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銀雪さんのレビュー一覧

投稿者:銀雪

36 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

万人におすすめできるコミックエッセイ

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アフリカ人が日本で暮らすってどんな感じなの? やっぱり運動が得意なの? 恋愛はどんな感じなの?
タイトル通りの日常コミックエッセイ。すごく良かった。笑えたし、面白かったし、すぐ読めた。時折出てくる関西ノリも楽しい。

ネットで著者のインタビューを読んで気になったので買ったけど、大正解。子どもにも大人にもお勧めできるし、多様性について真剣に考えたい人にも、実話コミックエッセイが好きな人にもおすすめできる。
差別的にも見えかねない出来事も、怒りを滲ませずにユーモア混じりで描いているのがとても良い。現状、「多様性」を考える上でもっともとっつきやすい本なのでは。
著者の家族のエピソードにも色々びっくり。お父さん……そうだったの!?
絵柄も味があるし、表現もいろいろ工夫しているのが感じられる。電子書籍で買ったけど、ひとに勧める用に、紙の本でも買い直そうか検討している一冊。

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電子書籍

電子書籍みんなの「わがまま」入門

2020/03/19 10:20

中学時代の自分に貸したい、そんな1冊

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本が20年前にあればよかったのに。

ただただ、そう思えて仕方がありませんでした。中高生時代の自分に貸したい1冊。
この本は若い世代向けの、広義の「社会運動」の入門書。実際に中高生に向けた講演で盛り上がった内容だそうです。2020年のセンター試験に使われたことでも評判になりましたね。

「廊下が寒いのでエアコンをつけて欲しい」「売店のパンを増やして」など、卑近な「わがまま」を扱っていて平易な書き口であるものの、しっかりとポイントは押さえてある良書。「わがままを言う」ことを、困りごとを抑圧しない、ポジティブなこととして扱っていることもとても良い。
「わがまま」までいかないような「モヤモヤ」についての受け止め方も良かったです。
例えば、「『浪人にならないために』というメッセージを出している学習塾の広告にモヤッとする」という学生さんの意見に対し、著者が「『ふつう』のキャリアを理想視してそのコースを進ませようとすることに対してモヤモヤするというのは、すばらしく社会的な着眼点。それは『大企業に勤めたほうがいい』とか『結婚して一人前』という社会規範に対する疑問とも繋がってくる」と述べていたくだりは、とても印象的でした。

近年は、ともすると「そんなの単なる『お気持ち』案件だろう」「私企業がどのようなメッセージを打ち出そうが自由では」と一蹴されがちな中、わだかまりを社会問題として解きほぐしていくアプローチには心強さを覚えました。

広義の「ダイバーシティ」や多様性、ポリコレ的な言動についても平易な言葉で触れられていて、若い世代だけでなく、多くの人におすすめできる本です。「ツンデレ」や「保育園落ちた日本死ね」など、漫画やネットスラングの引用も多く、気軽に読み進めやすい内容となっています。

とはいえ「わがまま」を言うことに抵抗がある、デモも怖い、炎上もしたくない、田舎だからできることが少ない、お金もない……という人でもできることも具体的に書いてあり、一歩踏み出す勇気をもらえる1冊。
社会問題との向き合い方に関しても「ブレていい、途中でやめてもいい」ということが書いてあり、とても励まされました。

「社会運動やデモとか、政治的なことはなんだか怖そうなイメージ」という人でも、世の中や学校・職場での不満や困りごとがあるひとは多いはず。些細な困りごとをどう解決していけばいいか、異なる他者とどのようにすり合わせを行えばいいか、広義の「コミュニケーション」の本とも言えると思います。

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紙の本

紙の本二番目の悪者

2017/03/07 16:47

2010年代、大人も子どもも読みたい絵本

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人から「読んでごらん」と勧められて読んだ絵本。読後、思わず奥付を見て発行日を確認した。内容はしっかりと絵本だけど、SNS全盛期のこの2010年代に、大人も子どもも一読する価値があると思った。
この本を私に勧めた人は、読後、アメリカ大統領選挙のことを思い出したという。言われてみれば確かに。そして、絵本に、ごく自然に「メール」が出てくるところに現代っぽさを感じる。ただ、別に今風な話というわけではなく、普遍性を扱った作品である。後世にも読み継がれていって欲しい。

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紙の本

可愛い絵柄のライフハック本。取り入れやすく癒される1冊

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

地元で医療系の仕事をしている女友達が、Facebookでこの本の情報をシェアしていたのを見て知りました。
この本は「疲れない生活」について、「眠り方」「食べ方」「生活習慣」「働き方」「ストレス」の5つの観点からのライフハックをまとめた本。
絵柄も可愛いし、こういうライフハック本って好きなので楽しく読めました。
特に「食べ方」については知らない内容も多かったので、参考なる部分も多かったです。
漢方やハーブについても言及があり、もっと詳しく知ってみたくなりました。

