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紙の本
妃は船を沈める (光文社文庫 火村シリーズ)
著者 有栖川 有栖 (著)
「妃」と呼ばれ、若い男たちに囲まれ暮らしていた魅惑的な女性・妃沙子には、不幸な事件がつきまとった。友人の夫が車ごと海に転落、取り巻きの一人は射殺された。妃沙子が所有する、...
妃は船を沈める (光文社文庫 火村シリーズ)
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商品説明
「妃」と呼ばれ、若い男たちに囲まれ暮らしていた魅惑的な女性・妃沙子には、不幸な事件がつきまとった。友人の夫が車ごと海に転落、取り巻きの一人は射殺された。妃沙子が所有する、三つの願いをかなえてくれる猿の手は、厄災をももたらすという。事件は祈りを捧げた報いなのだろうか。哀歌の調べに乗せ、臨床犯罪学者・火村英生が背後に渦巻く「欲望」をあぶり出す。【「BOOK」データベースの商品解説】
【吉川英治文庫賞(第3回)】所有者の願い事を3つだけかなえてくれる「猿の手」。「妃」と綽名される女と、そのまわりに集う男たち。不穏な揺り籠に抱かれて、彼らの船はどこへ向うのか−。臨床犯罪学者・火村英生が挑む、倫理と論理がねじれた難事件。【「TRC MARC」の商品解説】
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電子書籍
VS美魔女
2016/05/05 11:57
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
W-W-ジェイコブス作の「猿の手」を基にした話。火村の解釈に目から鱗でした。数少ない女性の警察関係者が登場し、浮き足立つ(?)アリスと火村の言動も面白く、アリスも今回は事件解決に一役買っているのが嬉しい。
紙の本
いつもの面白さ
2018/05/19 08:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
有栖川有栖『妃は船を沈める』を読みました。
いつもの面白さ。
現場の大阪港の岸壁を描写して「悲しい色をした大阪の海を見に来るカップルもこない。」と書いてるのは、私の世代なら笑えるジョークです。
もちろん「悲しい色やね」にちなんだものです。
これが分かる人には、いっそう楽しめる本です。
そういう関西地元ネタ以外に、『猿の手』にまつわる記述があって、その部分はなかなか面白かったです。
ジェイコブズの『猿の手』、こりゃ名作ですね。
電子書籍
作家アリスシリーズのおすすめ
2017/10/07 13:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kn - この投稿者のレビュー一覧を見る
じっとりした何とも言えない雰囲気がお気に入りです。少し気取ったお洒落な感じも好みで、いくつか読んだシリーズの中ではこれが一番かも。せっかくなので『猿の手』を予習しましたが、アリスが親切なので読まなくても平気でした!やっぱり強かな女性が出てくる話はいいですね。猿の手で思いのままに願いを叶えるお妃様…とても魅力的でした。
紙の本
タイトル通りになりました
2017/01/29 19:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のぉちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
火村シリーズは外せません
妃は猿の手に願いを込めただけで、自分の手は汚してない
だけど、限り無く黒としか思えない
閑話休題があって、再び妃と対峙
火村准教授の犯罪者への執念は法律という枠を越えてます
シリーズが長いから助教授という時間の流れも感じます
紙の本
「猿の手」未読
2015/10/10 12:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:積み本コワイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の鍵になっている「猿の手」は未読のまま、読みました。が、おそらく「猿の手」を読んでからの方がより楽しめただろうと思います。
久しぶりにこのコンビの作品を読んだせいか、二人の掛け合いのバランスの良さに和みました。コミカルとシリアスのメリハリがきいていてサクサク読めます。