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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.3
- 出版社: 共同通信社
- サイズ:19cm/189p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7641-0617-8
紙の本
勝間和代&小宮一慶のエコノトーク
これも経済に関係あったんだ! 身近な問題から経済を知り、自分の価値を高め、今の時代を賢く生き抜くための知恵を、わかりやすく伝授する。『経済ウイークリー』連載を抜粋・加筆し...
勝間和代&小宮一慶のエコノトーク
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商品説明
これも経済に関係あったんだ! 身近な問題から経済を知り、自分の価値を高め、今の時代を賢く生き抜くための知恵を、わかりやすく伝授する。『経済ウイークリー』連載を抜粋・加筆し、対談を加えて書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
勝間 和代
- 略歴
- 〈勝間和代〉1968年東京都生まれ。早稲田大学大学院ファイナンスMBA。マッキンゼーなどを経て独立。
〈小宮一慶〉1957年大阪府生まれ。米ダートマス大学経営大学院MBA。小宮コンサルタンツ代表取締役。
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紙の本
ビッグな二人がついに
2010/04/20 08:44
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の写真がいい。
なんといっても今若者たちのカリスマ的存在の経済評論家勝間和代さんと多くの経営者の支持を集める経営コンサルタント小宮一慶さんのツーショットにワクワクしてしまう。
昔でいえば、大鵬と柏戸。あるいは長嶋と王のツーショットに匹敵する。でも、勝間和代さんは女性だから、吉永小百合さんと石原裕次郎さんといえばいいかな。
なんだか、週刊明星の表紙みたいになってしまいましたが、それぐらい豪華な組み合わせといいたい。
書名の「エコノトーク」はあまり聞き馴れない言葉ですが、エコノミー(経済)とトーク(話)とを合せた二人の造語らしい。
トーク(話)とあるように肩肘のはらない経済に関するこぼれ話のようなもので、もともとは共同通信社が全国の新聞社に配信している経済コラム。しかも、連載の開始が2008年10月で、あのリーマン・ショックで世の中がひっくり返ってしまった時期と同じなのがおもしろい。
まさに世界同時不況のあと、アメリカのオバマ大統領の誕生、民主党の勝利による日本の政治の変革、そしていつまでたっても変わらない不況感、と2010年1月までの大変動の時代をウォッチしているわけで、それだけでも二人の運の強さというものを感じます。
だって、なかなか時代の当事者にはなれない。
本書の前半はそんな二人の対談で、これもなんだか週刊明星ぽいです。
でも、話の内容は「経済とは」ですから二人とも大真面目。対談の後半は「人生とは」で、二人の人生に対する心意気が熱く語られます。
最後には、二人の好きな本と、これはなかなか珍しいですが、好きな映画の話。小宮一慶さんがあげた映画のなかに『男はつらいよ』があったのはなんとなく納得してしまう。
もしかしてこの二人、何をしても憎めない寅さんとしっかり者の妹さくらの取り合わせに近いかも。
◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。