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新アジア仏教史 10 漢字文化圏への広がり
著者 石井 公成 (編集委員)
人びとの社会生活のなかに支えられ、伝承されてきた仏教の歴史を広く思想と文化を統合する面からとらえ、現代における新しい仏教史の構築を目指すシリーズ。10は、仏教の漢字文化圏...
新アジア仏教史 10 漢字文化圏への広がり
漢字文化圏への広がり
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- 税込価格:66,000円(600pt)
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商品説明
人びとの社会生活のなかに支えられ、伝承されてきた仏教の歴史を広く思想と文化を統合する面からとらえ、現代における新しい仏教史の構築を目指すシリーズ。10は、仏教の漢字文化圏への広がりなどを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
従来のインド、中国、日本という三国への「仏法東漸」という仏教史の常識においては、朝鮮半島とベトナムといった周辺諸国の果たしてきた役割や、諸国間における相互影響などが見過ごされてきました。
本書では、多様な特色をもった漢字文化圏である朝鮮半島とベトナムにおける仏教信仰の変遷を、中国と周辺諸国の仏教を通じた盛んな交流史とその相互影響について探りながら、古代から現代まで時代別に検証し、紹介していきます。【商品解説】
目次
- 第1章 仏教受容と民間信仰
- 第2章 統一新羅時代の仏教
- 第3章 高麗大蔵経の背景
- 第4章 朝鮮時代の仏教―統合と弾圧
- 第5章 「韓国近代仏教」近代化と独立の道
- 第6章 朝鮮半島の仏教美術
- 第7章 ベトナムの仏教
収録作品一覧
仏教受容と民間信仰 | 福士慈稔 著 | 13−59 |
---|---|---|
統一新羅時代の仏教 | 佐藤厚 著 | 65−99 |
高麗大蔵経の背景 | 金天鶴 著 | 105−137 |
著者紹介
石井 公成
- 略歴
- 石井/公成
1950年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学専攻卒業、同大学院人文科学研究科後期課程単位取得退学。博士(文学・早稲田大学)。駒澤大学仏教学部教授。専攻は、漢字文化圏諸国の仏教と関連する文学・歴史・芸能など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)。
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朝鮮とヴェトナムの仏教について。
2010/06/12 22:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「漢字文化圏の仏教」として朝鮮とヴェトナムの仏教を扱っている。解放後の以北の仏教は「宗教勢力が大きく萎縮した北韓(北朝鮮)」と239頁に一言触れただけだが、植民地時代の親日期も含めて、朝鮮仏教史について、よく書けている。朝鮮とヴェトナムの仏教を扱った手頃な本は、あまり見かけないので参考になる箇所が多々ある。高麗大蔵経や朝鮮仏教美術だけではなく、朝鮮時代や植民地時代の仏教が書かれた箇所が新鮮だった。
ただ朝鮮仏教史の箇所で紹介されている古寺や美術品の写真が韓国にあるものばかりで、北朝鮮にあるものがないのが気になったが。
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朝鮮半島とベトナムの仏教
2022/09/13 07:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝鮮半島とベトナムも共に漢字仏教圏だが中国とも日本とも違う独自の展開をしてきたことがよくわかる。朝鮮半島について高麗までは国教だったのに朝鮮王朝時代に儒教が主流になり弾圧されていたのは知っていたがその中でも仏教が生き残った原因として宮中の女性による信仰があったことなど興味深い。植民地時代の日本仏教の影響で肉食妻帯僧が増えたが独立後に妻帯禁止の動きが強くなっていくところなど初めて知った。