- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2020/07/31
- 出版社: マイクロマガジン社
- レーベル: マイクロマガジン☆コミックス
- ISBN:978-4-89637-341-7
琴浦さん(1巻)
著者 漫画:えのきづ
翠ヶ丘高校に転校してきた少女、琴浦春香。一見普通に見える彼女だが、他人の心を読めてしまう能力があり、それゆえに人と関わることを避けてきた。彼女の隣の席の真鍋義久は、心を読...
琴浦さん(1巻)
06/23まで通常713円
税込 570 円 5ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
翠ヶ丘高校に転校してきた少女、琴浦春香。一見普通に見える彼女だが、他人の心を読めてしまう能力があり、それゆえに人と関わることを避けてきた。彼女の隣の席の真鍋義久は、心を読まれることを恐れずに彼女に接近していく。春香はそんな彼に翻弄され、次第にペースに巻き込まれていく。
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書店員レビュー
人の心が読めてしまう...
ジュンク堂書店千日前店さん
人の心が読めてしまう女子高生・琴浦さんと、彼女に惹かれたクラスメイト・真鍋を中心とした学園4コマ。
……と聞いて、ほのぼのしたものを想像するかも知れません。
確かにほのぼのとした日常コメディもあります。
ですがこの作品、可愛らしい絵とは裏腹に、人の心にあるほの暗い部分やグロテスクな部分も描写されているんです。
そして、それは琴浦さん自身も例外ではありません。
琴浦さんが読んでしまった心。
読者だけが読める琴浦さんの心。
そこに潜んでいるのが、よいものばかりだとは限らないですよね。
また、主要な女性キャラには決して軽くはないものを背負っている人も。
好き嫌いが分かれるかもしれませんが、そういうものも描く作品だからこそ第一部クライマックスでは感動するのでしょうし、ほのぼのとした場面がそれだけで嬉しくて微笑ましくなるのではないかと、そうも思うんです。
「日常は平坦な戦場だ」と或る作家は言いました。
そんな日常を上手く歩けない彼女と、おバカでエロスだけど、彼女が少しでも歩きやすくなればと頑張る彼のお話。
……なんて、そこまで言うと言い過ぎなんですけど。
(卯)
胸に来る
2015/10/31 21:36
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投稿者:スイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人の心を読む超能力を持って生まれたがために望まずして人を傷つけ人に傷つけられる人生を送ってきた琴浦さん。そのためにわざと無愛想に振る舞い周囲と距離を取ってきたのだがクラスメイトの真鍋義久やESP研の御船・室戸らと交流していくうちに明るさを取り戻していく。こういう孤独のなか感情を表に出せずにいたけれども本当は人のことが好きで、不器用ながらも友人を得ていくストーリーって大好きです。琴浦さんが見せる繊細さや意外にもというかドン臭いところがとても可愛らしかったです。