紙の本
お寺のクリスマス
2019/12/10 17:51
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
「長福寺のメリークリスマス」が一番面白かったですかね。
もちろん、どの作品も、荻原さんらしく、及第点の出来です。
電子書籍
今ひとつかな
2021/12/03 22:22
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
七つのエピソードの短編集。表題作は感動したけど、あとは様々な人々の日常で起こったちょっとした事件という感じで、特に面白いとは思えなかった。
紙の本
いつもより
2021/10/18 01:42
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
荻原さんの、こういう系統の短編集は何冊か読んでいるのですが今回はちょっと笑えるところが少なすぎて、むしろ不快な感じが多かった気がします。
いつもは、トホホな人たちを心の中で応援しつつフフッとなるんですが、結構嫌な人間が出てくる話が多く、正直微妙でした。
さよなら、そしてこんにちはとビューティフルライフはよかったです。
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短編集。サラサラと読めてしまって、正直言ってちょっと物足りない感じでした。「ビューティフルライフ」はリストラされた父親と一緒に田舎に引っ越してきた一家のお話ですが、不登校児の末っ子が一変するのではないかという予感を感じさせて終わっています。このお話の続きを読みたいです。
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読了。
笑い上戸の葬儀屋、おっとりしすぎの料理研究家、特撮ものの俳優にミーハーな憧れを抱く子育て中の主婦、妻子からクリスマスを祝いたいとせがまれる住職……。ちょっとずれていて、ちょっとなさけなくて、ちょっといいところのある普通の人たちの、ちょっと笑える悩みアレコレ。
日常ものの短編集です。
癒されました……。『明日の記憶』や『ハードボイルド・エッグ』がそうだったように、感動の大作! とか、大爆笑請け合い! とかそういうのではないんですけど、ユーモラスで、ほんのりあたたかくて、地味に好きな一冊でした。
荻原さんは、人の弱いところや情けないところや、それでもどうにか頑張って日常をふんばっているところなんかを描かれるのがすごくうまくて、人の弱さがじんわり愛しくなるような、そんな物語を提供してくれる作家さんです。
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読んでいて気持ちがちくちくした箇所もあった。各々の物語の主人公が見てて痛々しかったりして。
でも、基本的に全て温かい気持ちになった。
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心が温まったり、寂しかったり、情けなかったり、もどかしかったり。
くすっと笑うくらいがちょうどいい短編集。
さらっとしていて読みやすかった。
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クスッと笑える、そんな短編ばかりで、気持ちよくなれた本。働くって、本当に大変。でも、そんな中で、こんな「クスッ」が出れば、それだけでがんばれる。そんな、「クスッ」を求めて働いていきたい。
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「大切なのは、死んじまった人より、これから生まれてくる赤ん坊だよ。ご遺体は古いアルバムよ。ページをめくり返すだけ。遺影はいつだって見られる。子どもは一秒ごとがシャッターチャンスだもの。」
(「さよなら、そしてこんにちは」より)
うーん、、荻原さん、嫌いではないのだけれど、パンチが弱い作品集でした。
どうしても、家族小説だと私は重松清が最高峰になってしまう。
なので、どうしても、ちょっと違う、と思うフシが多々。
後半になるに連れて、荻原さんっぽく読めるようにはなってくるのだけれど、冒頭からなんとなく、重松で抱く感動を求めてしまっていたから違ったかな。
「美獣戦隊ナイトレンジャー」とかは面白かった。
ちょっと笑えちゃうのが良い。
【1/19読了・初読・先生蔵書】
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荻原さんの書く話が好きです。
この短編集の中では、特に「美獣戦隊ナイトレンジャー」がおもしろかった。
行列に並んでいるときに子どもが「トイレ」と言い出すエピソードが、思いっきり「わかるっ!」と思いました。
絶妙のタイミングで、トイレというカード出して来るんだよなあ、子どもは…。
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短編7作。
主人公の職業(役割)にまつわるエピソードで、一生懸命に仕事しているからこそ困ったり焦ったりするその様が、笑えたり、愛おしかったりする。
職業の話でありながら、家族との関係がしっかり描かれているのも、立体感のある作品になった理由かもしれない。
堅苦しくなく軽いタッチでほのぼのと、ちょっと切ない。
上手な作家さん。
疲れて、ひといきつきたい気分のときが読み時かと。
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この作者らしい、観察眼が発揮されているというか、皮肉を聞かせつつも、しっかりと読ませる物語を書いているという印象。
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日常を切り取った作品群。読み終わるとほっこりします。
選択は間違っていたり、格好悪かったりしますが人間なんてそんなものですね。
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短編集。
思いっ切り笑ったり泣いたりはできないけど、読み終わった時に微笑みたくなる話ばかり。どれも軽いのですぐ読める。
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ありふれているようで、ちょっと個性的な人たちの生活や
そこで起こるちょっとした事件についての短編集。
葬儀屋から主婦、スローフードから仏教と、ネタは幅広かったので
似たようなテーマばかりだった割にはマンネリにならなかったのがよかったかな。
個人的にいちばん面白かったのは最後の短編。
クリスマスを家族のために祝おうとする心と信仰心の狭間で揺れる坊主の
描写がユーモラスだった。
ただ、全編に共通しているけれど、結末がオチにするには弱かった。
予想が簡単にできたり、中途半端だったり、楽観的過ぎたり
もうちょっと踏み込んで書いてほしかったなぁと思った。