紙の本
アニソンの神様
2012/12/23 21:35
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投稿者:しんよしあやたかまさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひたむき、明るく前向きのヒロイン。読むと元気がでる。
紙の本
アニソン+青春小説=最高にアツい!!!
2020/01/21 14:09
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投稿者:Caris - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまたこのラノ文庫の隠れた傑作です!
本作はアニソン大好き留学生を通して、上っ面でない青春を描いた作品です。
それぞれのキャラクターが人間らしいので、本当にそこら辺にいそうな気がします。
そして、何よりもクライマックスのライブシーンがとにかくアツい!!
小説の文章を読むと、頭の中でアニソンが流れます。アニソンと本作の内容を掛け合わせる描写には感服致しました。
音楽のエモーショナルな部分と小説のエモーショナルの部分が融合して、最高に盛り上がります!知らなかったらYouTubeで聞きましょう!
音楽と青春小説の良いところを詰め合わせにした作品です!盛り上がったー!
続刊も楽しみです。
紙の本
生まれたての神さまに捧げる
2015/09/28 16:29
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドイツからの留学生であるエヴァ・F・ワグナーは、文化祭のライブに出演するため、バンド仲間を集めることになった。軽音部など既存の部活では、エヴァがやりたい曲、すなわちアニソンを演奏してくれないからだ。
空き教室でギターを弾く入谷弦人の演奏を偶然耳にし、ビビっときたエヴァは彼をバンドに誘うものの、アニソンなんかには興味が無いと断られてしまう。だが一方的に、他のメンバーを集めれば入ってもらうという約束をすると、エヴァはギター以外のメンバー集めに奔走するのだった。
姐さん系のキャラながら隠れアニメ好きのドラマー九条京子を脅迫紛いで仲間に引き入れ、ボカロPの後輩の宮坂琴音が仲間に入り、お調子者の女好きの小松孝弘がベースをやることになって、とりあえず形にはなった。しかし、バンドの方向性を示すギター、入谷弦人がアニソンを馬鹿にして仲間になってくれない。
ひとまず練習を続ける4人だったが、とあるピンチがきっかけでチャンスが訪れる。
アニソンを扱った作品がないという動機で企画したらしいが、これはあくまで「アニメで使われた曲」の演奏に過ぎない気がする。ゆえにありふれた話にしかなっていないと思う。
アニソンの魅力は、アニメ自体の魅力と不可分ではないだろう。アニメの世界観があり、それにマッチした曲だからこそ、アニソンとして賞賛され残っていく曲になる。だからアニソンの魅力を伝えるには、アニメの魅力を伝える努力を怠ることは出来ないはずだ。その点で、この作品は不足している部分があるように感じる。
商業的な側面から言えば、他社が版権を持っている曲を利用してのメディアミックスというのは、あまり現実的ではないだろう。相当に売れるという確信がなければ、企画にゴーを出すことは出来ない。実際「さよならピアノソナタ」なんかは、それでアニメ化出来ないらしいしね。
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これはなかなかに熱い青春物ですなw
大好物です!
序盤の展開が「あー、なんかあんまうまくないなー」
とか思ってたのですがなかなかどーしてw
2~3回ぐらい涙腺刺激ポイントがありましたね。
盛り上げ方がいいっすね。
残念ながら一番盛り上がる3曲目がまったく知らない曲だったので、
なんちゅーかイマイチ乗り切れませんでしたがw
この曲だけ曲を知らないと盛り上がらない描写になってたのが、
すげー残念ですよねえ…
他にもツッコいどころはありますが、久々のワクワクラノベで
最高でした!
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うわあぁぁ、青春過ぎるぜぇぇ!タイトルに偽りなく、アニソンバンドの青春ストーリーでした。ラストのライヴシーンは読んでるだけなのに脳内再生がとまらずテンションが上がりっぱなしで。知ってる楽曲だから尚更だったかな。特にアニソン好きには一読をお勧めしたい一冊です。
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アニソン版バンド青春もの、アニサマに行っちゃうような人間にはシンパシーばりばり。 ラストのライブシーンは実際に該当曲を聞きながら読んだんだけど、疾走感が半端なかった。「あにそん!」ってタイトルじゃダメかな?
