「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
セミたちの夏 (小学館の図鑑NEOの科学絵本)
著者 筒井 学 (写真と文)
日本の夏は、セミたちとともにめぐる。しかし、成虫が生きているのはたった2週間ほど。短い命の後に、6年後に成虫になる卵を残していくセミたちの、都会の限られた自然の中でもたく...
セミたちの夏 (小学館の図鑑NEOの科学絵本)
セミたちの夏(小学館の図鑑NEOの科学絵本)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
日本の夏は、セミたちとともにめぐる。しかし、成虫が生きているのはたった2週間ほど。短い命の後に、6年後に成虫になる卵を残していくセミたちの、都会の限られた自然の中でもたくましく生きる姿を伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
都会の限られた自然の中でたくましく生きる
日本の夏は、いつもセミたちとともにめぐってきます。
いなかでも都会でも、その声はひびきわたります。
でも、セミたちの命は、夏の終わりとともにつきてしまいます。
成虫が生きていられるのは、たった2週間ほどなのです。
翌年の梅雨に、残された卵から幼虫が生まれ、土の中をめざします。
しかし、待ちかまえていたアリたちにつかまってしまい、
ほとんどの幼虫が命を落としてしまいます。
命からがら、土の中にもぐりこんだ幼虫は、ゆっくりと成長をして、
生まれてから5年目の夏に、ようやく地上をめざします。
いよいよ成虫へと羽化するときがきました。
メスのセミが卵を産んでからは、6年もたっています……
都会のかぎられた自然の中でもたくましく生きるセミたち。
長い年月をかけて引きつがれていく命をとらえた写真絵本です。
【写真と文】筒井学(つついまなぶ)
1965年北海道生まれ。1990年より東京豊島園昆虫館に勤務。1995年から1997年まで昆虫館施設長を務める。その後、群馬県立ぐんま昆虫の森の建設に携わり、現在、同園に勤務している。昆虫の生態・飼育・展示に造詣が深く、昆虫写真家としても活躍している。
【編集担当からのおすすめ情報】
作者がセミの一生と同じ6年間をかけて、セミたちの生態を追いかけた力作です。やはりなんといっても、羽化したばかりのセミの透き通るような美しさとはかなさをご覧いただけたら幸いです。【商品解説】
著者紹介
筒井 学
- 略歴
- 〈筒井学〉1965年北海道生まれ。東京豊島園昆虫館施設長を経て、群馬県立ぐんま昆虫の森の建設に携わり、勤務。昆虫写真家としても活躍。著書に「クワガタムシ観察事典」「カブトムシがいきる森」他。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
セミの一生の写真がずらり。
2016/08/28 21:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
セミたちの「夏」は地面に空いた穴から始まる。梅雨明けの頃に公園の樹の下などに同じぐらいの大きさの穴がたくさんあいているのはセミたちが地上へ出てきた痕です。本書のカバーの裏にある写真を見て、毎年感じていることを思い出しました。
「図鑑」で「科学絵本」となっているシリーズの一つですが、セミの一生のいろいろな段階がきちんと写真で紹介されていて大人が見ても面白い。さすがに豊島園昆虫館などの施設で仕事をされている方の作品だと納得する写真が並んでいました。
夏の終わりに生まれた卵は産卵された場所で冬を越しているなんて。そして生まれた「シロアリみたい」な白い幼虫。こんなのが地面に潜って行って何年間もゆっくり育っていくなんて。地面の中でも根を齧るのではなく、樹液を吸いながら少しずつ成長していく。大人になってからも樹上で樹液を吸っているのですから、一生「流動食」の生き物なんですね。びっくりすることがいっぱいです。
ちょっとした「セミのいそうな風景」の写真にも特徴がでています。今年の夏はとても暑い日が多く、年齢を重ねると外にセミを見に行くのも怖いと思っています。そんな時、こんなしっかりした写真集はありがたい。
良く見るセミ数種が最後の方に実物大の成虫写真でまとめてあるのもうれしい。鳴き方の特徴も書いてあって見分けの参考になります。
紙の本
セミ
2019/08/31 21:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱーぷる - この投稿者のレビュー一覧を見る
セミが鳴き始めると夏が始まったなと感じます。セミについては、鳴き声が印象的ですが、なによりもセミの一生は奥が深いなと思いました。