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- カテゴリ:一般
- 発売日:2012/03/11
- 出版社: 書肆侃侃房
- サイズ:21cm/159p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86385-073-6
紙の本
鼓動 感じて欲しい小さな命の重み。
福島第一原発から20キロ圏内に置き去りにされた1300余頭の犬や猫を、身を挺して救出した犬猫みなしご救援隊。東日本大震災直後から1年間の活動を写真とともに紹介する。【「T...
鼓動 感じて欲しい小さな命の重み。
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商品説明
福島第一原発から20キロ圏内に置き去りにされた1300余頭の犬や猫を、身を挺して救出した犬猫みなしご救援隊。東日本大震災直後から1年間の活動を写真とともに紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
3月13日、いち早く震災地に向かった犬猫みなしご救援隊。そこで見たのは言語を絶する光景。福島第一原発から20キロ圏内に取り残された犬や猫…。これは置き去りにされた1300余頭を、身を挺して救出した1年間の壮絶な記録。【商品解説】
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紙の本
季節は巡り春が来た
2012/04/20 04:12
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る
2011.3.11東北地方を未曾有の大地震と津波が襲った
福島で起きた原発事故で警戒立ち入り禁止になった場所で身を挺して犬猫を救出活動をおこなった広島犬猫みなしご救援隊の一年の活動をまとめた一冊である。
国や行政の被災地に向けられる支援の手は後手後手に回りあまりにも遅い
そんな状況で犬や猫、家畜に対する保護の手などあるはずも無くさまざまな動物保護団体が支援の手を差し伸べ救出活動を行ってきた
震災半年後を過ぎたころからその活動をまとめたものが
書店に並ぶようになった
これほど悲惨な状況になってしまったのは
20キロ圏内に遺された犬の多くが避妊去勢手術を受けていなかったこと、そしてフィラリア予防を受けていなかったことにも原因がある
行政が同行避難を認めること、
災害保護犬猫収容施設を平時に確保しておくこと
飼い主も避妊去勢手術やフィラリア予防、ワクチン接種をおこなうこと、クレートに入ることを嫌がらないようにしつけること
その3つがあれば
これほど悲惨な状況にならなかったのではと思う
昨日テレビでこの本にもおさめられている福島富岡町夜の森地区の桜並木が満開になったのを知った
誰もいない地で美しく咲く桜は
命を落としていった犬猫家畜の悲しみや苦しみを優しく包み込むようだった。
また季節は巡り春が来た