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紙の本
人生を狂わせずに親の「老い」とつき合う 「介護崩壊」時代に親子の絆を守る (講談社+α新書)
著者 和田 秀樹 (著)
老親介護で子供世代が仕事を辞めていく。増え続ける介護離職・年間15万人。高齢者専門医師である著者が、介護崩壊の実態と、賢い介護保険・介護資源の使い方、親の財産管理の基礎知...
人生を狂わせずに親の「老い」とつき合う 「介護崩壊」時代に親子の絆を守る (講談社+α新書)
人生を狂わせずに親の「老い」とつき合う 「介護崩壊」時代に親子の絆を守る
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商品説明
老親介護で子供世代が仕事を辞めていく。増え続ける介護離職・年間15万人。高齢者専門医師である著者が、介護崩壊の実態と、賢い介護保険・介護資源の使い方、親の財産管理の基礎知識を解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
いま、老いた親の介護のために仕事を辞めざるを得ない現役世代が急増している。いざというとき、国も行政も何の支えにもならない現実。高齢者を専門とする医師が、すでに起こっている「介護崩壊」の実態を明らかにし、「人生80年」「人生100年」時代に、すべての家族が笑顔で暮らしていくための転ばぬ先の杖を指し示す!
高齢者を専門にする医師がすでに直面している、知られざる「介護崩壊」の実態──。
現在の54歳以下は出生率2.0世代、つまり、きょうだい2人で両親を看取らなければならなくなった世代です。この不況下において、老親の介護が必要になったらどうなるか、その結果として、すでに介護離職は年間15万人を超えるまでになっているという驚愕の実態があります。
これから20年にわたって高齢化がどんどん進み、85歳以上人口が激増します。その時、在宅介護など論外、家族ではもう支えられないことは明らかです。
問題は介護の話に止まりません。生産年齢人口が急速に減少する中、女性も、男性も、親の介護のために離職せざるを得なくなる。それはつまり、経済活動の担い手がさらに減り、この国全体が沈んでいってしまうことにつながります。
対策としてはひとつしかありません。国策として施設介護を充実させ、「職業としての介護」を充実させていくこと。本格的な介護地獄が始まる前に、国民一人ひとりが声をあげ、高齢社会を皆で共に生き抜くことができる社会インフラ作りが必須です。
漠然と感じていながらまだ多くの人が理解できていない現実を、高齢者を専門とする医師が白日の下に晒し、社会レベル・個人レベルの対策を指し示す、救世の一冊です。【商品解説】
目次
- 序 章 すでに始まっている「介護崩壊」
- 第1章 あなたの人生を、老親介護が狂わせる
- 第2章 「家族で看取る美風」は大ウソ!
- 第3章 85歳以上の人口爆発で介護は破綻する
- 第4章 介護崩壊時代の「高齢者の医者選び」
- 第5章 介護崩壊時代の「賢い介護保険の使い方」
- 第6章 介護崩壊時代の「介護資源の知識と使い方」
- 第7章 成年後見と親の財産管理の基礎知識
著者紹介
和田 秀樹
- 略歴
- 〈和田秀樹〉1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。国際医療福祉大学大学院教授、川崎幸病院精神科顧問などを務める。著書に「困った老人と上手につきあう方法」など。
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