紙の本
あとは行動に移せるか
2015/03/26 15:56
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投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
必要最小限の製品から小さく始めて構築ー検証ー計測のループをとにかく速くぐーるぐるぐる回していく、これはダメだ!と思ったらすぐにでも軌道修正。マイベストになる良書。書かれていることは当たり前のことだけど言われてみないと気がつかない点ばかり。あとは行動に移せるかっということ。
紙の本
起業家以外の人でも勉強になる1冊
2016/11/29 12:50
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投稿者:さむがり - この投稿者のレビュー一覧を見る
対象とされる読者は,起業家だけでなく,「社内で新規事業を立ち上げなければならない人」,「新規事業を生み出すための環境を構築しなければならない人」,「新規事業を育てなければならない人」など,多岐にわたっており,仕事をしていく上で参考となる要素が盛り込まれています.
内容は,著者の起業経験だけでなく様々な事例を取り上げており,どのように会社を運営すべきか,商品開発を行うべきかというビジネス上の課題解決法がわかりやすく説明されています.
紙の本
起業したい人のための本
2016/01/31 23:44
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投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る
新規事業の立ち上げ前に読むとおすすめの本。リーン・スタートアップとは無駄のない企業プロセスで、時代が求める製品・サービスをより早く生みだす方法論。知らない単語が沢山出てきて勉強になりました。
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起業の際の手法・プロセスである「リーンスタートアップ」方式が、
大企業や既存の企業の新規事業開発において、どのように活用できるのか?
その点が、知りたくて、本書を手に取りました。
結論から言うと、これはかなり、大企業などの新規事業開発にも、使える手法である。
と言うことを感じました。
ほとんどの手法が、そのまま使えると思いますが、
特に、その視点から、本書で使えると思えるのは、それまでの章で、
リーンスタートアップ手法を解説した上で、「12章:イノベーション」で、
企業内起業家向けに「イノベーションサンドボックス」を作り、既存の事業部と、
新規の事業部の関係性などを書いている部分に発見が多くありました。
この本は、スタートアップ向けの本なのかと思いますが、それ以上に、
大企業や、既存の企業の新規事業開発などを目指す方向けに作られており、
新規事業開発の手法や特に、マネジメントに関しての記述が、秀逸かと思います。
読者層が広いということもわかり、かなりの売れ行きにも納得のという感じでした。
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ちょうどデザイン思考やアジャイル開発に触れているときに出会ったので、とてもいいピースになった。
デザイン思考は製品をどのように発想し、どのようにその価値を最大化するかという製品開発の考え方とその手法に特化している。代わりにそれを会社として実践し、持続性を持って運営していくことに関しては論理に乏しい。またアジャイル開発は主にソフトウェア開発プロジェクトをその議論の議題としているため、どのようにプロジェクトの成果を最大化するかという点に特化しているため、同じように会社経営的、つまりマネジメント視点での論理には乏しいと感じていた。
リーンスタートアップではその冒頭で触れているように、スタートアップ、つまり新規事業の立ち上げから持続的な事業経営に至るまでのマネジメントの考え方とその手法を議題としていて、上記のデザイン思考やアジャイル開発といった体系と相互補完的であると感じた。つまり、ピースがひとつ埋まった感じだった。
逆にいうと、アイデアレーションについてリーンスタートアップでは言及していない。つまり新規事業のビジョンをどうやって掴み取るかはその議論のスコープ外になっているようだった。なので、他の製品開発手法やビジネスモデル、経営手法の理論と合わせて考察するといいと思う。
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初めから大きなものを作ろうとせず、小さなプロダクトを作り、アーリーアダプタの意見を取り入れ、細かいスパンでフィードバックして改良していく感じ。アジャイル開発をプロダクトの領域に応用。
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起業家(社内起業家=イントレプレナーも含む)必読の一冊。著者クレイトン・クリステンセンの著書群からの学び・影響を大きく受けているため随所に類似した競争戦略の考え方が散りばめられている。
イノベーションの解と同じく、スタートアップで躓かないために何に気をつけてどのような仕組みでスタートアップを成功に導くかの方法論が遍く記されており何度か読み返して勉強しておきたい。
