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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.6
- 出版社: 朝日新聞出版
- サイズ:19cm/217p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-02-250751-8
紙の本
いかめしの丸かじり (丸かじりシリーズ)
著者 東海林 さだお (著)
胴体にゴハンを詰めたイカが2本、弁当箱の中にゴロンと転がっているだけのいかめしが、なぜあんなに人気があるのか? 抱腹絶倒の「丸かじり」シリーズ第32弾。『週刊朝日』連載を...
いかめしの丸かじり (丸かじりシリーズ)
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商品説明
胴体にゴハンを詰めたイカが2本、弁当箱の中にゴロンと転がっているだけのいかめしが、なぜあんなに人気があるのか? 抱腹絶倒の「丸かじり」シリーズ第32弾。『週刊朝日』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
「ヤッホー」と「バカヤロー」
2010/08/08 09:00
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏です。
暑いです。
猛暑です。暑いです。
夏といえば、山に海。
夏山登山なんて最高ですね。
思わず、「ヤッホー」って叫びたくなります。
あなたもそう思ったでしょ。
でも、「ヤッホー」って何だろうなんて考察は誰もしない。
生まれた時から山に向かえば、「ヤッホー」って叫んでいる。これは人間のDNAに組み込まれているにちがいない。
広辞苑によると「互いの所在を明らかにし、あるいは歓喜を表すときに発する」とあります。
あれは、歓喜なんだ。
だったら、おいしいものを食べた時にも「ヤッホー」と叫べばいいはずだけど、そんな人、見たことありません。
その「ヤッホー」ですが、東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズで紹介されている食べ物にしたらどうなるのでしょう。
山岳警備隊なんかがとんできて、「山ではヤッホーって決まっています」なんて叱られるのかな。
ええい、構いません。
やってみましょう。
まずは、タイトルにも使われている「いかめし」。
いきますよ。なんかドキドキするな。
「イカメシー」
北海道の山々にすいこまれそうな響きですね。
次は、「オムライス」にしましょう。
「オムライスー」
なんか迫力に欠けます。なにしろ、オムライスって山じゃなくて、丘っぽいし。
もっとやってみますね。お次は「蛸」。なぜか、今回の『いかめしの丸かじり』には蛸ネタが多い。蛸ネタが多いから、イカに気をつかってタイトルに「いか」を使ったのでしょうか。
「タコー」
どうもいけない。「ターコ」。これもいけない。
「柴漬け」は「食べたい」の方が合いそうです。
「タベターイ」。いけますね。
山に向かって「タベターイ」、そうしたらこだまが「イイヨー」。
どんどん叫んでみます。
「トウモロコシー」(これは「モロコシー」の方が様になる)「イナリズシー」「シュウマイー」「シュンギクー」「オデンー」
どうも、「タベターイ」に優るものはない。
でも、「ヤッホー」の歓喜が足りないのが気になるところ。
やっぱりここは「丸かじり」でしめましょう。
なんか文字数にして、合わない気はしますが。
自信がないな。
「マルカジリー」
お、なんだかいい感じです。「マルカジリー」「オモシロイ」(これはこだま)「マルカジリー」「モットヨミタイ」(これもこだま)「マルカジリー」「もっと読んで」(これは東海林さん)
ところで、
海ではなんと叫ぶか知ってます?
「バカヤロー」。多分。
◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。