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紙の本
ちょんまげぷりん 2 (小学館文庫)
著者 荒木 源 (著)
木島安兵衛が江戸に帰って八年が過ぎ、遊佐友也は十四歳になっていた。コンビニエンス・ストアで万引きをした後、家に帰らず逃げ続けていた友也だったが、深夜、巨大な水たまり状の穴...
ちょんまげぷりん 2 (小学館文庫)
ちょんまげぷりん 2
紙の本 |
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- 税込価格:6,094円(55pt)
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商品説明
木島安兵衛が江戸に帰って八年が過ぎ、遊佐友也は十四歳になっていた。コンビニエンス・ストアで万引きをした後、家に帰らず逃げ続けていた友也だったが、深夜、巨大な水たまり状の穴の中に吸い込まれ、百八十年前の江戸時代にタイム・スリップしてしまう。ちょうど、この世界では、安兵衛が菓子屋を営んでいるはず—。そう思って、安兵衛を探し続ける友也だったが、菓子屋「時翔庵」はつぶれており、安兵衛もなぜか消息を絶っていた。失意の底にいる友也だったが、追い打ちをかけるように周囲の人たちから、くせ者として追われる身となるが—。【「BOOK」データベースの商品解説】
映画化決定!「ちょんまげぷりん」待望の続編
木島安兵衛が江戸に帰って八年が過ぎ、遊佐友也は十四才になっていた。コンビニエンス・ストアで万引きをした後、家に帰らず逃げ続けていた友也だったが、深夜、巨大な水たまり状の穴の中に吸い込まれ、百八十年前の江戸時代にタイム・スリップしてしまう。
ちょうど、この世界では、安兵衛が菓子屋を営んでいるはず――。そう思って、安兵衛を探し続ける友也だったが、菓子屋「時翔庵」はつぶれており、安兵衛もなぜか消息を絶っていた。失意の底にいる友也だったが、追い打ちをかけるように周囲の人民から、くせ者として追われる身となるが――。【商品解説】
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紙の本
軽すぎる
2016/06/05 18:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アキコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人向けの小説と思って読むと、前作よりさらに軽すぎて閉口する。
さらさらさら~。予定調和。うんうん、良かったね~。
言葉づかいがおかしいとか、何もかも上手くいきすぎだろうとか、
歴史上の人物に会いすぎだろうとか、考えてはいけませんね。
しかし安兵衛さんと友也という、既におなじみのキャラクターの
その後を見届けたいという思いでなんとか完読。
紙の本
頑張れ14歳!!
2010/09/09 23:31
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タール - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作も映画も面白かった「ちょんまげぷりん」。その続編を今この時期に(「絶賛公開中」の帯付きで)出版するというのはいかがなものかと一瞬躊躇するも結局買ってしまったのだが、前作同様のスピード感躍動感衰え知らず、一気に読まされた。
6歳の時に江戸時代からタイムスリップしてやってきた木島安兵衛と出会った友也が、8年後、今度は自分が江戸時代へ飛んでしまうというお話だ。
14歳の友也はその頃、母親であるひろ子とはケンカばかり、かつて安兵衛から教わった剣道も、ひろ子に残念がられながらもやめてしまっていた。塾をさぼってコンビニで万引きをしたあと、帰るに帰れず深夜徘徊をしていた時に起きたタイムスリップで、友也は「これでひろ子に怒られるのを当分先延ばしにできる」と安心する。このあたりの緊張感のなさ、厳しい事柄から本能的に目をそらすさまはまさに中学生だなと、同じ中学生の息子を持つ私としても、やれやれと感じた場面だ。
見知らぬ世界にきてしまっても「それほど深刻に」受け止めずに済んだのは、21世紀に来てしまった安兵衛が結局元の時代に帰れたことを知っていたせいと、「また安兵衛に会える」と期待したせいだった。ところが探しても訊ねても、安兵衛はおろか、21世紀にちゃんと残っていたはずの「時翔庵」すら見つからない。うろうろしている間にも、服装と茶髪が見咎められ石を投げられ追いかけられる羽目になる――。
このあと、妙に落ち着いた子供・麟太郎、麟太郎のいとこのせんと行動を共にして安兵衛を探すことになる友也。せんの手引きで歌舞伎役者・市川海老蔵と出会い、歌舞伎役者として一躍脚光を浴びる場面に、安兵衛がかつて「時の人」としてもてはやされた時よりもずっとスカっとしたのは、友也のスター性のせいだろうか。それとも頑張る中学生・友也へのエールだったろうか。「毎日をだらだら過ごしていた」友也が他に選択の余地なく与えられた仕事に真剣に取り組む様子にも、いい経験ができているなあと、つい親の目線でみてしまった私はきっと、すっかりひろ子の視点になっていたのだろう。
囚われの身だった安兵衛を救い出し、一度は頓挫した阜凛(プリン)作りに挑む友也、麟太郎、せん、そして瓦版屋のやえ。期限は10日。大団円に向けてますますスピードアップしていくラストにワクワクする。
テレビで発言を求められていたおかげで21世紀の教育問題についても詳しい安兵衛が、友也の「何もかもがつまらない気分だった」という告白を聞き、「近頃むしょうにまた学問がしとうなって参ってな」と告白する場面がいい。
「あの頃(中学生の頃)もっと勉強しておけばよかった」と、ほとんどの大人はそう思っているのではないか。ほとんどの親が、中学生の我が子に対して「今勉強しなくていつするの」と言いたくてたまらない、もしくは口角泡を飛ばしているのではないか。このセリフを安兵衛の口から言わせているだけでも、この本の価値があるような気がしてしまうのは、私自身が悩める母だからでしょうか。
こうして書くといいところばかり並ぶけど、前作が良かったせいか、映画の影響を感じるせいか、とってつけた感に時々ひっかかりはした。タイムスリップの場面や、のちの著名人がやたら大勢絡むとか、恋愛話とか。2は必要だったのか?という最初の疑問も断ち切れない。
それでもここまで続けたからにはいっそもっと続けてほしい気もしてしまう。前作を読んだ時から頭に映像が浮かんでいたエンタ色濃いこの作品。いっそドラマにしてほしい……かも、です。
紙の本
再び時空を越えて
2020/09/06 23:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
今度は成長した友也が、江戸に飛んで冒険を繰り広げます。途切れかけていた安兵衞との絆を繋ぐのは、やっぱりプリンですね。