要約すると、「どんなに完璧にやろうとしても失敗はあるんだから、必要最小限の仕様で製品を世の中に出して、顧客からFBをもらいながら検証して学んで良い物にしていくのが近道かつ確実だよ!」
というメッセージだと私は受け取った。
■学んだポイント
【定義】
・リーンスタートアップとは
サイクルタイムの短縮と顧客に対する洞察、ビジョンに気を配りながら
「検証による学び」を通して画期的な新製品を開発する手法
・スタートアップとは
不確実な状態で新しい製品やサービスを創りだす人的組織
・「この製品を作れるか」ではなく、「この製品は作るべきか」が問われるべき最大のポイントであり、「このような製品やサービスを中心に持続可能な事業が構築できるか」である。・・・すなわち実験である
【戦略】
・価値仮説・・・その製品がどれくらいの価値を顧客に提供するか
・成長仮説・・・その製品がどのくらいの顧客に広がりそうか
・事業計画の前提となる仮説はほとんどがごく普通。業界経験や素直な推論で導かれる、確かな事実として扱われるもの。
・戦略の策定は「類例」と「反例」から答えが得られていない問、つまり挑戦の要を明らかにするところから
・ドロップボックスは紹介動画が実用最小限の製品として働き、開発中の製品を顧客が欲しがるという要の仮説に裏付けが得られた例
【製品】
・MVP・・・(concierge minimum viable product)コンシェルジュ型実用最小限の商品
・誰が顧客なのかわからなければ、何が品質なのかもわからない
・実用最小限の製品を作るときこれさえ守ればいいというルールをシンプルにまとめておく。学びに貢献しない機能やプロセス、労力は取り除く。
【転換】
・ピポットは戦略的仮説
・バッチサイズの最小化による戦略的方向転換
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非常食の定期宅配サービスyamoryを立ち上げる前から、東京大学i.schoolでデザイン思考を学んだり、Y-combinatorの人のTwitter botを読んだりしていたし、リーンスタートアップに近い概念は理解していた。スタートアップ界隈で話題になっている本書は、デザイン思考やらアジャイル開発やら何やらを改めて体系化してくれたものだ。
めちゃくちゃ面白い。何が良いかって、これは実際に作るための方法論を語っているのだ。(東京大学i.schoolのダサいところは、一流のファシリテーターを呼んで、一流の学生をワークショップに参加させておきながら、最後はプレゼンでお茶を濁して「教育プログラムですから」と逃げてしまうところだ。)
「デザイン思考」よろしく「リーンスタートアップ」も結構なバズワードになっているが、本質的なところは捉えているので、流行が過ぎ去っても無効になることはないだろう。
スタートアップとは:できるだけ早く、作るべきもの(顧客が欲しがり、お金を払ってくれるもの)を突き止めること。実験。
リーンスタートアップとは:Build-Measure-Learnのサイクルタイムを短縮化し、顧客に対する洞察や大いなるビジョンに気を配りつつ、「検証による学び」を通じて、画期的な製品を開発すること
価値:顧客にとってメリットを提供するもの
無駄:上記以外全て
スタートアップとは実験である。当然事業の根本には仮説があり、それを検証することが必要。一番最初に検証すべきは以下の2点。
価値仮説:あるモノをつくったとして、顧客がそれに価値を感じてくれるか。欲しがり、お金を払ってくれるか。
成長仮説:顧客が価値を感じてくれたとして、それが広まっていくか。
Launchrockなどを使ってティザーサイトを作ってみたり、製品の予告編を作ってみたりして反応を見てみるだけでも価値仮説に関しては有効な検証ができるだろう。(今思ったけど、映画の予告編だけ先に作ってから本編を制作するか決める、というようなことをやっているところってないのかしらん)
MVP(Minimum Viable Product)をつくる:検証したい仮説に関する実験をするための製品。必要最低限の機能さえついていないこともある。MVPをつくるときに、必要だろうかと少しでも迷ったらシンプルにすべき。求める学びに直接貢献しない機能やプロセス・労力は全て取り去ること。
バッチサイズを小さくする:Build-Measure-Learnにかかるサイクルタイムをできるだけ短くする。そのためにはバッチサイズを出来るだけ短くする必要がある。
仕事の進捗は、こなした作業の量ではなく、検証できた仮説で測る。
5回のWhyをやる
自分で何かやりたい、という人は是非読んでおいたほうがいいと思われます。
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「スタートアップがダメであったとしても、早期の実験でわかる」というのは、田口メソッドに通づる部分がある。
挑戦の要は「基本機能」、MVPは「テストピース」。。。ただ、組合わせ実験という概念はないので、直交表などの概念を持ち込めばより効率は上がるかもしれない。
リーンスタートアップで出てくる様々な要素は、兼ねてから日本の製造や品質管理で一般化しているものが主。
カンバンしかり、バッチサイズの最小化しかり、コホート分析にしても「尺度の追跡は、目的に沿った層別をした上で行う」ために利用されているのだろう。
これらを現場でちまちまやっているのが今の我々。これらをスタートアップにもちこんだのがリーンスタートアップ。
ものづくりにおけるボトルネックは、どう作るかではなく、何を作るかに完全に移行したということか?
