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著者 とり みき
クレープを二度食えば (RYU COMICS)
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みんなの評価4.1
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評価内訳
2011/04/14 09:13
投稿元:
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リリカル(笑)な青春SFを集めた一冊。最後の方の3作品は既に「山の音」で持っている作品だったのは少し残念だったけど進研ゼミに連載されていた「クレープを二度食えば」は好きな作品です。なおギャグはほとんど無い(少しはある(^^;)のでその方面よりもSF成分を楽しめる方向け。好き嫌いはあると思うけど私は好き。
2011/04/17 10:37
とってもリリカルだった。ギャグがない……だと!? 表題作は展開がわかってても心躍るものがある。「カットバック」は忘れえぬ美しさみたいな余韻が好み。その一瞬に切り取られた映像が心に残る。そしてあの何気なさ過ぎる「望楼」が実は特に好きだったりする。
2011/08/15 23:55
愚弟より拝借。 さらさら読めるのに、ついつい何度も見てしまう、 不思議なストーリーの数々。 とり・みきの他の作品も読んでみたくなる…
2011/09/08 23:59
SF大好きなモンで、こういう物語群は相当好み。「時をかける少女」当たりの雰囲気。かな。話によって絵のタッチもずいぶん違う。漫画家ってやっぱりすごいなー。いいよね、SF。
2012/03/17 19:18
とり・みきリリカル作品集。 ほんと、リリカル(笑) でも、これはこれで気持ちいいです。 絵がもうちっとうまかったらな~と思ったりします。わざとこの絵柄な部分もあると思いますが、どこかリリカルなストーリーに絵が負けてる気がする。 逆に、普段のギャグだと、全然、気にならない絵なんですけどね。 このサイト、最近は、本を読む時にTwitterで感想をつぶやいて、それを元にして記事を書いているのですが、この本の感想をつぶやいた時に、とり・みき本人から反応があって、ビックリしました。 そういえば、とりさんは、「とりったー」というtwitterネタのマンガ書いていたのでした。そういうことがあってもおかしくない。 しかし、ビックリした。なんかSFです。 恐るべき時代になったものです。
2012/02/01 22:35
1983年「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」から2008年「もうひとつの転校生」までの四半世紀間に書かれた作品の中から選ばれた7作品を集めた作品集。 絵柄・作風は全部古く、収録されてるうち1980年代以前に書かれた4話はトーンも使われていないので余計に古めかしく感じるかもしれません。 また、作者のベースがギャグ漫画家であるせいか、どれも今一つパッとしません。 でも、8年前からタイムスリップしてきた記憶喪失の少女とカジシンとの恋物語である「クレープを2度食えば」は表題になっているだけあって、タイムパラドックスを上手く利用していておもしろかった。 また、主人公の彼女と男子転校生の中身が入れ替わる「もうひとつの転校生」の終わり方は薄気味悪くて良かった。
2012/02/15 23:38
とり・みきのストーリーテラーとしての才能を存分に発揮した表題作。氏は大ハズレもあるけどこういうのも描くから油断できない。 ☆3.5
2012/06/17 18:30
実家で眠っている山の音に載っていた作品が何作品かあります いったい何年ぶりに読んだだろう でも、内容覚えてるもんですねぇw やっぱ、SFは自分の原点みたいです。
2012/10/16 01:48
収録作品(カッコ内は初出年数) ■もうひとつの転校生('08) ■望楼('03) ■クレープを二度食えば('92) ■砂浜のメリークリスマス('87) ■羽根の塔('85) ■カットバック('85) ■銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ('83)
2013/10/18 00:02
日経ビジネスオンラインでとり・みき氏は記事を(ってかエッセイ?)書かれていて、その中で出てきたのもあって衝動買ってしまったのですが(ハルヒの長門の百冊とやらはあとがきで知った)。 これは……いい!! リリカルと書かれてご本人も照れておられたが、なんとも甘酸っぱいSFメインの短編集。 どれも良いが、やはり表題の「クレープを二度食えば」が一番グッと来る。 なんというか「夏への扉」とか「たんぽぽ娘(某古書店の話で図書館の予約がパンクしたアレ)」を読んだときの甘酸っぱさを思い出した。 SF的にどうかとかそういうのは置いておいて、とにかく「好き」な短編集。
2019/05/02 11:12
タイムリープものの話題でちょこちょこ名前が出てくる表題作「クレープを二度食えば」どんなものか気になって読んでみました。 …あれ? これ読んだことあるぞ。 初出・進研ゼミに連載とのことで、俺初出の時に読んでたんだなぁ。 今読むと、残念ながら当時の時代感が強すぎて、ちとキビシイ。 逆に、表題作以外のものはなかなか良かった。 古い方の作品は九井諒子さんの短編に通じるものがあります。 個人的に運命(?)を感じてしまったのが「カットバック」。 いまちょうど梶尾真治「時尼に関する覚え書」と七月隆文「僕は明日、昨日のきみとデートする」を比べながら読み返していたところなので、あまりにもタイムリー。何を言ってるかわからない人は、読んでみてくださいね。
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