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書店員レビュー
「性犯罪被害にあうと...
ジュンク堂書店ロフト名古屋店さん
「性犯罪被害にあうということ」 このタイトルと表紙を見て私の女としての血が騒いだような気がして、すぐに購入した。
表紙は筆者で被害にあった小林美佳さんの写真だ。美佳さんの目や肩がなんとも言えない孤独な雰囲気だ。
私はこの本をとても真剣に読んだ。でも、美佳さんの痛み、孤独、・・想像を絶していて、理解なんてとてもできなかった。
私も美佳さんも、同じ普通の女なのに・・。
女とはなにか。男とはなにか。性とはなにか。
女に生まれてくる事は罪なのか?
そんな思いになった。
性犯罪被害にあうという自分を受け入れ、毎日を「普通」に生きる美佳さん。
性犯罪被害者のことを知ってほしい、と戦う美佳さん。
私は彼女がとてもつよいと思った。でも、被害にあうことで手にいれた、強さなら、つらすぎる。
性犯罪は身近に存在することだと思う。たくさんの女性に読んでほしい。
実用書担当 丸井