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商品説明
刑務所から出所したばかりの元ヤクザ・幸久は、心機一転やり直そうとビルの屋上で決意を新たにしていた所、投身自殺と勘違いした僧侶・恋慈になぜか突き落とされてしまう。一命は取り留めたものの、家も無ければ金も無い幸久は、仕方なく恋慈の寺で世話になることに。恐ろしいほどに自虐的で鬱々とした雰囲気の恋慈。その訳を知りたくて、度々身体を重ねながら、恋慈の心を温めていく幸久だが、恋慈には心中未遂をした過去があると知り…。【「BOOK」データベースの商品解説】
出所したばかりの幸久は、不慮の事故で僧侶である恋慈に怪我を負わされてしまう。そこで恋慈に心中未遂の過去があることを知り。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
ほのぼの
2018/09/30 19:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「天球儀の海」からファンになり、ずっと探していたのでようやく入手出来て嬉しい。
ドシリアスだった既読の2冊とは全く違ってほのぼのする読後感。
受けは辛い過去をもち、舞台も寂れた(貧乏ともいう)寺とその周辺のみという閉塞感。
それに心中の相手の情念に囚われ続けてこれ以上ないくらいに後ろ向きなのに、視点担当の攻めがヤクザで前科者という経歴でありながらも非常に健やかな精神の持ち主のお陰で、コミカルでありながらも切ないストーリーになってました。
タイトルの「赤」が重要なモチーフとして随所に使われているのが印象的。