元末群像異史 紅嵐記(中)
著者 藤水名子
権勢を誇ったバヤンが失脚、漢文化に理解を示すトクトが丞相を継いだが、なお諸方叛乱の火種は止まない。その頃江南では、方国珍(ほうこくちん)と張士誠(ちょうしせい)の両雄が海...
元末群像異史 紅嵐記(中)
商品説明
権勢を誇ったバヤンが失脚、漢文化に理解を示すトクトが丞相を継いだが、なお諸方叛乱の火種は止まない。その頃江南では、方国珍(ほうこくちん)と張士誠(ちょうしせい)の両雄が海上の覇権を二分していた。張家との接触を探る方家が差し向けた男は、大都でひとりの少年の命を救う。彼はやがて紅巾の乱に身を投じ、数奇な運命を辿り始める。
目次
- 海上の王
- カンバリク
- 芍薬
- 白蓮教
- 怒濤
- 紅嵐記(上) 目次
- 蒼狼の裔
- 夏の都
- 急変
- 酔蟹
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