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紙の本
ミラクル・ファミリー (講談社文庫)
著者 柏葉 幸子 (著)
年に一度、春の川辺にやってくる緑の髪の女の人。真夜中にだけ開館する秘密の図書館。鬼子母神伝説がささやかれる、ザクロの木のある保育園。父さんが聞かせてくれた昔話はどれも不思...
ミラクル・ファミリー (講談社文庫)
ミラクル・ファミリー
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商品説明
年に一度、春の川辺にやってくる緑の髪の女の人。真夜中にだけ開館する秘密の図書館。鬼子母神伝説がささやかれる、ザクロの木のある保育園。父さんが聞かせてくれた昔話はどれも不思議であったかく、そして秘密の匂いがした。小さな奇跡でつながっている家族たち。産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。【「BOOK」データベースの商品解説】
【産経児童出版文化賞フジテレビ賞(第45回)】【「TRC MARC」の商品解説】
年に1度、春の川辺にやってくる緑の髪の女の人。真夜中にだけ開館する秘密の図書館。鬼子母神伝説がささやかれる、ザクロの木のある保育園。父さんが聞かせてくれた昔話はどれも不思議であったかく、そして秘密の匂いがした。小さな奇跡でつながっている家族たち。産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。
父さんの昔話には、家族の秘密が隠されている。
年に1度、春の川辺にやってくる緑の髪の女の人。真夜中にだけ開館する秘密の図書館。鬼子母神伝説がささやかれる、ザクロの木のある保育園。父さんが聞かせてくれた昔話はどれも不思議であったかく、そして秘密の匂いがした。小さな奇跡でつながっている家族たち。産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。【商品解説】
目次
- たぬき親父
- 春に会う
- ミミズク図書館
- 木積み村
- ザクロの木の下で
- 「信用堂」の信用
- 父さんのお助け神さん
- 鏡よ、鏡……
- 父さんの宿敵
収録作品一覧
たぬき親父 | 9−24 | |
---|---|---|
春に会う | 25−42 | |
ミミズク図書館 | 43−58 |
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書店員レビュー
うそかまことか。 ...
ジュンク堂書店福岡店さん
うそかまことか。
お父さんが聞かせてくれる昔話には不思議があふれている。
児童文学作家、柏葉幸子さんの描く家族はときにほろ苦く、大人が読んでもおもしろい。
ファンタジーと現実とが絶妙にまざりあうので、
もしかして今の世の中にもこの不思議はありえるんじゃないだろうかという気分になり、
ありえたらいいのになあという期待がこもる。
お父さんの昔話、そういえば聞いたことないなという方は、たずねてみるのもよいかもしれない。
文庫担当 Y
紙の本
すごく好き
2016/05/31 18:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きみどり - この投稿者のレビュー一覧を見る
「かくれ家は空の上」を読んだばかりなんだけど、
それとちょっと似ている感じもする。
物語の背景がファンタジーよりも現実に近いけれど、
その現実の世界の中にファンタジーの世界が、
重なり合っているような。
書きようによってはイヤな話にもできそうなものもあるけど、
そうならないのがこの方らしいところのような気がするし、
ちょっと想像と違うところに着地するのも、
すごくうまいと思う。