0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界初の女性化石採集者メアリー・アニングの伝記。
化石大好きで疑問を持って動くところがやはり違いますね。
時代も味方ではなかっただろうにすごいです。
紙の本
“変わり石”集めのメアリー・アニング
2016/11/25 11:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る
学校も行かず、青色石灰の泥まみれになって化石を集めて、石娘なんて言われて苛められていた女の子が、父を失った家の収入を化石を売って支え、指石を買ってくれるお金持ちの令嬢に招待されたり、新種の海の爬虫類の化石を発見したりして、しまいにはロンドンの学者の助手にまでなる。
町の人もメアリーを誇りに思い、協力してくれるようになって行く。
それが全て、好きな“変わり石集め”を続けていたからなのだ。
好きな事に一生懸命な女の子が、ちゃんと報われる実話。
最初からずっとメアリーを信じて応援してくれていたジョセフも良いお兄さんだなあ。
投稿元:
レビューを見る
科学者は地球の探偵!?
メアリーの家は貧しいけれど、小さなメアリーは海岸で“変わり石”を拾い集め売り始めました…。
メアリーの故郷ライム・リージスは、2001年に世界自然遺産に登録され、今では気軽に化石採取ができる場所として人気を博しています。
優しさと夢と希望にあふれた作品。
石・工作会。
投稿元:
レビューを見る
海岸沿いに住むメアリーは、父さんと一緒に“変わり石”集めに行って夢中になった。なぜアンモナイトやワニは石になったんだろう。どうしてこんな形をしているんだろう。父さんが亡くなって生活が苦しくなったとき、メアリーは、自分で“変わり石”を集めて売ることにした。さあ、店開き。お客さんは来てくれるだろうか。
女性が仕事をするのも難しい時代に、化石の発掘に情熱を注ぎ、古生物学上の重要な発見をしたメアリー・アニングの少女時代を描く物語。
投稿元:
レビューを見る
イギリスで多くの化石を発掘し、世紀の発見につなげた女性・メアリー・アニングをとりあげた実話。伝記よりも物語感覚で読める。
文章は読みやすいしイラストもかわいらしいので、YAというよりは小学校高学年向きな気がする。
投稿元:
レビューを見る
メアリー・アニングという主人公は化石の発掘で地質学に大きな貢献をした実在した人物。200年も前の彼女が子どもだった頃、研究者は採掘を自分でせず、貧しい労働者が観光客相手に売る為の化石を集めたものを買っていたようだ。病弱だった大好きな父さんの後を継ぎ、大好きな化石の世界にまっすぐに懸命に生きる少女を描いている。この物語が書かれたのは、地質学の講師でもあったヘレンブッシュがライム・リージスで数少ない資料を集めて1965年に書き上げたものとある。訳が新しいからか、とても読みやすく、登場する周りの人々も好感がもてる。苦労話が、暗く重くなりすぎないところがいいのか、読後も当時の苦労を思いつつも爽やか。高学年以上にお薦め!
投稿元:
レビューを見る
変わり石を集めて生活をしていた女の子の伝記。
変わり石を化石だと知った時の女の子の『もっと知りたい!』という気持ちが、大発見へとつながったんだろうな。
恐竜好きの男の子だった少年たちにも勧めたい。
投稿元:
レビューを見る
非常にあっさり読めた。30分くらいだろうか。
面白かったが、もうすこし深い話まで掘り下げてもよいと思う。
成長したメアリーの心情とかも読みたかった。
19世紀に実在した、化石発掘の女性の少女時代の話。
イラストもかわいい。
投稿元:
レビューを見る
2013よみこん推薦本。高学年、よみもの。評価A。実在の人物の話だったんですね。わくわくします!ライム・リージスに化石採集に行きたい!
投稿元:
レビューを見る
爬虫類の化石を発見した少女メアリー・アニングの話。
偉大な発見をしたと知っていても、ドキドキしながら読める。
投稿元:
レビューを見る
純粋に家族のために、そして自分の為に化石発掘に生涯をかけた女性の伝記。
損得なしに生きる姿に人間の幸せとはと考えさせられる。
投稿元:
レビューを見る
主人公のメアリー・アニングは1799年生まれの人で、化石を掘り出す才能はあったものの、一般人で、詳しい資料が残っているわけではない。
だから、これは伝記ではなくてあくまで小説なのだが、作者(古生物学者)の主人公に対する愛情が感じられて、とてもいい作品になっている。
メアリーは貧しい家に生まれ、当時の女の子がやらなければいけなかった家事、裁縫などより、父や兄と化石を掘り出すことに喜びを感じていた。
化石を掘るのも趣味ではなく、売って家計の足しにするためだが、それでもいかに彼女が化石を愛していたかが伝わってくる。
彼女は学者になるでもなく(当時は女性はなれなかっただろうが)、ただただ掘り続けた。一生。
でも結婚もせず、一生大好きな化石掘りを続ける人生、いいなあ、と思う。
それほど好きなことに出会えて、才能があり、それを続けていけて、しかも収入にもなる。ちょっと死ぬのが早かったけど、幸せだったろうな。
ジェーン・オースティンもちょっと出ていて、オースティンファンとしては嬉しかった。
投稿元:
レビューを見る
メアリー・アニングの子ども時代の物語。
1799年、イギリス南部の海辺の町、ライム・リージスに生まれたメアリーは、父に教えられて、兄と一緒に海辺で「変わり石」を採集します。「変わり石」とは化石のこと。
父が病気で亡くなり、メアリーは変わり石を売ることで、家計を助けます。
投稿元:
レビューを見る
これが実在の少女のお話とは!!
海辺を愛して!変わり石を探して、そして売る彼女にうれしくなった
売るところがとても好き。地に足をつけつつ好きなことを辛くてもやりつづけて、みんなにも応援してもらえるようになるなんて、なんて素敵なのかしら
アンモナイトの輪切りはさぞかしきれいでしょうね
投稿元:
レビューを見る
伝記。
海岸で変わり石を集め、旅行者や愛好家などに売って生計をたてていたメアリーのお父さん。メアリーは、父と兄と3人で石集めをするのが大好きだった。
けれど、石採集のこと、海のことを教えてくれたお父さんは、身体が弱く、亡くなってしまう。
メアリーは、学校へ行かず、変わり石を拾って、お父さんと同じように収入を得ることによって、元気をとりもどしてゆく。
そして、メアリーの集めた石は 大英博物館の研究員さえもうならせるほどの大発見へとつながってゆく。