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商品説明
危機を表象するメタファーとして何度も亡霊的に回帰し続ける、芥川龍之介の「不安」。その「不安」の意味を、同時代の中から著者が設定するキーワード「美学イデオロギー」と共に追跡する。【「TRC MARC」の商品解説】
一九二七年に記された芥川のマジックワード〈ぼんやりした不安〉は、今も浮遊し続けている。行く先も分からぬまま...。
危機を表象するメタファーとして何度も亡霊的に回帰し続ける、芥川の〈不安〉。その〈不安〉の意味を同時代の中から、著者が設定するキーワード〈美学イデオロギー〉と共に追跡する。〈ぼんやりした不安〉は現代とどう切り結ぶのか--。
芥川の〈不安〉を、同時代的〈危機〉にどこまで接続できるか。【商品解説】
目次
- 序章 一九二七 --〈ぼんやりした不安〉再考
- Ⅰ 美学イデオロギー
- 第一章 芥川龍之介とL・A・ブランキ『天体による永遠』
- --〈政治の美学化〉あるいは〈監獄と詩〉をめぐって--
- 第二章 芥川龍之介とW・モリス『News from Nowhere』
- --ポエット・エステティック・ユートピア--
- Ⅱ 芥川龍之介と江口渙
著者紹介
藤井 貴志
- 略歴
- 〈藤井貴志〉1974年大分県生まれ。立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、立教大学、亜細亜大学兼任講師。
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