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パリの異邦人 (中公文庫)
パリの異邦人
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紙の本
鹿島茂氏によるパリを愛した異邦人たちの作品に現れた人となりを浮き彫りにした興味深い作品です!
2020/08/20 09:34
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、19世紀におけるフランスの社会生活と文学を専門に研究され、『馬車が買いたい!』(サントリー学芸賞)、『子供より古書が大事と思いたい』(講談社エッセイ賞)、『愛書狂』(ゲスナー賞)、『職業別パリ風俗』(読売文学賞)、『成功する読書日記』(毎日書評賞)などの著作で知られる鹿島茂氏の作品です。同書は、「世界の都」としてのフランス・パリに魅せられ、同都市を愛した20世紀の異邦人たちについて語られた一冊です。膨大な資料をひき、作品にあらわれた「パリ」を紹介しながら、彼らの人となりを浮き彫りにした作品です。同書で扱われる異邦人たちは、リルケ、ヘミングウェイ、ジョージ・オーウェル、ヨーゼフ・ロート、ヘンリー・ミラー、アナイス・ニン、エリザベス・ボウエン、ガートルード・スタイン、ジアコモ・カサノヴァ、ジャン=ジャック・ルソー、ニコライ・ミハイロヴィッチ・カラムジン、ジェイムズ=フェニモア・クーパー、ハンス・クリスチャン・アンデルセン、ヘンリー・ジェイムズ、ウィリアム・M・サッカレー、レーニン、ジャック・ケルアックの17名です。ぜひ、この魅力ある一冊をお楽しみください。