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読割 50
紙の本
阪急電車 (幻冬舎文庫)
著者 有川 浩 (著)
隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の...
阪急電車 (幻冬舎文庫)
阪急電車
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商品説明
隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車—人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるちょっと気になるあの人だった……。電車に乗った人数分の人生が少しずつ交差し、希望へと変わるほっこり胸キュンの傑作長篇小説。【商品解説】
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著者/著名人のレビュー
阪急電車の落ち着いた...
ジュンク堂
阪急電車の落ち着いた色合い……、好きな人は結構多いですよね。この本は阪急電車に乗り降りする人間模様を描いた小説です。舞台は阪急今津線。北摂の人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、だからこそ読んでみると乗ってみたくなるものです。各駅を題材に話は進みます。恋愛の始まりがあったり、男女の復讐劇があったり、阪急電車で大事な青春を過ごしたり……。心温まります。
書店員レビュー
阪急今津線の宝塚~西...
ジュンク堂書店京都BAL店さん
阪急今津線の宝塚~西宮北口(8駅、約15分)を題材に駅ごとに主人公と登場人物が変化する短編連作です。
たった8駅しかないこの区間で出会う人々、その人たちの人生がそこにある。そして、このどこにでもある様々な人生の機微を作者は見事にすくい上げます。しかも、登場する人々は往路よりも復路できっちり成長した姿をみせてくれます。
その文章はいつも通り作者独特のユーモアに溢れています。
読み終えて、心に温かなものが残る、そんな1冊でした。
京都BAL店文庫担当
ほっとするような、温...
ジュンク堂大宮高島屋店さん
ほっとするような、温かくなるようなお話がいくつも重なり
幸せになるような物語です。
舞台は今津線を走る阪急電車。各駅で乗り降りする人の日常が
重なり合って素敵な出会いをしたり、別れをしたり、そして
また一歩前向きになれるような優しさが詰まった物語です。
読んだ後思わず電車に乗りたくなるような、そんなお話です。
電子書籍
面白い
2022/09/22 05:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミム - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔に読んだことがあって.今回セールで安かったので久しぶりに読んでみようとおもいます。有川浩さんの作品をもっとセールしてくれたら嬉しいです。
紙の本
阪急電車
2015/09/30 11:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しらふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
実際に地元に住まわれていた方から薦められて、映画を先に見てから読みました。停車駅ごとのストーリーがすごく新鮮で、いつか訪れてみたいなと思いました。
紙の本
電車で出会った人々が織りなす人間模様…着眼点はとても良い、のだけれど。
2011/04/19 22:51
14人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:道楽猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
阪急今津線は、あのあたりに住んでいる私にとって、これまでに何度も利用したことがある馴染深い路線である。
とはいえ私は今は阪急ではなく阪神沿線に住んでいるのだが、下町のニオイがぷんぷんしている阪神とは違い、阪急は、山の手を走っているだけあってどことなく落ち着いていて、ちょっと高級感がある。
電車の色や内装も、同じくおっとりした感じ。
なので、感情的になる画面が非常に多く描かれるこの物語の登場人物たちは、私には"阪急を使う人"としてはかなり違和感があった。
あんなに感情をむき出しにしているような場面は、少なくとも私は阪急電車内では見たことがない。
阪神電車ではしょっちゅう見かけるが(苦笑)。
結果として、非常に残念なことに、阪急らしさが微塵も感じられない。
唯一「小林駅」だけが、"らしさ"を醸し出してはいたが。
これって、舞台は別に阪急今津線じゃなくてもいいのでは…
というのがいちばん初めに感じたこと。
結構致命的欠陥ではなかろうか。
まぁそれは、単なる私見であり、私にとっては致命的でもお話自体が面白けりゃ別に文句はない。
実はこの本は2度読んだ。
最初に読んだとき、
「面白くなくもない。しかし何か引っかかる。」
という漠然とした違和感があり、そこには単に阪急らしくないからという言葉だけでは済まされないナニモノかが潜んでいる気がしたのだが、上手く言葉に出来ずそのままになっていた。なので感想も書かなかった。
書けばなにやら「この外道めが」とよってたかって袋叩きにされそうでちょっと怖かったというのもある。
それぐらい正論に満ちたお話なのだもの。
それが、この小説がこのたび映画化されるとのことで何やかやと話題にのぼり、ムスメが「面白かったよねー」と話しかけてきたので「うーんそうかな」と応じたところから、色々考察するに至った。
で、もう一度読んでみた。
別にほっこりもしないし心にも沁みない私って…。
どんだけヨゴレてるんだ?
