サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 369件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.9
  • 出版社: 双葉社
  • レーベル: 双葉文庫
  • サイズ:15cm/211p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-575-51378-3
文庫

紙の本

猫鳴り (双葉文庫)

著者 沼田 まほかる (著)

ようやく授かった子供を流産し、哀しみとともに暮らす中年夫婦のもとに一匹の仔猫が現れた。モンと名付けられた猫は、飼い主の夫婦や心に闇を抱えた少年に対して、不思議な存在感で寄...

もっと見る

猫鳴り (双葉文庫)

税込 576 5pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

ようやく授かった子供を流産し、哀しみとともに暮らす中年夫婦のもとに一匹の仔猫が現れた。モンと名付けられた猫は、飼い主の夫婦や心に闇を抱えた少年に対して、不思議な存在感で寄り添う。まるで、すべてを見透かしているかのように。そして20年の歳月が過ぎ、モンは最期の日々を迎えていた…。「死」を厳かに受けいれ、命の限り生きる姿に熱いものがこみあげる。【「BOOK」データベースの商品解説】

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

丸善お茶の水店

みんなのレビュー369件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

年老いた猫と、それを見守る男の圧巻のラスト

2011/01/21 08:48

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ルルシマ - この投稿者のレビュー一覧を見る

一昨日、読み終えた「痺れる」が素晴らしかったので、この作品も読んでみた。
主婦、僧侶、会社経営という、なかなか面白い経歴の方のようで、
しかも「痺れる」もそうなのだけど、四季折々の草花の描写が美しい。
きっと自然をこよなく愛している人なんだろうと想像できる。

妊娠半ばで子供を失くしてしまった信枝が、家の近くで見つけた仔猫。
しかし死産から立ち直れない彼女には仔猫は疎ましかった。
放置してくればそのうち死ぬことになるのだろう。
そう思いつつ、再度林の中へ捨てに行った。
それが、ある少女の訪問がきっかけで、仔猫を飼うことになる。

少女の同級生・行雄は、父子家庭で、心が病んでいた。
幸せで頼りなげな幼児が心底嫌いで、いつかそんな子供を殺してやろうと、
ナイフを持ち歩き、すんでのところで未遂に終わったこともあった。
そんな行雄に父親が仔猫を連れてきた。
父親の手前、一生懸命世話をするふりをして、そのうち殺してやるんだと思っていたのに・・

仔猫の名前はモン。
これはモンが仔猫の時から始まり、その生命力で生涯を全うするまで、
関わる人たちの心のの闇や空洞を埋めていくお話。
耳にここちよい言葉ではなく、
時には残酷すぎる結末もある。

必死にすがってくる仔猫を捨てに行く信枝も、
幸せな子供が許せない行雄も、
実は、捨てられた仔猫よりも不幸せな存在。
二人の不幸を小さな猫が浄化しにこの世に使わされたかのようです。

そしてモンの最期。
その時ですら、モンは淡々とした姿で、主人・藤治に向かいます。
年老いた猫と同じく年老いた男、
見守る、というより、見ることを許されたかのような同志の命の終わり。
この最終章はまさに圧巻。言葉に表せません。


猫にまつわる短編かと思っていたら、その縦軸はただ1匹の猫でした。
出だしが動物好きにはショックな始まりで、
愛猫家からは批判が出るだろうと思っていたけれど、
最後に至って、沼田さんもまた猫を心から慈しんでいることがひしひしと伝わって来ました。
ありがちな、かわいい猫を飼うことでみんなに元気をもらいました、とか、
その死が悲しく終わるような話ではなく、もっと深い意味を持ったものであるような気がします。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

エピソードの欠落

2019/09/30 17:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぷりしら - この投稿者のレビュー一覧を見る

3部構成で、それぞれの内容は良い。
しかし、1部と2部の間、2部と3部の間の時間経過が余りにも長いため
本来書かれるべきエピソードが欠落しているように感じる。
猫を飼うことになった主婦、猫を捨てた女の子、猫に死なれた少年の
背景やその後などをもう少し書き込んでも良かったのではないか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

小説として

2012/05/18 09:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:K・I - この投稿者のレビュー一覧を見る

一応小説としての体裁はなっている
と思いましたが、
いわゆる純文学のレベルから見ると、
作為に欠けるし、
とくべつ見るべきところはない、と思いました。
話題作ですが、それ以上ではないかな、と思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2010/10/05 07:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/01/30 21:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/30 01:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/30 12:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/05/26 22:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/05/31 01:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/06/02 19:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/06/05 05:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/07/02 23:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/06/26 13:51

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/07/07 18:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/03/24 16:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。