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- カテゴリ:一般
- 発売日:2011/10/30
- 出版社: 遠見書房
- サイズ:19cm/150p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-904536-29-2
紙の本
子どものこころを見つめて 臨床の真髄を語る
著者 小倉 清 (対談),村田 豊久 (対談),小林 隆児 (聞き手)
「発達障碍」とは何か、その概念があまりにも曖昧なままに濫用された結果、今や脳は見てもこころは見ない臨床家がどんどん産み出されている。そうした現実のなか、2人の児童精神科医...
子どものこころを見つめて 臨床の真髄を語る
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商品説明
「発達障碍」とは何か、その概念があまりにも曖昧なままに濫用された結果、今や脳は見てもこころは見ない臨床家がどんどん産み出されている。そうした現実のなか、2人の児童精神科医が、子どものこころの臨床の真髄を語る。【「TRC MARC」の商品解説】
孤高の児童精神科医・小倉清と村田豊久が語りつくす子ども臨床の世界
「発達障碍」診断の濫用は逆に子どものこころを置き去りにし、今や脳は見てもこころは見ない臨床家がどんどん産み出されている──そうした現実のなか,二人の児童精神科医が子どものこころの臨床の神髄を語る。
小倉清と村田豊久による座談会。聞き手は,小林隆児。子どもへの温かさ,児童精神医学への思いが語られる。【商品解説】
目次
- 一、子どものこころの臨床をめぐって
- 子どもの精神科医療の現状
- 国際診断基準DSMについて
- どのようにして子どもの精神科医になったか
- 子ども時代と戦争体験
- 読書と映画に没頭した思春期
- 子どもをいじめた体験
- 子ども時代のPTSD
- 乱暴だった子ども時代
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紙の本
発達障害支援に携わる人は必読
2017/02/12 11:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カウンセラー タク - この投稿者のレビュー一覧を見る
小倉先生、村田先生、そして小林先生という著者を見ただけで読みたくなる本ですが、その内容もとても充実したものでした。特に小倉先生の、完璧な発達なんてあるわけないじゃん、発達障害って診断することで医者が安心したいだけという内容はとても強く共感しました。臨床心理士の世界にも安易に発達障害が~、愛着障害が~と、診断できないのに、さも専門家ぶって言う人が案外に多いので、そういう人にはこの本を丁寧に読んでほしいと思います。大切なことは子どもの視点に立って世界を見つめるという基本中の基本である、それを改めて考えるいい機会となった本でした。