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商品説明
景色が一変した故郷、女川町、五七五にこめる中学生たちの想い。津波が町を襲ったあの日から―2011年5月と11月に、宮城県女川第一中学校で俳句の授業で行われた。家族、自宅、地域の仲間、故郷の景色を失った生徒たちが、自分を見つめ、指折り詠んだ五七五。記者として編者は、友や教師や周囲を思いやり支えあう彼らの姿、心の軌跡を丹念にたどる。【「BOOK」データベースの商品解説】
東日本大震災後、宮城県女川第一中学校で俳句の授業が行われた。津波で故郷の景色を失った生徒たちが、時とともに深まる想いを五七五にこめた。彼らの作品と心の軌跡をたどる。『朝日新聞』宮城版の連載に加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 003 はしがき
- 016 生徒たちの句(22名)
- 083 俳句で鍛え上げられた言葉
- 089 佐藤敏郎教諭「十五の心 国語科つぶやき通信」
- 093 大内俊吾校長の式辞
- 103 阿部航児さんの答辞
- 108 世界を駆けめぐった
- 116 最後の教材「レモン哀歌」
- 123 父と娘の15カ月
- 135 2度目の春 共振共鳴した日々を刻む
著者紹介
小野 智美
- 略歴
- 朝日新聞記者。1965年名古屋市生まれ。88年、早稲田大学第一文学部を卒業後、朝日新聞社に入社。静岡支局、長野支局、政治部、アエラ編集部などを経て、2005年に新潟総局、07年に佐渡支局。08年から東京本社。2011年9月から仙台総局。宮城県女川町などを担当。著書に『50とよばれたトキ――飼育員たちとの日々』(羽鳥書店、2012年)。
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あの日を忘れないように是非読んで欲しい
2015/08/12 23:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きらきら - この投稿者のレビュー一覧を見る
大震災後に女川第一中学校の生徒さんが詠まれた俳句です。
コメントするのがとても難しい本です。
今、書きながら手が震え鳥肌が立ち、涙が出てきます。
指導につかれた先生方と、それに応える生徒さんの想いに少しでも触れられたことに感謝します。
想いを言葉にするのが、どれほど苦しかったか、事実を受け止めるのがどれほど辛いことか、どんな葛藤を乗り越えて今に至るのか、私にはきっと想像もできません。
ただ、このように文字にして下さったことにより、ほんの少しでも「言葉には表せられない想い」に近づけたような気がします。
生徒さんの、先生方の想いのこもった俳句はずっとずっと後世にまで残して欲しいと思います。
生徒の皆さん、先生方、本当にありがとうございました。