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- カテゴリ:一般
- 発売日:2010/08/06
- 出版社: 早川書房
- サイズ:20cm/242p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-15-209149-9
紙の本
忘れない忘れない
著者 渡辺 やよい (著)
ボクの母ちゃんの頭の中は12才だ。小学生の時に交通事故にあってから記憶力がすっかりダメになって、それ以降のことはほとんど覚えていられない。「忘れんぼノート」にメモして覚え...
忘れない忘れない
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商品説明
ボクの母ちゃんの頭の中は12才だ。小学生の時に交通事故にあってから記憶力がすっかりダメになって、それ以降のことはほとんど覚えていられない。「忘れんぼノート」にメモして覚えておこうとするんだけど、2、3日で忘れてしまう。障害をもった人たちが働くパン屋さんで働いてるから、学校でからかわれたりするけれど、ボクはぜんぜん気にしてない。そんなふうに毎日を過ごしていたある日、母ちゃんの行方がわからなくなってしまって…もしも、もしもなにかあったら…人生という長く険しい道を、母、息子、父の3人で、寄り添いながら歩んで行く、せつなく温かな家族の軌跡。【「BOOK」データベースの商品解説】
幼い時の交通事故が原因で2、3日で物を忘れてしまう母・琴音と、その障害を受け入れて結婚をした父・涼。そして、苦難の末に生まれた息子・未来。喜びも悲しみも共有してきた3人の心に響く家族小説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
渡辺 やよい
- 略歴
- 〈渡辺やよい〉東京都生まれ。早稲田大学在学中に漫画家デビュー。2003年、小説「そして俺は途方に暮れる」でR−18文学賞読者賞を受賞。ほかの著書に「ピーター・ノースの祝福」など。
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家族のメモリー
2022/03/24 15:09
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
すぐに迷子になってしまう母・琴音の手を引いて、未来が家路を急ぐ夕暮れのシーンが泣けます。過去を背負って良き父・夫として振る舞う、涼の苦悩にも感情移入できました。