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商品説明
1872年の「琉球藩設置」と、1879年の「琉球処分」で、「琉球国」は「沖縄県」となるが、1908年の「島嶼町村制」施行までには長い過程があった。近代沖縄の歴史を「琉球/沖縄」という歴史の主体から捉え直す。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 第Ⅰ部 近代沖縄の成立と地域社会
- 第1章 近代沖縄の成立
- 第2章 旧慣期の村と民衆
- 第3章 地域から見た近代沖縄
- 第Ⅱ部 近代沖縄の旧慣・内法調査
- 第4章 近代沖縄の旧慣調査とその背景
- 第5章 一八八四(明治十七)年の沖縄県旧慣調査とその背景
- 第6章 内法の起源と近代の内法調査・届出(成文化)
- 第7章 内法史料の伝存状況と内法の史料的性格
- 第8章 内法と地域社会(村)
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紙の本
旧慣と内法
2020/07/05 23:13
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
明治政府が琉球王国を併合するに当たり、それまでの法制度などを温存し、大日本帝国の法とは別の法体系の存在を認めた旧慣・内法について調査したもの。琉球王国への併合はのちの台湾・朝鮮・南洋などの際に参考にされた。
沖縄は言語上の理由から政府官僚による統治が難しく、日本本土とは違い、村や間切独自のルールを保持したため、旧慣・内法がいくつか成文化され、現在まで残った。
前半部は日本の主導による沖縄の近代化を、後半は現在まで残る旧慣・内法を検討している。