アメリカ文学のカルトグラフィ――批評による認知地図の試み
著者 新田 啓子(著)
★文学的想像力が描くアメリカ「カルトグラフィ」とは地図作りのことであり、本書はアメリカ文学が生まれてきた現場を「地図的発想」で捉え直す試みである。自己探求的なアメリカ文学...
アメリカ文学のカルトグラフィ――批評による認知地図の試み
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商品説明
★文学的想像力が描くアメリカ
「カルトグラフィ」とは地図作りのことであり、本書はアメリカ文学が生まれてきた現場を「地図的発想」で捉え直す試みである。
自己探求的なアメリカ文学の理念が重視してきた物語・国民意識・国家観と、それらを支えるロジックとは何か。
家庭、都市、漂流、歓待、南部、私秘性、国際移動、異界、親族、伝染病、動物化、商品といったキーワードを使って描き出される、観念の地図。
【第18回アメリカ学会清水博賞 受賞】
目次
- <目次>
- 序──アメリカニストの作図法
- 第一部 情緒的空間としてのアメリカ
- 第一章 領域化する家、内密の空間──生活世界の構図
- 第二章 雑踏の復権──生命圏としての路上
- 第三章 逃走という名の空間創成──情動変化の生態系
- 第二部 マッピングされるアメリカ
- 第四章 永遠の異郷──流浪する者たちのアメリカ
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