さらっと読める。
語り口調が優しく、お話もやさしい。
店長さんの、そっと寄り添う感じが素敵。
おでんとおいなりさんの香りがしてきそう。
紙の本
コンビニで探し物ですか??
2017/09/14 14:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めましての作家さん。
コンビニで探し物?
想像とはかなり違ってたけど、でもとても素敵な物語。
桜子さんのお話、あんずちゃんのお話が好き。
さらにテレビは最後の1行に感涙でした。
紙の本
必要なもの
2017/04/19 22:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
そのものに本当に必要なものを売ってくれるコンビニたそがれ堂のお話。
やさしい話たちで読みやすくていいと思う。
紙の本
ほっこりします。
2015/08/29 15:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほっこり、しみじみとした気分になります。中高生向けかもしれませんが、著者の児童書を読んで育った人にとっては、懐かしいぬくもりや安心感を感じる作品だと思います。
紙の本
心をやさしく包み込む本
2014/02/15 16:33
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人が大好きなキツネの神様が、コンビニを営んでいる不思議な物語。そのコンビニは黄昏時にのみあいていて、心から会いたい欲しいと願っている人だけ訪れることができます。すべてが叶うわけではないけど、心に抱えた想いを大切にキツネの神様が包み込んで癒してくれます。テレビと少女の物語、子猫と少年の物語がとてもお勧めです。読み終わって、涙が出てしまうお話が多いです。
紙の本
いつまでも大切にしたい私のたからもの
2010/05/20 14:04
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nyanco - この投稿者のレビュー一覧を見る
夕暮れ時、迷い込んだ風早の街の駅前商店街の外れ、古い路地の赤い鳥居が並ぶ辺りに見慣れないコンビニを見つける。
レジの中には長い銀色の髪に金色の切れ長の目を持つお兄さん。
「いらっしゃいませ、何をお探しですか?」
この世で売っている全てものが並んでいて、この世には売っていないはずのものまでが何でもそろっている。
大事な探し物がる人は必ずここで見つけられる。
店の名前は『たそがれ堂』、不思議な魔法のコンビニ。
本友さんにお薦めいただいた一冊、
主人公たちが子供だったり、動物が出てきたり…。
もうこれだけで、ホロリときてしまいますよね。
児童文学に加筆された本作、かつて子供だった大人の方が「さよなら」の場数を踏んでいるので、身に覚えのある傷にじんわりと沁みてきます。
我が家の老猫・キキが体調を崩しています。
彼女との別れが近づきつつあることは、受け入れ難いけれども受け入れなければならない事実です。
『あんず』を読んで、キキもこう感じていてくれたらと思いました。
キキは、時折、私の眼を黙ってじっと見つめてきます。
私も黙って彼女の眼を見ます。
彼女の思いを受け止めたい。
彼女から貰ったたくさんのことを忘れないように…。
表紙も内容にピッタリの綺麗なイラスト。
イラストを楽しむには帯は不要なのですが、帯の言葉まで良いんです。
『じんわり温めて心の疲れをほぐします=温湿布みたいな本』
*用法* 心の患部にあててください。
*容量* 一冊
*効用* 痛みと疲れをほぐします。
*使用上の注意* 体質によっては村山早紀にかぶれることもあります。
帯は、綺麗に二つに折って栞代りに本に挟んでおきました。
大切にしたい本です。
(この感想は昨年9月に書いたものです。)