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- カテゴリ:一般
- 発売日:2011/12/16
- 出版社: 講談社
- サイズ:19cm/270p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-217449-7
読割 50
紙の本
ひとりでいいんです 加藤周一の遺した言葉
戦争と憲法、歴史、文学と宗教、芸術、現代社会…。戦後を代表する知識人・加藤周一が語った、後続の世代に託す軽やかにして熱い言葉の数々を紹介する。【「TRC MARC」の商品...
ひとりでいいんです 加藤周一の遺した言葉
ひとりでいいんです ―加藤周一の遺した言葉
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商品説明
戦争と憲法、歴史、文学と宗教、芸術、現代社会…。戦後を代表する知識人・加藤周一が語った、後続の世代に託す軽やかにして熱い言葉の数々を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
加藤周一氏が逝ってはや3年。まさに危機に直面している日本と世界の現状を見て「加藤周一だったらなんと言うだろうか……」との思いを抱く向きも多いかもしれません。その一方で「カトウシュウイチってだれ?」という人も確実に増えているでしょう。
本書は、戦後日本を代表する知識人がその晩年、市民グループの求めに応じて談論風発した記録です。
内容は多岐にわたり、戦争と憲法、ファシズム、歴史認識問題、ヒューマニズムと文学・映画、社会主義の功罪など市民からの時に素朴、時に尖鋭な質問に真正面から答え、さらに踏み込んだ答えを示すさまは、さまざまな批判はあるにせよ、「戦後」という時空間の最良の部分がどこにあるかを示してくれます。後続の世代に託された軽やかにして熱い言葉の数々。加藤周一の人物像に迫る入門書としても読める本です。
【商品解説】
目次
- 第一章 こんどは勝ちたいですね──戦争と憲法を語る
- 1 十五年戦争
- 2 濁流に呑まれて
- 3 私たちの憲法のゆくえ
- 第二章 ひとりでいいんです──歴史をめぐる対話
- 1 何を読み、いかに答えるか
- 2 戦争認識と戦争責任
- 3 「近代化」論の陥穽
- 第三章 複数の視点から──文学と宗教をめぐる対話
- 1 『神幸祭』の世界
著者紹介
凡人会
- 略歴
- (かとう・しゅういち)
1919~2008。東京生まれ。旧制府立一中、旧制第一高等学校を経て東京帝国大学医学部卒業。学生時代から文学に関心を寄せ在学中に中村真一郎・福永武彦らと「マチネ・ポエティク」を結成。1947年、中村真一郎・福永武彦との共著『一九四六・文学的考察』を発表し注目される。また同年、『近代文学』の同人となる。フランス留学中、日本の雑誌や新聞に文明批評や文芸評論を発表。帰国後にマルクス主義的唯物史観の立場から「日本文化の雑種性」などの評論を発表し、1956年にはそれらの成果を『雑種文化』にまとめて刊行した。1958年に医業を廃し、以後評論家として独立。60年安保闘争においては改定反対の立場から積極的に発言、同年秋、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学に招聘され日本の古典の講義をおこなった。これは1975年に『日本文学史序説』としてまとめられている。以後、国内外の大学で教鞭をとりながら執筆活動を続けた。著書多数。戦後日本を代表する知識人の一人である。
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