というかね、正しくありたい、という気持ちはとっても良いとおもうんだ。
だけどそれって、人の道に外れたことをすると他人から白い目で見られるからそうありたいと思うもの?
なんだかね、この物語の登場人物たちって、どいつもこいつも「人が見たらどう思うか」ってそればっかり。
私は電車の中でヒマなとき、しょっちゅう妄想をする。
前に座った人を主人公に見立てて色々楽しいストーリーを組み立てて心の中で一人でにやりとしたりする。
(文章にするとかなりアブナイな…)
でもそれは妄想だからこそ面白おかしいのだ。そこに重い現実を持ち込んじゃいかんのだ。
このお話は、妄想にしてはやたらと現実的なお話のクセして人物がステロタイプで薄っぺらい。
一方向からのみ見ているのだから仕方ないけど、「こちら側にいる人」はみんな善人で「あちら側にいる人」はみんな悪人なのかい?
会ったばかりの婆さんに「くだらない男ね」と切って捨てられた男にも、色々言い分はあるだろうに。
確かにね、赤の他人のたった一言で救われたり変われたりって、それはあると思う。そこは認める。
だけど、世の中見えている部分が全てじゃないし、私だったら、ひと目会っただけの人のことをそこまで悪く言う相手の言葉を取り入れたりしない。ていうか、相手のオンナだって見かけに踊らされた、かなり安い人間じゃないか。
いやいや、これはきっとひっかけなのだ。まだ後半があるじゃないか。折り返しでは、たぶん立場を逆転した新しい展開があるに違いない
…と期待していたんだけどね。
折り返しは、前半の人物たちのその後が描かれるのみ。
うーん…なんともはや…。
というのが、再読後の感想。初読時のもやもやの原因がはっきりしたのみ。
人間って、そんな薄いものなのかい?
電車で出会った人々が織りなす人間模様、という着眼点はとても良いのだけど、それならば人物にもう少し深みがほしかった。
最後に、苦言ついでに苦情をば。
阪急今津線は、今津が終点なんだけど?
確かに西宮北口でいったん途切れるけれども、今津線というぐらいなんだから、きっちり阪神国道と今津も書いてほしかったなー。
電子書籍
構成と短編は面白いのに、会話の関西弁がヘタで、そこを読むのが苦痛
2017/11/30 13:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アルファ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全般的に会話の関西弁がヘタ。また、ファイル形式がXMDF形式で読みづらい。短編でストーリーとキャラクターを重ねていく方法は面白かった。ストーリーは若干ご都合主義的で、キャラも下手な役者のようだったが、いくつか空気感を楽しめる短編はあった。映像向きかも。
紙の本
臙脂色の懐かしさに揺られて
2011/05/20 10:19
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koo± - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学時代は京都。卒業後は2年程大阪に住んでいた。そんな理由で阪急電車には思い入れが深い。JRより安く利便性も良。風情のある臙脂色のクラシカルな外観も好み。
特に社会人になってから頻繁に利用したっけ。大好きな京都と大嫌いな大阪を結ぶ、ちょっぴりレトロなタイムマシン。この車内に揺られているときだけは、灰色の現実を抜け出して楽しかった学生時代に戻れるような気がしていた。
この本の存在を知って「何時かは読まねば」と密かに思っていた。残念ながら舞台は馴染みの京都線ではなく、縁遠い今津線なんだけどね。文庫解説は、つい先日亡くなられた児玉清さん。感慨深い。ご冥福をお祈りします。
様々な人間模様が交錯するリレー形式の連作短編集。ライトで取っ付き易い文体。登場人物に感情移入し易くサラサラ読める。ほっこり系。ちょい女流作家特有のウエットさも。阪急電車の温かみのある車内空間はよく表現されています。
恋愛小説としてはベタのベタベタ。おもわず赤面する箇所もちらほらと。掘り下げは浅いかも。登場人物が多い割には各自の志向(思考)が被っている。もう少し人物造形にバリエーションがほしかった。特に男性視点は乙女チックで現実感が希薄。言い換えれば、この青臭さが本編の最大の魅力かな。きっと僕と同年代以上の方は頬を赤らめながら青春時代を慈しめます。こっちが気恥ずかしいぐらいノリノリで書かれている児玉清さんの解説も必読。
臙脂色の懐かしさに揺られて。たまにはこんな旅もいいな。
電子書籍
本&映画の感想
2022/02/27 15:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sachi - この投稿者のレビュー一覧を見る
本で読んだときは、大学生の圭一&美帆の恋と、図書館デートする征志&ユキの恋がいいなぁと思いました。どちらの恋も、若者で、似たもの同士で、恋の始まりの初々しい感じが伝わってきて、私も恋がしたいなぁ…とドキドキしました。
一方、映画を見たら別の印象を持ちました。中谷美紀演じる翔子と戸田恵梨香演じるミサ。失恋した者同士、失恋の痛みを追ってから前向きな人生を生きようとする姿勢に爽やかさを感じました。
ちなみに、亜美役の芦田愛菜ちゃんはとても可愛かったです!
