EVERNOTE WORKING
著者 中嶋茂夫
【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。】iPhone、Xperia、iPad+EVERNOTE=仕事の効率が大幅アップEvern...
EVERNOTE WORKING
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。】
iPhone、Xperia、iPad+EVERNOTE=仕事の効率が大幅アップ
Evernote(エバーノート)は、テキストや画像、PDFなどありとあらゆるデータを記録できるドキュメント管理サービスです。Evernoteがその実力を発揮するのは何といってもビジネスの現場です。社内会議や企画立案、社外の打ち合わせや営業活動を強力にサポートしてくれます。具体的には社内会議のデータの管理、企画用データの収集、外出先からの見積書の確認など、用途は無限大
本書は、そうしたビジネスの現場で利用する具体的なシーンを想定し、Evenoteを仕事で活用する手法を解説した書籍です。PCだけでなく、スマートフォンやiPadからの利用方法も網羅していますので、あらゆるビジネスシーンで利用できる内容になっています。ビジネスの現場で役立つEvernoteの活用方法がつまった1冊です。
こんな人におすすめ ばらばらなデジタル情報を一元管理したい アイディアをまとめて整理したい 共同で仕事をすすめたい 外出先で見積もりを確認したいなど 利用できるビジネスシーン 情報収集/情報整理/情報共有/営業ツール/タクス管理/企画立案/プレゼンテーション
【動作環境】 EVERNOTE 4.0 for Windows 対応 Windows / Mac / iPhone / iPad / Android 対応 ※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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Evernoteの初心者から中級者までをカバーする本
2012/04/29 10:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JOEL - この投稿者のレビュー一覧を見る
Evernoteの活用術の本は、今ではたくさん出ているが、それぞれに特長と想定読者が違う。本書は、初心者からビジネスシーンでの活用までと幅が広い。2010年12月発売なので、少し時間が経っているが、この幅の広さは捨てがたい魅力だ。
アカウントの取得から、web、クライアント(windonws、mac)、iPad、iPhone、Androidなどのデバイスごとに何ができるかまとめてある。ノートの作成法、タグの付けた方など、かなり懇切丁寧にまとめられている。
Evernoteを始めたが、いまひとつ活用法が分からないという人は、こうした本を手にとって、ひと通り学習するとよいのではないだろうか。
ふだんから情報整理やその活用を実践できていない人は、アプリを入れたものの、いつのまにかEvernoteを放置してしまうことにもなりかねないし、そうなっている例は多い。そうした人が、再入門的に本書を読むのもよさそうだ。
Evernoteのすごさは、ワードファイルも、写真も、音声もすべてひとつのノートにまとめられるところにある。これまでのPCではひとつのフォルダに置いておくことぐらいしかできないが、Evernoteでは有機的にまとめておくことができ、あとから知的生産活動がぐっとやりやすい。
そして、何といっても、OCR機能があるので、文字検索が容易にできることだ。これはすごい。iPhoneなどでEvernoteを利用すれば、GPS機能で位置情報も記録できる。名刺をもらったときに、訪問先の会社の位置を記録してしまえるのだ。本書ではGoogleマップと併用して、次回に相手先を訪問するときの経路を表示させる仕組みも説明している。時間と労力を省くことができるのだ。
Eye-Fi カードを導入すれば、PCを経由しなくてもデジカメ画像をPicasaなどに取り込むことができることにもふれている。
アイデアを生む出すための活用法(第4章)、社内でデータを共有する方法(第5章)、タスク管理の方法(第6章)、営業ツールとしての活用法(第7章)などは、ビジネスシーンでの活用法だ。
こうした仕組みを導入すれば、会社での生産性が高まる。これまでだと有料の高額な営業支援ツールに頼っていたのが、無償になる。ただし、無償利用には上限と機能の制限があるので、その点は踏まえる必要がある。
Evernoteの本で何を選ぶか迷っている人は候補にあげてもよい一冊といえる。
追記: 2012年4月25日、Googleが”Google Drive”というサービスの開始を発表した。クラウド・サービスだが、OCR機能も持たせるようだ。Microsoftも、その数日前に、”MS Skydrive”の充実を発表した。
Evernoteから、こうしたサービスへの移行が進むかもしれない。あるいは、DropBoxやEvernoteは機能をいっそう充実させて対抗するのかもしれない。要注目である。