同じ著者の本では、新型コロナを意識した『かからない大百科』という本もありますが、それよりはこちらの『疲れない大百科』のほうが汎用性も高く内容も濃く、おすすめです。

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紙の本

女子小学生だけじゃない、大人にも役立つ防犯・防災の本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

子どものいないアラサー女性ですが、書店で見かけて気になったので購入しました。
私が子どもの頃も似たようなシリーズはあったけど、最近はもっとバリエーションが増えてるみたいですね。
これは小学生女子向けに書かれた本ではあるものの、特に防災のくだりは特に大人でも参考になることが多くて、日本に住む以上は読んでおいて損はないと思います。
女の子の可愛いイラストいっぱいで読みやすいです。
このテの防犯・防災関連のコンテンツは、読んでいくうちに気が滅入ってしまうことも多いですが、明るく可愛い絵柄ということもあり、「どうすれば身を守れるか。助かる可能性を上げられるか」を前向きに考えられます。

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電子書籍

わかりやすくて興味深い、最高裁の事件の本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者のほかの本(佐世保女児殺害についてのルポ)が良かったので読んでみることに。こちらも面白かった。松戸女子大生殺人事件など知ってる事件についても出てきたけど、裁判員裁判ってこんな感じだったのか。
そして、夫婦別姓の訴訟が最高裁に上がったことについては色々と考えさせられた。夫婦別姓についての考え方も少し変わったかも。

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紙の本

すごく実用的で面白い、情報収集ノウハウ&エッセイ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私はウェブ広告関係の仕事をしている。仕事関係で著者と本のことを知り読んでみたが、めちゃめちゃ面白かった!
フェイクニュース等が話題になったり、ブログ等で誰でも発信が身近になった昨今、職種に関わらずいろんな人におすすめできる一冊。ノウハウ本としても使いやすいし、文章も平易で読みやすい。マーケティングやリサーチの仕事の人だけでなく、学生のレポートや卒論にも役立ちそう。コミュニケーションの本としても秀逸。

脚注のつけ方がやや独特で気になっていたけど、最後まで読んで「そういう理由だったか」と納得。私も著者のような仕事をしてみたい、著者のような姿勢で仕事をしたい、と思わせられた一冊。

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電子書籍

軽く読めるけど意外と楽しい。イラストも図鑑データもある本。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

先月、本屋で見かけて気になっていた本。hontoキャンペーンで安くなっていたときに購入。
すごく面白かった! 人生相談も生物の話も好きな私にはドンピシャな本。
ゆるめの回答そのものだけでなく、イラストもとても良かった。こういう一コマ漫画というか風刺画というかピクトグラムというかイメージイラストがそもそも好み。絵柄にも和んだ。
恋愛系の悩みは、『人はなぜ不倫をするのか』という本を彷彿とさせた。
最後には、登場したいきものたちの図鑑が載っているのもいい。

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紙の本

ネット時代の「文章の書き方」本!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

憧れている哲学者の、千葉雅也さん(近年は、著書『勉強の哲学』が話題になったりもしましたね)がTwitterで紹介していて気になった本。文章の書き方や伝え方の本は数あれど、この本は、「炎上を恐れないこと」「予防線は張らないこと」「大風呂敷を広げること」について特に言及しており、ネット時代に相応しい本だな、と思いました。
私なんて特に顕著なのですが、SNSの投稿や同人誌での論考などでは、多方面に配慮するつもりで予防線を張りすぎて、文章としてのツヤを失ってしまうこともしばしば……。

特に印象的だったのは、

「読者の疑問に答えよう」というサービス心ではなく、「自分が批判されたくない」という保身のために書いている。そんな心根は読み手にすぐに見透かされます。

これには、グサッときました。

いわゆる「炎上商法」として予防線を張らないことを推奨しているわけではなく、あくまでも「読者に伝わりやすくするため」に使わない、話を大風呂敷に広げるのも「期待感を持って読んでもらうため」というスタンスには好感が持てます。

この本は、一般のビジネスマン、あるいはブロガーが使うことを想定していると思うのですが、千葉さんは「学術にも応用ができる部分があるかも」ということをおっしゃっていたのも、個人的には印象的でした。

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紙の本

軽く読めるけれど、アイデアたくさんで背中を押される本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

軽く読めるけれど、多様な視点やアイデアをくれる本だった。数多くのさまざまな形態で起業した人たちの事例が載っており説得力がある。Q&A形式になっており、「○○したいけど××ができません」=>「こういうやり方があるよ」と具体的なエピソードを混じえているので、読んでいるだけでも自信がついてくる。難しい専門用語もなく、図表も平易な表現で書かれていて、なんなら中高生にも読みやすいかも。6年前の本ではあるけれど、具体的なツールやトレンド紹介の本というわけではないので、今でも十分役立ちそうな一冊。