日本生まれのマネジメントがこのような展開を遂げるのはうれしい反面、なぜ日本から生まれなったのか?は残念。
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数年前からやってたこと。1時間で読了。
「リーン」という言葉が適切なんだろうか。疑問。
トヨタ:合目的的な合理性から名指される「ムダ」の排除。
スタートアップ:事前に予測不可能でつねに事後的に見いだされる「ムダ」の排除。
それ「ムダ」じゃねーだろっていう。後知恵。
「科学的」でもないわな。「手続き的」ではあるけど。
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流行るみたいなので。面白かったですが、これ見てまたアントレプレナーとかピボットとか無駄な横文字使う奴が出てくるんだろうなーと思うと後味悪い。
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起業家や組織内のアントレプレナーに対して、とても重要な本がある、それが本書であるということが話題になっており、すかさず買って読みました。
まず、リーンスタートアップのリーンとは、リーン生産方式から用いています、このリーン生産方式はトヨタのマネジメント手法を基盤としたものであり、本書の中でも随所、トヨタの事例が出てきます。例えば、ジャストインタイムやカンバン方式、なぜなぜ分析などがまさにそうです。
そう、そこから踏まえると本書は日本発のマネジメント本であり、スタートアップの本であることがわかります。
著者自身のスタートアップ時代の経験を踏まえ、リーンスタートアップといった新しいスタートアップ手法を書いたのが本書です。
ただ、内容としては、ソフトウエア業界では時のキーワードとなっている「アジャイル開発」の流れです。それをスタートアップのプロセスに即したものではないかと考えることができます。
実用最小限の製品をつくり、アーリーアダプタに提供し、要望を聞き、改善させていく。そして、スピードが重視されるため、構築、計測、学習のフィードバックをうまくまわしていきましょうということだそうです。また、度合いを示す革新会計や成長エンジンなど独特な指標が登場します。
不確実な状態であるスタートアップのプロセスだからこそ、こういった指標が大事になるのだと思います。
ただ、本書時代、リーンスタートアップ自体の定義がやや説明不足なまま、プロセスの説明をされるので、スッキリしないのが個人的な感想です。
非常にスマートな内容なのに、変に事例話が登場しまくって、肉付けされていて、核心に近づけない印象も受けました。
教科書的なの望んで読んでましたが、プロセスが体系化がうまくされていないため、ややもったいない印象を受けます。これなら、トヨタ生産方式をまとめた本やアジャイル開発の本を読んで関係を結んで自分の中で体系化した方がいいのでは、ということ思ってしまったりと、やや難があると思ってしまいました。
とはいいつつも、スタートアップを目指す人、それが起業、社内事業起業家問わず、必要なマネジメント手法な本ではないでしょうか?
(本書は、マネジメント手法が強い本ですね)
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リーンスタートアップのリーンというのは、米国(MIT)にて、ヨタ生産方式を研究して編み出された方式。
製造工程におけるムダを排除することを目的として、製品および製造工程の全体にわたって、トータルコストを系統的に削減させる方法。これをスタートアップ(起業)に適用し、成功を収めた著者のハウツをまとめたのが本書。
著者は、3社目の起業としてIMVU(3Dアバタによる仮想空間におけるSNSを実現)の共同経営にかかわった。
なんとなくTry&Errorを繰り返してきたが、それらは理論によって証明されました・・・とのニュアンスがぬぐえない。
ただ、大切なのは「消費者が何を望むか」が第一にあること。
ちなみに3DアバタによるSNSは、私が所属する会社でも10数年前?にチャレンジし、次期尚早でボツ。その後、セカンドライフも一時期おてはやされたが、その後、低迷を続けている。
そうはいいつつも、スタートアップを考えている諸氏には一読して損はないと思う。
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第一部「ビジョン」、第二部「舵取り」、第三部「スピードアップ」という構成がすごくわかりやすい。
とくに第二部・第三部において提示されるフレームワークは、若いビジネスに付き合ったことのある人ならすべてが納得できるものになってるのではないかと思う。あるいはぜひとも若いビジネスと付き合いたいと、ここから企業を志すという思考の流れも生まれてきそうな感じ。
もしかすると小説のように読むことも可能で、目の前で問題が次々に解決されていく爽快感を感じるという読み方もあり得ると思う(いずれにしても楽しい)。
第一部については「当たり前すぎる」とか「うるさい」なんて感じる人もいるかもしれない(これは本書に「まとめ」としての意義もある以上仕方のないことだと思う)。そういう人はぜひ第二部から読めば良いのだと思う。そしてある概念が本書の中でどのように扱われているのか気になったときに第一部に戻るというのもあり。
問題が目の前で整理される爽快感と、提示されるフレームワークを使って自分の中に生まれてくるアイデアとで、読んでいる最中からすごく「気持よく」なる本だと思う。
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最近ホットな「リーン・スタートアップ」の本です。
「作れるのか?」でなく「作るべきなのか?」を重視し、徹底的に無駄を排除して行くプロセスに好感が持てました。
解説で伊藤穣一氏も書かれていますが、アジャイル開発とリーン生産方式(トヨタ生産方式)を新規事業の立ち上げから成長するまでのプロセスに応用した感じです。
企業内での新規事業の立ち上げも対象に書かれており、読みやすかったです。