紙の本
起業を考えるときに読みたい本
2018/12/04 10:56
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投稿者:tomoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会起業家として有名になった著者、本人の生き方とシンクロした商品開発はユニークだ。「仕事」ってこういうことをいうのだなと思う。
起業・独立を考えるときに読んだほうがいいであろう一冊だが、あくまでそれは著者の人生でありビジネスだ。自分にとって必要なエッセンスをドライに見極めて、単純に「オレにもできるぞー」と思ってしまわないようにしよう。
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今まで『裸でも生きる』『裸でも生きる2』と違い自らの過去を振り返りそして対話して、未来に向かう~自己啓発ではなく、そこにはリアルな経験と一人の女性起業家の志…本音が書かれていました。出版記念講演も聞いて更に思いを知れました… http://ameblo.jp/148take/entry-11032636841.html
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「著者の初エッセイ。」 彼女の内面のお話。書いてある内容以上に大変なことがあったということは想像できる。現場でいろいろ苦労して成長していく若い経営者としての思考。言うは易し、行うは難し。自分の足で歩いてきた言葉の重みを感じる。
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株式会社マザーハウス代表取締役兼デザイナーの山口絵理子さんの著書。前作『裸でも生きる2』『裸でも生きる』とはまた違った素敵な本です。この本は、強烈に何かを残していくというわけではない(前作が強烈だったこと筆者と3回ほど直接お話させていただいたことがある)が、いままで僕が知らなかったことやバングラデシュから世界へ、ネパールから世界への道を切り開いたこの5年間の実績から考えると学ぶべきところは多い。しかも彼女はまだ30歳である。『マザーハウスはまだまだ始まったばかり』これから、どんなマザーハウスストーリーがうまれるか期待した。
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きつい,内容的に.
でも,そのうち,何かあると読み返すと思う.
「軸」をブラさないために.
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マザーハウスの山口絵理子さん。この人、大好きです。
この本のメッセージは要するに一言。
自分で考えろ(笑)
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とても、とても、感動しました。
「自分が自分自身と対話してきた心の変化を書いたもの」という本書は、
共感というものではなく、感情移入というものでもなく、本人の経験を
とてもリアルに追体験しているような感覚。
だからこそ「出会い」の項で、それまでの"体験"がよみがえってきて
感動のあまりに泣いてしまいました。
自分自身を大事にする(信じる、とことん向き合う、強い主観をもつ・・)ことで現在に至っている本人の強さが感じられる内容でしたが、
「現代は情報が簡単に大量に入手でき"誰かの意見"を自分の意見のように発してしまい、ともすれば"主観が持てない自分"になってしまいやすい」現代において自分自身がぶれない軸を持つ為のヒント(きっかけ)を与えてくれている気もします。
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マザーハウス山口さんの著書。過去の2冊も読んだが真っ直ぐに生きる真摯さ、強さに強く共感した。
行動すること、悩みの日々の意義、疑問を持ち自分の足で確かめること、ブレない自分の評価、失敗の考え方など、勇気と元気を貰える。
こういう本を読み、『よかった』『面白かった』で留まることなく、自分の生き方、行動に反映していかないといけない。
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著者が伝えたいことは?
考えること、つまり思考することが何より大事である。
動くことは、思考の結果であると同時に新しい思考に到達するためのヒントになる。一方で、思考が伴っていないただの動くは、誰にでもできて、そこには、何の意味もない。
自分自身で時間をかけて悩み考えた答えは、自分の人生に一つの軸をくれ、個性をくれ、人を巻きこむ力をくれるものだと思う。
印象に残ったことば…
原体験を振り返る作業は、自分の素直な心にたどり着くために、とても必要なこと。
子供の気持ちには、すごく本質的なものばかりがつまっている。
本当に大事なのは、パッション…
最期の最後は、客観的でロジカルな今季からではなくて、動く理由は、見たり聞いたり、感じたりしたことから成り立つ自分自身の意見…
人間は常に何かと比較して物事を捉えている。比較対象を変えるだけで、新しい世界が広がる。
自分を評価できるのは、自分自身だけ…
一歩でも半歩でも踏み出してみること。
退路をたつこと…
無知だからこそできることがあるかもしれない。
失う怖さは、自分のプライドを失う怖さ…
夢は、雲…
情熱大陸を見て以来、ずっと気にかけている人…
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●少し眠かったけど、この本を読み始めると目が覚めた。この本は眠たくならない。心に響く。心で書いてる本なのだろうなと思う。
●"他人の目をきにして悔しいわけじゃなかった。自分が大切にしている何かに対して、自分がそれをまもるほど成長できていない、自分に対して悔しいという思いだった"
●"失う怖さは、「自分のプライド」を失う怖さなんだと思う。けれど、それが邪魔してやりたいことがあるのに、一歩も踏み出さない人生だとしたら、人生の最後がきたとき、気持ちよく死ねないのでは? と思う。"
