紙の本
前半はよいが後半はすこし散漫 ?!
2011/04/15 23:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代の 10 代,20 代の若者たちはどこがちがうのか,それをまざまな統計などをつかって,しめそうとしている. 変化は 1980 年代からおこっているが,とくに最近の 5 年間くらいの変化がはげしいという. それはソーシャルメディアの登場による.
だが,後半になると話題の焦点は日本の若者からははずれてくる. そのために,この本の印象もすこし散漫になっているようだ.
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今の若者の生態をソーシャルメディアという切り口から捉えた本。現代の若者は、以前に比べておとなしく、消費に対しても活発ではないとされている。しかしながら、それは時代の影響ももちろんあるだろうし、その中で何にいくら使うのかを考えたり、自分らしさ、またはお手軽なものを求める傾向が強いという風にとらえることもできる。著者の見解では、ネットやスマートフォンの更なる普及にあいまって、その傾向はさらに増していくだろうと推測している。自分自身(学生)の観点から述べれば、10年20年前の人たちがどんな風だったのかはそれほど重要ではなく、やはり自分自身が背伸びをしないありのままのスタイルでラフにいることがその傾向としてあり、周囲もまたそのようだと感じられる。それがいい悪いという二元論ではなく、今の傾向としてあるのだと、大人の側も捉えなおす柔軟なさが必要なのではないだろうか。
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個の違いというより、世代の違うということでの世界の見え方は、衝撃的に違うということを認識させられる。文化や思考の違いはもちろんだが、新しい世代は、いつでも前の世代を圧倒的に超えている。自分たちの世界をつくるのではなく、次の世代のための世界をつくることを忘れてはならない。
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アスキー総研の独自のライフスタイル調査をもとに、現代人のライフスタイルをまとめた一冊!!
ひさしぶりに楽しかったです。
ソーシャルネイティブに必要なもの。
1 メール 2ウェブ 3ssn
スマホを持っている人はリア充率が高い
動物の盛りをもってるヒトは彼がいない
ポニョ見たヒトは、見ていない人より2.5倍 電子書籍を読む
ポニョを見ない人はみた人にくらべて、四倍、動物の森をやる
若者の消費の停滞。旅行、酒、車に消費せせず彼氏彼女もいない人の出現背景。
「ビンボーハッピー」だから消費は盛んではない。
1無料コンテンツ
2ファストファッション
3価格比較・共同購入
4シェア
5ソーシャルネットワーク
6リアルのバーチャル化
7iPhone
があげられるらしい。
目から鱗
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アスキー総合研究所所長が著者だからなのか、
ただ単に情報の羅列という感じが否めなかった。
ただ、コンピュータが身近になった、ここ10年の話。
その短期間でここまで変わったことを忘れずに、興味を持ち、勉強を続けなければホント置いて行かれそう。
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読みやすいけど、内容が薄い。MCS2011のデータの中には興味深いものもあったが、全体的な本の内容としてはいまひとつだった。
消費しない若者は、ネットの無料コンテンツに満足してるという内容が中心なかんじ。
ほかのメディア関連の本と比べて、突出した関心事はなかったです。
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アスキー総研の市場調査から読み解く、いまどきの日本人。ビンボーハッピー、つまり、収入は少ないけどそれなりに楽しみをみつけてささやかに生きる。人間関係はネットとリアルを同レベルであつかう。
うーん、これってバブルの頃にあるべき、と思っていた「清貧の思想」的な生きかたなんじゃないかなぁ。
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話が論理的でないところもあるのだが、データに基づいているので、ある程度の納得感はあった。今のトレンド「ソーシャル」の中心である10代、20代の動向がわかって、参考になった。
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■新しい日本人
・10代よりも20代がマンガやアニメを消費
・男性20代前半では63%、女性は31% がニコニコ動画を視聴、それぞれ4%、3%がニコニコプレミアムの会員。ニコニコ生放送は、男性20代前半が15%、女性は9%が視聴。
■ビンボーハッピーな生き方
・若年層では、モノを所有することで「差をつける」ことや「ライフスタイルを体現する」ことへの関心が低下している。
・「今後、1、2年以内に購入したいもの」では、10代でiPhoneの比率が高い。20代では、Androidが15.3%と高い。
・「ビンボーハッピー」の七つ道具
①無料コンテンツ②ファストファッション③リアルのバーチャル化④シェア(共有)⑤価格比較・共同購入