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電子書籍

電子書籍ぼくらの未来をつくる仕事

2020/08/08 12:22

日本の医療問題と起業家エッセイ、どちらの側面からも面白い一冊

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

メドレーへの転職を検討していた際に購入。メドレーは、尊敬する友人が以前勤めていたことがあり、それからずっと気になっていた会社です。
私の妹も医療関係者で、家族も私も近年、病院のお世話になることが増えているので、医療関係をめぐる現状としても面白く読めました。いい意味で「専門的ではない」ため、とても読みやすかった一冊。
医療をめぐる問題について触れられている一方、マッキンゼー出身のスタートアップ起業家のエッセイとしても読み応えがあります。
延命治療の是非についても、嘱託殺人や安楽死が話題になった2020年夏に読めたことはタイムリーでした。遠隔治療についても、コロナ禍の今読むとそのありがたさを感じます。

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紙の本

紙の本こども六法

2020/02/14 01:21

これまで、ありそうでなかった大事な本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

小学生の頃、友達関係のトラブルを親に相談したとき、法律の話が出てきて感動したことがあります。こんな子ども同士の争いにも法律って関係してくるんだな、って。
その頃からテレビの法律相談番組も観るようになり、法律の勉強にも興味が湧いた私。この本はまさに、子ども向けに書かれた法律の本。とっても読みやすいし、イラストもシュールで可愛い。
法律は全国民に関わってくることなのに、わかりづらくてアクセシビリティが良くないことは私もずっと気になっていました。私は結局、大学の法学部に進学するようなことはなかったけど、私も法律の勉強をしていたらこういう仕事がしてみたかったです。こういう本、需要はかなりあったと思うのに、今までなかったのは意外(あるのかもしれないけど、この本ほど売れたものはなかったような)。
それにしても、著者の経歴がすごい。研究者で写真家で俳優で社長。どれも私も興味のあるお仕事。そういう意味でも憧れました。

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紙の本

秀逸なタイトル、示唆に富む絵本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

広告関係企業に勤める私。広告業界の人(友人の友人でもある)が手がけていること、谷川俊太郎、那須正幹など好きな著名人が書いていること、そして何よりテーマに興味があったので読んだ。
さすが広告業界人、タイトルが秀逸。
この手の本としては、ミッツ・マングローブの解答が意外。近年の教育や多様性の観点からは相応しくないのでは、と思った。
でも、思春期手前の子には、現実的な話としてこの視点からの解も必要かもしれないな。私も10歳くらいで読みたかった。そしたらどんな感想を抱いただろうか。
著名人の解答は、ひとつの問いに複数人が答えても良かったのではという気も。ここで取り上げられた問いの内容は、「2018年現在の常識」を踏まえているものだから、この本の内容は案外早く陳腐化するんじゃないかと思った。そして、それでいいと思っている。

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電子書籍

思わず、ぴんと背筋を伸ばしたくなる。大人の女性向けの一冊。

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女性向けの美容雑誌などでよくコラムをお見かけする、齋藤薫さんの本。齋藤さんの美容関係のコラムは大好きで、雑誌を読むたびに毎回楽しみにしています。

これは、そんな連載を一冊にまとめたエッセイ集。齊藤さんの著書は『「美人」へのレッスン』という本も読みましたが、こちらのほうが私は好きです。ひとつひとつのコラムが短く読みやすいし、生活に応用もしやすい気がします。

「女としてどのように歳を重ねていきたいか」について意識を向けたくなる一冊。この本は、30代以上の女性向けだとは思いますが、当てはまらないひとにとっても有益な部分はあると思います。読み終えた直後は、思わず背筋をぴんと伸ばしてしまいます。

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紙の本

『さびしすぎて~』と併せて読むとさらに面白い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

永田カビ『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』の漫画が面白かったのと、先日、著者の御坊さんによるレズ風俗トークイベントがあり気になったのでこの本を読んでみました。(トークイベントの方には結局、行けなかったのですが)
著者の御坊さんが経営する「レズっ娘クラブ」は大阪で営業中。時折出てくる関西弁もいい感じで、とても読みやすかった一冊。
同性愛や風俗店への興味本位もあって読んだ部分も正直あったけれど、読んでみたら、起業家のエッセイとしても面白かったです。
この本の表紙や挿絵が、『さびしすぎて~』の著者の永田カビさんによるものなのも嬉しい。永田さんはこのお店で救われて、御坊さんは永田さんの漫画によってお店の知名度も広まって。そんな、両者の良い関係性もこの本から伝わってきました。

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