●" - Learning by doing - この言葉が好きだ。"
●ハイコンセプト(http://ow.ly/6GUqM )で提言してた「議論よりは物語」という言葉が浮かんだ。マザーハウスの製品ってそこに物語を感じることができるから、共感し買いたくなるんだろうな。と感じた。
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http://ameblo.jp/nakahisashi/entry-11037897979.html
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マザー・ハウス代表、山口絵理子さんの新刊「自分思考」に、次のような言葉がありました。
『ピンチは人間関係を見極めるリトマス紙かもしれない』。
表現は少し異なりますが、
私が子どもの頃、御正月かなにかの折に、親戚の大人同士の話を聞いていて、記憶に残っていた言葉と似ていました。
それは、
「いざという時に、その人の人間性は出るもの」。
というものです。
大人の話のなかでも、ちょっと秘密めいた感じがして、子供ながらに覚えていました。
その言葉の意味を実感したことがありました。
私は、20代の頃、「志を共有している」と思った人がいました。
あるとき、ピンチになる出来事が起こりました。
私は、「どうしよう、どうしよう」とうろたえて、不安になり、悩み、夜中にその人に電話をしたのですが、返ってきた言葉は、「私には関係ない」の一言でした。
目の前が真っ白になりました。
一晩、一睡もできず、あまりの衝撃に涙も出ませんでした。
明け方になって、頭に浮かんだのが、「この現実は変わらない」。
そして、子どもの時に記憶していた「いざという時に、その人の人間性が出る」という言葉でした。
怒りも悲しみもありませんでした。
ああ、なんてことない。
「志を共有している」と思ったのは、私の勘違いだったんだ。
その人の人間性を見抜く力が、私には足りなかったんだ。
と思いました。
急に清々しい気持ちになり、もう、自分の力で乗り切るしかない。と覚悟が決まりました。
そのピンチが起こった時、「都合が悪いことに巻きこまれたくない」という感じで、私から距離を置いていった人もいました。
逆に私のことを気にかけ、声を掛けてくれた友達がいました。友達からの言葉は、ささやかな一言であっても、私の支えとなりました。
「私のことを、ちゃんと見てくれている人もいる」と、実感できたからです。
自分が好調なときや、自分にとって都合がいいとき、人に優しくすることは比較的、簡単です。
でも、「いざ」という時、ピンチの時は、リスクを背負う可能性があります。
だからこそ、その状況の中で、自分自身がどのような態度をとるのか、どのような行動をとるかが問われるのだと思います。
『自分思考』の中で、私が好きな個所は、山口さんが「失敗」について書かれているところ。
『失敗があるからこそ、人間は強くなって、そして失敗して傷ついている人の気持ちがわかり、最後に掴む成功を心からうれしいと思える。そして、そんな人の魅力は失敗したり、転んだりして、また起き上がるたびに増していくのだと私は思う』
私が「ピンチ」だと思っていたことも、今、振り返れば、たいしたことではありません。
1つの経験として、私の糧になっていると感じています。
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初のエッセイって,これまでの2冊は何だったんだw 中身はまぁ,これまでの経歴を振り返りつつ,その当時の著者の内面に焦点を当てたもの。今まで語られなかった失敗や不安が明らかにされていたりして,少し親近感を覚えるような感じに作られている。自分で過去の自分にツッコミを入れる客観性は,30という年齢のなせる技か。これまでのような前のめりまくりの勢いはやや落ち着き,良い意味で大人になりつつあるひとりの女性の素直な思考が綴られている。色々良いこと言ってるけど,何より笑顔が大切ですね。
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マザーハウスを起業されたことで有名な山口さんのエッセイ
山口さんが、マザーハウスを立ち上げるきっかけになったこと、
その中で、どのようなことを考え、また挫折と成功を踏んできたのか
読んでいて、内容がリアルに感じることが出来た。
それは、「情熱大陸」に出演された際の映像を
youtubeで何度も見て、その当時の山口さんを知っていたかもしれないが
なので、読む前にyoutubeで一度映像を見てみるといいのかもしれない
「情熱大陸 山口絵里子」で検索すれば、見れるので。
個人的には、中高~現在のマザーハウスに至る中での
家族とどのような関わりがあったのかが知れたら、
より山口さんをリアルに感じられたのかなと思う。
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バングラデシュなど発展途上国で、現地の素材を使ってバッグを作り、先進国で販売を行う=発展途上国発のブランドをつくる
そんな素晴らしいコンセプトのマザーハウスという企業を経営している山口さんのエッセイ。
尊敬する起業家はたくさんいるけれど、この人ほど内面の考え方に共感した人はいない。
発展途上国発のブランドをつくる、っていう外に現れてきている社会に対するメッセージの部分ももちろん共感するんだけど、
そういうのが出てくるまでの、出てくる前の根っこの部分の考え方。
外に出てきてるメッセージや行動の力強さの裏側にある、弱さとか迷いとか。
そしてそういうある意味ネガティブなとても大切な感情たちへの向き合い方とか。
そういうのにとても共感した。
自分思考、というタイトルにも表れているけど、この人はたぶん、
ものすごく考える人なんだろうと思う。いろんなことを。
考えて行動して、行動しながら考えて。
出版記念のトークショーも見に行って生のお話聞いたり、質問もさせてもらった。
そこで聞いたこと感じたことも含めて共感。
つまりはまあ、ファンになりました。山口さんの、そしてマザーハウスの。
応援してます。