電子書籍
沿線を知らずとも
2021/12/28 20:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もち - この投稿者のレビュー一覧を見る
螺旋状に繋がっていく人間模様が楽しいです。
電子書籍
有りそうで無いお話
2021/09/08 23:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
犬を飼い始めた老人の話はなるほど……だし、翔子の元カレはひどすぎ、と思ったら、痛快な行為に出るし……(この行為は、時々、あると聞くけど……結婚式で……)、別れた方が絶対幸せなのに、別れられないカップル……あるある感だし……。
電子書籍
ちょっとおでかけ
2017/04/24 06:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆーくす - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつもの車窓から見る景色。これってすぐ横でつり革につかまってる知らないこの人も、窓に持たれているあの人も、見てるんだよな。どんなことを思いながら眺めてるのだろう。ふとそんなふうに考えたことがある人、けっこういるんじゃないかな。
阪急電車。関東に住んでる私にはあまり馴染みのない路線。
でも、ページを開けるとそこにいるのは、知り合いのような人、友達のような人、そして過去の自分のような人、今の自分のような人。彼らが泣いたり、笑ったり、怒ったり、傷ついた心を癒したり、恋を実らせたりする。ページを繰るうち、なんだか、自分が束の間、阪急電車に乗ってるような気分にもなってくる。
あっという間に読めて、読んだあと心がほっこり温かい。
紙の本
空気感
2016/04/21 23:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
阪急の中でもどこかのんびりとした感じの線。この本の、関西弁であったり、自分が乗った時に感じた各駅までの車窓からの景色や陽射しなどが自然と浮かんできて親しみを持って読めた。
紙の本
いろんな人の感情が見えます。
2015/08/29 22:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sみっふぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋にやぶれた主人公のストーリーと感情、そして主人公が阪急電車に乗車して出会う人たちの様々な事情やかかえてる思いが同時に進行して、感情の激しさや緩やかさいろんな事を感じとりながら読める一冊です。
電子書籍
楽しめます!
2015/03/29 22:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の本をどんどん読みたくなる、そのきっかけになった本です。読み終わると、すっきりした気持ちになれる本だと思います。なんというか、素敵な言葉がたくさんある物語でした。特に女性が、とりわけ老婦人が素敵でした。阪急電車の中でもかなり短い路線ではありますが、その路線ならではの描写がすごくよく伝わってきて良かったです。
紙の本
ミステリー系の小説以外で読みたくなりました
2024/04/02 13:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルル - この投稿者のレビュー一覧を見る
西宮北口駅から宝塚駅まで続く阪急今津線の片道8駅の往復16駅が舞台となっているお話です。
それぞれの駅と異なる登場人物が、微妙にずらしながら時を同じくするのが、なんだか人生と一緒で面白いと思います。
紙の本
他人の人生を覗き見できます!
2022/11/19 19:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
電車で一緒になっただけの人。
そんな人が紡ぎ出す物語。
電車の窓から他人の人生を覗き見できます。
個人的には、翔子の物語に惹かれました。
願わくは、彼女の人生が幸せなものになりますように・・・・・・
電子書籍
連結型短編集
2022/10/09 13:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
電車に居合わせた人々のそれぞれの物語を描いているので短編集のようだが、軽く絡んでくるので全体としては一つにまとまっているような、まさに電車みたいな小説。とても温かみ溢れる話ばかりで読後感もいい