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紙の本
風のむこう、きみへ続く道 (双葉文庫)
著者 飯田 雪子 (著)
二つ年下の克巳との結婚を間近に控えた千晶。式の準備が進むなか、千晶はひとり、ツーリング旅行に出かけた。ずっと逢いたかった「彼」に逢ってみたかったから。克巳のことが好きで仕...
風のむこう、きみへ続く道 (双葉文庫)
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商品説明
二つ年下の克巳との結婚を間近に控えた千晶。式の準備が進むなか、千晶はひとり、ツーリング旅行に出かけた。ずっと逢いたかった「彼」に逢ってみたかったから。克巳のことが好きで仕方ないのに、どこか通じ合ってない気がして揺れる、千晶の心。結婚する前に、もう一度自分の気持ちを確かめたい…。旅の果てに、千晶が見つけるものは?心にやさしく響く、ピュアなラブ・ストーリー。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
主人公の婚約者に感情移入できた物語
2018/05/08 11:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀雪 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めてこの本を読んだのは2010年、学生の頃、図書館で借りた単行本にて。すごく好きなタイプの作品で、とても心情描写がわかりやすくて共感しやすかったです 。最初は、主人公の婚約者である克己の性格が好きになれず少しイラっとしたけど、それは彼の考え方や境遇が、私に近いからだとやがてわかってきて、憎めない存在に思えてきたりもして。
主人公・千晶の旅先での出会いのたびにホロリとさせられました。ラストもすごくよかった(けど、どうせならほかの人物のその後も知りたかった)。
そして先日、文庫版を購入して7年半ぶりに再読。細かいところは忘れていたので、旅での出会いの伏線について気づいたときは「あ、そういうことか……!」と胸が熱くなりました。私は克巳と境遇がすごく似ているので、途中から泣けてきてしまったりも。7年前に読んだときより今のほうが状況も年齢も近いので、他人事と思えなかったのもあります。これ、克巳はものすごく嬉しいだろうなぁ……。
バイクで旅行をする女性の物語ですが、旅先が特定の実在地域にはなっていないため、共感できる余地が広めなのも良かったです。そしてこれ、男女が逆だとすごく話が作りにくいだろうな、と思ったりもしてしまいました(笑)。