紙の本
正しさの正面衝突
2015/09/17 11:24
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
早河巧が防衛省内で復権したことで、《絶園の魔法使い》羽村めぐむによる「はじまりの樹」の枝の破壊がもたらした世論の変化は、彼に予算と人員をもたらした。それは彼が望む安定を作り出す大きな力ともなるが、妬みや疑心を招く結果ともなる。その積み重ねが、いつ足元をすくうかも分からない。
一方、滝川吉野に色ボケしているかに見えていた《はじまりの姫宮》鎖部葉風だったが、吉野の彼女が不破愛花だと知ったことで、これまで以上に積極的に事態に介入する動機を持つこととなった。そして吉野と二人、早河たちとの連絡を絶ってしまう。
滝川吉野がもう一人の《絶園の魔法使い》である可能性を疑っている鎖部左門やエヴァンジェリン山本は、不破真広と共に吉野の動向を探ろうとするが上手くいかない。そこに、星村潤一郎が、葉風の決断を携えてやってくる。
全ては吉野の思い通りに進んでいるのではないか。そんな不安を持った山本を除く男四人は、吉野を掣肘するために吉野の彼女の身柄を抑えるべく、その正体の推理を始めるのだった。
なんかアニメ化するらしいですな。今巻は行き詰る推理合戦とは縁が薄く、登場人物たちは一生懸命に頭を悩ませているのだけれど、そんなこと、知っている人はもう知っていることなのです。むしろ、魔法戦闘が今回のメインという、意外な展開になっているところが興味深い。
電子書籍
強制介入
2022/08/31 22:18
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投稿者:ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
真剣に吉野の彼女について考える姿に笑ってしまいました。特に左門さんは真面目な顔してマニアックなところを攻めますね(笑)葉風の強制介入は色ボケしてた時は相談しても勝手にしろと投げ出し、落ち着いたら相談なく主導権握るのが当然とばかりの態度が個人的には傲慢に見えて微妙でした。結局、パワーバランスに傾きがある以上、早河や左門がどう対策を考えても一瞬で崩されて、後は振り回されるしかないんでしょうね。
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いわゆるセカイ系の作品には違いないんだろうけど、主人公のみならず実際に権力を持つ大人たちまでもが高校生の恋愛事情に頭を悩ませる(振り回される)あたりが新鮮かも。
世界の命運をめぐる話なのに、あいもかわらず吉野の彼女がどうしたとかそういう話ばかりしているあたりはいかにもこの作者らしい。
作者らしいといえばもう一点、はじまりの樹をめぐって大胆な仮説が浮かぶのだけれどそちらも要注目。
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吉野の彼女がついに周知されちゃったけど、左門は真面目な顔して女教師だの人妻だのと…吉野をどうしたいんだ(^q^)
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吉野くんの彼女が誰なのか真剣に考えるメンバーが。
一番新入りの羽村くんが居なかったら考え付かなかったんだろうと思うと、何かしらの力が動いていそう。
でも吉野くんも隠してはいたけど、自分がなにかをしてはいないんだろうな。
はじまりの樹の地球外生命体説が出てきたところで次巻待ちです。
最後に、、、アニメ化おめでとう御座います!
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はっはっは。オモシレーおもしれー。
けど着地点がてんで分からないからもどかしくはあるかもしれないね。
とにかく謎が多すぎる。現時点で推測や憶測が入り混じってててんやわんや。
上手く風呂敷を閉じられるのだろうか。
もうどこに向かっているのか……。
まぁ今のところ面白いからこのままの調子でやってくれれば。
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いよいよクライマックスに向かって動き出した模様。・・・しかし絶園の魔法使いのデザインはもうちょっとカッコ良くならないかな。パワーアップに伴う衣装替えとか。あと左門さんが特定のカルチャーに毒されている疑惑がw
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アニメ化おめでとうございますー!少し頭使う系SF魔法錬金術バトル有りでシェイクスピアも出てくる全部乗せ状態の漫画6巻目です。デスノートとかワールドイズマイン…ほどではないけど、邪道マンガ好きな人にはハマるかも?作画崩壊がやや目立ちつつあるけども伏線は回収に向かってると思います。男4人がかりで主人公の彼女を想像してるとこは少し笑った。
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女教師やら人妻やらを真面目な顔で口にする左門さんがおかしい。まあ羽村くんが言うみたいに、男4人が大真面目に人の彼女を当てようとしてるのもおかしいけど。
そして相変わらず愛花ちゃんかわいい。
どんどんSFチックになってくなあ。最終的にどこまで行くのか楽しみ。
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ついに、吉野の彼女が誰なのかを大方のメンバーに知られる展開に。
しかし、男4人集まって知り合いの男の彼女が誰なのか?を想像や推察する姿って...特に左門があの顔で女教師だとか人妻だとか言う姿はギャグにしか見えないなw
さて、真広はそれを知ってどうするのか?
最も注目してしまうところかも。
そして、前巻のラブコメはどこ吹く風、吉野と葉風も何やら独自に動き始めます。
そして、"はじまりの樹"と"絶園の樹"とは何なのか、という所に話題がいき...まさかその可能性を出してくるとはまた突拍子もないなぁ、と。
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相変わらず面白い。
「はじまりの樹」の核心に徐々に迫っている巻。
とはいえ変にずれている独特の空気は健在。
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アニメ化楽しみですな!
真広や吉野が動いてしゃべるなんて!楽しみ!
この巻は葉風がいろいろ動き出すかな
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"はじまりの樹"は世界をどうしたいのか。
葉風たちはその樹をどうするつもりなのか。
そもそも"はじまりの樹"何かのか。
物語が進み出した感じがした。
でも、最初の方にあった論理というよりも討論といった方が表現はいいかな。
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以前から一度シャッフルして再編成された各グループ間での、最低限の情報の共有。
スパイラル以来、城平先生の描く、見守る側の立場に回らざるを得なくなったりする「大人組」の可愛らしさがたまらなく好き。
討論中の左門が面白すぎました。
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真面目に吉野の彼女はどういう人かを考えてるとこが・・・シュールで面白すぎるww左門の発想偏ってない?ww女教師に人妻てwwなかなかwwでも学生抜いて真広に隠しておける十分な理由があったとして・・・って考えるとそういうとこにいきつくのか?それを誰よりも真剣に話し合ってる3人が相当シュール・・・
そしてとうとう行きつく「吉野の彼女が愛花説」。羽村は空気読めてるんだか読めてないんだか・・・核心ついてるけどなんかうーん。
そして次の展開へ・・・