⑥ソーシャルメディア(SNS、ツイッター)⑦iPhone(スマートフォン)
・世界のネット人口の半分近くがソーシャルメディアを使っていると推定できる。
・ソーシャルはなぜ凄いのか
①人から人に活動が伝播するために、ネット全体が常に活動的になる。
②データの精度が上がる
③リアルとの連携の可能性が高い
■日本のソーシャルメディアはこうなっている
・20代男性の半数が「ニコ動」を見ている
・20代は「絵」で30代以上が「写真」
・ソーシャルゲームの利用状況:無料のゲームしかやらない。20代、30代では1日1時間以上プレイするという人が30%程度いる。女性20代で携帯でゲームをしている人は41%で、その半分近くがソーシャルゲーム。
・今の20代は、映画や音楽やマンガや商品などの情報源として、「友人・家族・知人」とあげる人が世代別に見て最も多い。
■スマートフォンを持ったサル
・iPhoneを使っている人の割合は、20代、30代、40代、50代の順と若年層が多い。10代がiPhoneを欲しいといっている割合も高い。
・生活の道具としてiPhoneを使っている人がどんどん増えている。iPhone主婦が登場。
・休日の楽しみ方:iPhone利用者は「学習・資格取得」と答えた人が23.7%。
・ナード:コンピュータや数学などに詳しい理系オタク的な人たちのこと
■ゼログラム化する世界の中で
・米国では難視聴対策などの理由もあり、ケーブルなど多チャンネルの契約をしている世帯が80%にもなっている(日本は20%といわれる)。そこに、YouTubeだけでなく、「Hulu」や「Netflix」といった、テレビ番組や映画の配信が登場してきている。
・iPad利用者の年齢層は、iPhoneより高く、40代が利用率でピークになっている。iPhoneが、20代の利用率が高かったのとは対象的に、40代に次いで使っているのは10代である。
・「セカイカメラ」いまいる場所についての情報を読み書きして共有するだけだから、わざわざカメラをのぞいてタグを貼るという行為は、本来不要にも思える。しかし、その無駄に見えるカメラをのぞくという行為によって、バーチャルとリアルが同次元になる。デジタルがリアル��の間にある垣根を越える瞬間のようなドラマチック感が、このソフトを注目させた。
■日本人とソーシャルネイティブ
・「ユルくなる」理屈や決まり事や権威よりも、実際に「みんなに使ってもらえている」ことに意味がある。
・創作が流行る
・レイ・エキスパート(素人の専門家):「Quora」という実名性のQ&Aサイトが注目されている。
・独創性よりも、ネットワークを構成する「ノード」(接点)として貢献することに生き甲斐を感じるようになる
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ソーシャルメディアとそれを取り巻く人間と環境の考察。
新しい媒体となって、これからどんどん形を変えて進化していくネットについて、いろいろなリサーチデータを元に構成されていて読みごたえもあり、面白かった。
ただ、脱字が多過ぎ。
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「ソーシャルメディア」本としては、単に現状報告・整理だけではなく、独自の視点を持った内容。
アスキー総研の独自のライフスタイル調査の分析という意味だったら、平易ではないが、はっとする解釈なのでよい本だと思う
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現代の20代男性の休日のデート率は14%で、どこかに出かけるより、家でゲームだという。家に連れてくるのはある意味最終目的で、デート相手がいなくて、そこまでのデート率に至っていなかった自分と比べると隔日の感。ソーシャルメディアとの関連性の本ではあるが、ちゃんとソーシャルなリアルライフまで言及していて面白い。日経の書評には、「メディアと日本人/橋元良明」とともに紹介されている。
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いまどきの若い人の素性が調査結果でまとめられているのだけど、え?もう結論づけるの?というやや雑な記載が眼につきます。遠藤さんの編集方針はもっと厳しいものだったと昔の週アスを読んでいた身からすると思うのだけど。
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一度読んだのだけれども、ちょっと内容の必然性が分からないなと思ったら、最後の方に説明があって納得。書かれている内容は理解できるけれども自分には文体があまり合っていないようで読みにくかった。もう一度読んだらもっとわかりやすくなっているかも。
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「ネオ・デジタルネイティブの誕生」と一緒に図書館で借りて読んだ本。
ネオ・デジタルネイティブで言う86世代一部と96世代のソーシャルネットワークをネイティブに使いこなしてる内容やデータの紹介。
ネオ・デジタルネイティブ≒ソーシャルネイティブってことだね!
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貧乏ハッピーというライフスタイル。
1.無料コンテンツ
2.ファストファッション
3.リアルのバーチャ化
4.シェア
5.価格比較・共同購入
6.ソーシャルメディア
7.iPhone