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紙の本
激変!日本古代史 卑弥呼から平城京まで (朝日新書)
著者 足立 倫行 (著)
古代史最大のミステリー、邪馬台国の姿が見えてきた! 卑弥呼、ヤマト王権、出雲王家、大化改新など、日本のルーツの謎を追って、古代史フリークの著者が徹底取材。考古学最前線をレ...
激変!日本古代史 卑弥呼から平城京まで (朝日新書)
激変!日本古代史 卑弥呼から平城京まで
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商品説明
古代史最大のミステリー、邪馬台国の姿が見えてきた! 卑弥呼、ヤマト王権、出雲王家、大化改新など、日本のルーツの謎を追って、古代史フリークの著者が徹底取材。考古学最前線をレポートする。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
足立 倫行
- 略歴
- 〈足立倫行〉1948年鳥取県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。週刊誌記者を経てノンフィクション作家に。著書に「北里大学病院24時」「アジア海道紀行」など。
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紙の本
おもしろい視点
2016/03/25 13:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よし - この投稿者のレビュー一覧を見る
にわか,古代史ファンには必読かと思います。このような,文学?考古学?でない切り口は,ぜったいに必要だと思います。井沢元彦のものは,あまりに,そのような専門家への悪口だけでしつこくてイヤだ,と思っているひとには,いい内容です。特に,出雲に関しては,おもしろい(これ以上は,ネタばれになりますので,ここまで)
紙の本
上代日本史ロマン
2016/02/07 18:14
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
都市開発などで遺跡が発見される度に書き換えられる
日本の古代の姿に興味があって買い求めました。
手軽な新書版なので、関西旅行のお供に好適でした。
紙の本
箸墓古墳から聖徳太子、伊勢神宮までの古代史
2010/12/26 21:37
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書はルポライターが書いた歴史に関する新書である。この類の書は歴史学者が著すのが通常であるが、ルポライターが書くとこうなるであろうという予想がある程度つくものであった。
歴史といっても本書では日本の古代史を扱っている。とくに遺跡巡りを行って、発掘現場に密着するなどルポライターらしい取材を行っている。その記録を新書にまとめたといっても過言ではない。記録の内容は発掘現場での記録と発掘の指導をしている学者の話をまとめたもので、したがって、さまざまな学説を紹介しているといってもよい。
ここで取り上げる古代史の範囲は広く、副題に「卑弥呼から平城京まで」と書かれている通りである。前半が最近発掘調査がなされ、卑弥呼の墳墓であるとの見方が強まっている箸墓古墳が取り上げられている。
箸墓古墳の発掘から卑弥呼の古代王国の有り様が語られている。この王国との関係で邪馬台国のルーツである吉備と出雲の遺跡調査(墳墓の形式など)の結果などが考察されている。この辺りが学者の書く書と異なるところであろう。もう少し卑弥呼の墳墓としての箸墓古墳に言及してほしかったところである。
さらに本書では邪馬台国の九州説にまでテーマが及んでおり、やや散漫になってしまっている。日本書紀をめぐって山の辺の道を歩むなどは如何にもルポライターらしい記事になっており、それなりに楽しめたし、天皇家の系譜を紐解くところは大変分かりやすかった。
しかし、その後古代東国の中心地「上毛野」を探るところでは、さらにテーマが発散してしまう。ただし、群馬県にある遺跡を辿るところは、私にとっては新しい情報なので興味をひかれた。ここからは「聖徳太子はいなかった」、「大化の改新の真相」、「伊勢神宮はいつ誕生したのか」というテーマが続き、平城京への道は遠くなってしまった。
古代史の中でもよりテーマを絞り(たとえば箸墓古墳)、現代に遺す断片的な遺跡を辿って行った方が、読者が今の古代史の一端を理解する助けになるのではなかったか。あまりにも盛りだくさんになってしまい、結局読後に残ったものが少なかったような気がする。