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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.9
- 出版社: ダイヤモンド社
- サイズ:19cm/243p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-478-01322-9
読割 50
紙の本
売れ続ける理由 一回のお客を一生の顧客にする非常識な経営法
著者 佐藤 啓二 (著)
スーパー「主婦の店・さいち」の経営者が、仙台の山奥にありながら、全国から客がひっきりなしにやってくる秘密と、常識を覆すレシピなしの人づくりを初公開。【「TRC MARC」...
売れ続ける理由 一回のお客を一生の顧客にする非常識な経営法
売れ続ける理由
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商品説明
スーパー「主婦の店・さいち」の経営者が、仙台の山奥にありながら、全国から客がひっきりなしにやってくる秘密と、常識を覆すレシピなしの人づくりを初公開。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
佐藤 啓二
- 略歴
- 〈佐藤啓二〉1935年仙台市生まれ。仙台・秋保温泉にある小さなスーパー「主婦の店・さいち」代表取締役社長。常識を覆す戦略で年商6億円。300種超のお惣菜とおはぎが売上の5割を占める。
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紙の本
あのおはぎの秘密がわかり、ますます食べたくなりました
2011/03/01 09:24
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニュースの情報コーナーなどでたびたび取り上げられる
主婦の店さいちの秋保おはぎ。
4段のショーケースには2個入りから10個入りの
おはぎのパックがズラーっと並んで紹介されます。
このおはぎ、一日平均5000個、土日は1万個売れます。
大きなおはぎなのに1個105円。
秋保の人はそんなにおはぎが好きなのか――。
そんなことを思っていのたですが、
本書を読んで、このおはぎそのものがおいしいことを
知りました。そして売れ続ける理由が分かりました。
このお店、人口4000人の町にある80平方mの小さなお店。
典型的な全国にある、過疎化で経営の厳しくなる条件です。
しかし、お客様がひっきりなしに訪れて
駐車場は常に満車。年商は6億円。
その理由がおいしいおはぎとお惣菜。
これが売り上げの半分を占めるといいます。
本書は、その売れる秘訣とノウハウを
お店の歴史や従業員教育とともに紹介してます。
ちなみに、このお店では同業、他業種問わず
研修を受け入れていて、その数は今までに600社以上。
大手スーパーや外食チェーン店の名前が並びます。
おはぎにしてもお惣菜にしても、家庭の味ですが
家庭の味よりもおいしく作るをモットーにしています。
そのおはぎは専務(社長の奥さん)が
午前1時半から煮込み始めます。
今のところ、彼女にしか出せない味だそうです。
お惣菜も常に300種類以上を店頭に並べます。
どれも季節感を大切にしています。
そして売れ残りを出さない工夫がすごい。
単価は安くても利益率が上がります。
お客様に満足してもらうために
従業員教育に取り組み、
さらにお客様からのお褒めの言葉は直接聞かせる。
つまり、心をこめてものを作り、
それを売る姿勢ができあがります。
しかし、このお店、1970年にはどん底だったといいます。
借金を背負って起死回生にしゃにむに働き
今の千客万来を招いたのです。
また、従業員には
「必ず幸せになってください」
と朝礼で伝えるというのが感動的。
こんな社長、見たことない。
そんな社長自らの言葉で綴られた本書では
「商い=飽きない」でやりとおすことを
幾度も繰り返し、
アナログな客数・売上対照表など
惜しみなくノウハウが公開されています。
なんで近くにコンビニや大きなスーパーが
開店してるのに、さいちの売上が伸びるんだろう。
共栄共存も秘訣といいますが、この常識破りはわからない。
実際に行ってみたいお店です。
紙の本
タイトルに偽りあり
2010/12/10 19:04
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:生駒 貴弥登 - この投稿者のレビュー一覧を見る
残念ながら、サブタイトルに偽りありです。
「非常識な経営法」ですが、書かれている内容は「常識のある経営法」。
常識のある経営法を、馬鹿になって実行していることが、この本の著者の成功の理由です。
売れなくて悩んでいるから読む。それも良いでしょう。
それよりも、順調に売れている、素晴らしい経営者の方に購入頂きたい。
購入しても読まなくて良い。
困ったときに、あの本があったと思いだして読んで欲しい。
自身のぶれが致命傷になっていることに気が付きます。