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商品説明
フランスの小説家フィリップ・ソレルスが中心となって創刊された季刊前衛文芸誌「テル・ケル」。「アヴァンギャルド」の旗手として、各国へ影響を与えた“戦う雑誌”の足跡を丹念にたどり、その意味を問う画期的な研究。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
阿部 静子
- 略歴
- 〈阿部静子〉1943年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程修了。同大学文学部非常勤講師等を経て、白百合女子大学フランス文学科非常勤講師。
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紙の本
批判的視点がもう少しあったほうが
2024/04/27 15:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
フランスの雑誌「テル・ケル」は良くも悪くも時代を象徴する存在であったろう。よく言えば新たな知の世界を切り拓いたのだが、時代の仇花のようにも思える。著者は「テル・ケル」にかなり好意的で、批判的視点がもう少しあったほうがよかったのではという感じもする。