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- カテゴリ:一般
- 発売日:2012/01/10
- 出版社: 成安造形大学附属近江学研究所
- サイズ:26cm/94p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-88325-467-5
紙の本
近江学 文化誌近江学 第4号(2012.01) 《特集》石のある風景
著者 成安造形大学附属近江学研究所 (編)
石匠・粟田純司氏の穴太衆積に関するお話、門前町坂本の景観、城郭建築における石垣の歴史などの寄稿によって、「石のある風景」を特集。ほかに日本画家・大野俊明氏、信楽焼の現代作...
近江学 文化誌近江学 第4号(2012.01) 《特集》石のある風景
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商品説明
石匠・粟田純司氏の穴太衆積に関するお話、門前町坂本の景観、城郭建築における石垣の歴史などの寄稿によって、「石のある風景」を特集。ほかに日本画家・大野俊明氏、信楽焼の現代作家・奥田博土氏らへのインタビューを収録。【商品解説】
目次
- 文化誌『近江学』の挑戦/木村至宏
- 海 津/ 写真・文 寿福 滋
- 《対談》穴太衆積─命が宿る石の声/粟田純司×大岩剛一
- 門前町坂本の景観/木村至宏
- 近江の石積み/ 中井 均
- 近江と渡来人―古代近江の国際的環境/井上満郎
- 「私と近江の関わり」2011年/金澤 徹
- 近江の風景 大野俊明 /聞き手 小嵜善通
- 《インタビュー》
- 永田 萠「近江の魅力」
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著者/著名人のレビュー
近江学研究所の紀要...
ジュンク堂
近江学研究所の紀要「近江学」の第四号の特集は石積み。穴太衆のふるさとならではといえる。
安土城から綿々と続く穴太の歴史は日本の石垣の歴史そのものである。穴太積み=野面積みという誤解があるが、無論彼らは打ち込みハギや切り込みハギもお手の物。城郭のみならず神社仏閣や護岸工事にもその巧みな技は散見される。(日吉大社の石垣は必見!)十四代石匠のインタビューをはじめ中井均の論文など城好きには見逃せない。
近江の城郭といえば安土や彦根などの全国区がすぐ思い浮かぶが、無名の山城も数多い。例えば甲賀市史の第七巻はズバリ「甲賀の城」。伊賀・甲賀の忍者のイメージを更新する「〈甲賀忍者〉の実像」とともに紐解けばひこにゃんや江目当ての観光から進んだ近江ワールドに足を踏み入れることができる。
石垣の歴史についてより深く知りたいという同志には平野隆彰「穴太の石積」と北垣聰一郎「石垣普請」(ものと人間の文化誌58)あたりをお薦めする。普請と作事の違い(土木と建築)も含め城の成り立ちにも目を向けよう。
《城部》部長 D