- 販売開始日: 2020/04/30
- 出版社: 学研
- ISBN:978-4-05-404790-7
完本 日本軍隊用語集
著者 寺田近雄
かつて人気を博した同名の書籍「正」「続」を、一冊にして完全復刻。いわゆる日本軍の軍隊用語をエッセイ風に解説する。組織・制度、兵科・部隊、戦闘、教育、兵器、服装・装備、生活...
完本 日本軍隊用語集
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商品説明
かつて人気を博した同名の書籍「正」「続」を、一冊にして完全復刻。いわゆる日本軍の軍隊用語をエッセイ風に解説する。組織・制度、兵科・部隊、戦闘、教育、兵器、服装・装備、生活、風俗のジャンルに分け、武器ばかりではなく日常生活の用語も網羅する。
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20年の歳月。
2011/06/03 23:28
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
20年程前に出た日本軍用語の復刻版である。
20年前では、まだ歴史の本に登場する昭和の将軍や提督の現存者はいたし、自衛隊から旧軍出身者がいなくなって、まだ日が浅かったが、20年経てば昭和の日本軍に従軍した世代の高年齢化がよく分かる。今ではこの本に登場する偕行社・水交社(水交会)といった組織でも旧軍出身者より自衛隊幹部出身者の方が多いだろう。
この本の親本が発行された頃は「慰安婦」が取り上げられていたので、立項されているのは時代を感じる。
朝鮮人・台湾人の特別志願兵といった項目はない。朝鮮人が登場するのは王公族付武官といった箇所ぐらいである。
旧軍の用語集の次に必要なのは昭和戦後期の用語集だろうか。
軍旗についての箇所で明治天皇の諱の「睦仁」が「陸仁」と誤記されている。
今の時代、貴重な歴史指南書
2020/04/30 18:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:桃太郎の子分 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャーナリスト出身の著者だからこその表現力があり、自衛隊や軍部出身者と違いバランスもよく、冷静にこの時代の検証を含め記述している。
この時代の研究書や文献を読む際、
若き愛読者の指南書となることは間違えない。
今や貴重な書籍だ。
是非とも今一度校正しなおして改訂版を出して欲しい。