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紙の本
やさしい死神 (創元推理文庫)
著者 大倉 崇裕 (著)
死神にやられたとの言葉に首をひねる表題作を皮切りに、先行きを危ぶまれていた噺家二人が急に上達する「無口な噺家」、元名物編集長の安楽椅子探偵譚「幻の婚礼」、牧&緑コンビ定番...
やさしい死神 (創元推理文庫)
やさしい死神
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商品説明
死神にやられたとの言葉に首をひねる表題作を皮切りに、先行きを危ぶまれていた噺家二人が急に上達する「無口な噺家」、元名物編集長の安楽椅子探偵譚「幻の婚礼」、牧&緑コンビ定番の張りこみで決する「へそを曲げた噺家」、『幻の女』ばりに翻弄される「紙切り騒動」の五編を収める。編集長に頼ってばかりはいられない、間宮緑探偵孤軍奮闘の巻も微笑ましい、好評シリーズ第三弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
「季刊落語」編集部に配属された当初は大いに困惑した間宮緑だったが、徐々に馴染み、牧大路編集長との掛け合いも板についてきた。“死神にやられた”との言葉に首をひねる表題作を皮切りに、先行きを危ぶまれていた噺家二人が急に上達する「無口な噺家」、前編集長の安楽椅子探偵譚「幻の婚礼」、牧&緑コンビ定番の張りこみで決する「へそを曲げた噺家」、『幻の女』ばりに翻弄される「紙切り騒動」の五編を収める。編集長に頼ってばかりはいられない、間宮探偵孤軍奮闘の巻も微笑ましい、好評シリーズ第三弾。解説=村上貴史【本の内容】
収録作品一覧
やさしい死神 | 9−74 | |
---|---|---|
無口な噺家 | 75−137 | |
幻の婚礼 | 139−198 |
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書店員レビュー
あこがれの出版社に入...
ジュンク堂書店福岡店さん
あこがれの出版社に入社早々、季刊落語の編集部への辞令を受け
嫌々仕事を始めた主人公、間宮緑だが編集長の牧に助けられながら
なんとか落語の世界にも馴れていきながら寄席で起こる謎を解くのが
シリーズ第一作目の「三人目の幽霊」で今回の作品はシリーズ三作目
ともなり随分と緑も落語に詳しくなっています。
今まで落語にまったく興味がなかったのですが、それぞれの短篇の出だし
に落語が演じられているのを読み、大いに興味が出て落語を聴きに行きたくなりました。
それぞれのお話の結末もきちんと、オチがついていて安心できる作品です。
文庫 大草
紙の本
ストーリーそのものが創作落語のような雰囲気
2015/08/25 12:17
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
編集者・落語・ミステリィ...ちょっと面白そうな組み合わせと思って読み始めた。落語専門誌「季刊落語」の編集部は、新人編集部員といつも仕事は二の次の編集長の2名体制。この二人が寄席を中心に巻き起こる事件に巻き込まれ、謎解きに奔走する。
殺人とか強盗とかの救いのない事件はやはり起こらないのが好み。寄席の作法とか代表的な落語の演じ物とかをミステリィの伏線としての使っているように見せかけて、読み終えてみるとストーリーそのものが創作落語のような雰囲気を持つ。そこにハッと気づいて思わず「うまい!」と膝を打つ読者は多いと思う。