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素晴らしい作品でした。
アニソンを愛するドイツ人の少女が、日本に留学してきてバンドを組み文化祭での発表を目指す。
アニソンとバンドをテーマとした、青春ものです。
何よりの見所は、カラオケで、ライブで、主人公のエヴァが歌うシーン。
使われている曲は全て実在する有名な曲で、その名曲を文章でここまで表せるものなのかと。
個人的にはカラオケで歌ったシーンとライブの1曲目のシーンがすごく好き。
読んでいると自然と頭の中で曲が流れ、自分が本当にその場にいるかの錯覚すら覚えます。
そして、バンドは当然ボーカルだけじゃない。
ギターが、ベースが、キーボードが、ドラムが、それぞれの思いを乗せて演奏します。
所詮は高校生、演奏のレベルは高くないかもしれないけど、音楽は技術じゃない、楽しんだ者勝ちだというのがすごくわかる。
ライブのシーンは読み手にまでその熱気が伝わってくるほどでした。
メンバーが「このままずっと演奏していたい」と思うのと同様に、このままずっと読んでいたいとすら思えました。
実在の曲を使っているため、その曲を知らないと魅力が半減してしまうという欠点もあるけれど。
あまりアニソンは知らないんだよな、という人はこれに出てきた曲を聞いてみてはどうでしょ。
名曲揃いなので、きっと好みの曲が見つかるはず。
それからまた読めば、更なる感動が味わえるでしょう。
一粒で3度美味しい作品ですw
まだまだ彼女らの活躍を見てみたい。
続きを期待します!
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いやはや、良かったです。アニソンが主軸の話とのことで、当初は「俺そんなにアニソン知らないし。ポカーンとなってもつまらねーし、読まなくてもいいかな」くらいに思ってた。なんていうかもう、スミマセンでした。
青春もの、部活ものとしての評価は並+α程度かも知れない。ストーリーもキャラもイベントも、わりとお約束な感じです。けど、ありふれた話をきちんと面白く作者の力量はさすが。特にシリアスに盛り上げるところと、力を抜いてボケるところのメリハリが凄くいい。マイナーレーベルとはいえ大賞受賞者だなと思います。
んで肝心のアニソンですが……確かに知らない曲も結構あった。例えば最後のライブの2曲目が知らない曲で、1曲目で盛り上がった気分が失速したのも事実。小説の面白さ以上に、アニソンやアニメ作品の力が大きい作品なので、知らない曲に出くわした時の「?」なガッカリ具合は、この作品の大きな欠点と言えるかもしれないですね。
一方で、知ってる曲のときのテンションの上がりっぷりがもう!
特に良かったのがライブの1曲目。あの歌が名曲なのは言うまでもないし、アニメ10話で歌詞とストーリーがつながった時の、あの鳥肌が立った感覚は……ちょっと俺には言葉に出来ないです。それを文章にしてくれた、ページ数でいえばたった4ページの1曲。安易な言葉で情けないんだけど、アニソンを褒める言葉はこれしかないでしょう。神曲!
そんな感じで、そのアニソンを知っていれば楽しさが2倍にも3倍にもなります。
アニソン知らない読者にはつまらない作品かもしれないですが、その心配は無用でしょう。
このラノ文庫に手を出すような人間は、少なくともラノベに関しては結構なへビー層だと思うし、アニメも全く観ないなんてことはないでしょう。
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実に素晴らしい。なにせ、1章のタイトルは「innocent starter」で最初に歌われる曲は「ETERNAL BLAZE」、あとがきで聴いてる曲は「Paradise Lost」。かと思えば主役の留学生エヴァちゃんはFLY ME TO THE MOON歌い始めるし。
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2012 9/26読了。WonderGooで購入。
馴染みのラノベ書評ブログに取り上げられていた(このラノ文庫なのに珍しく)ので買ってみた本。
アニソンバンドを組む夢を持ってドイツから留学してきた少女・エヴァが、アニソンが好きだったりアニソン自体には興味がないけどエヴァに引き寄せられたりバンドしたかったりなメンツを集めて、学園祭でアニソンライブをする話。
キャラも展開もベッタベタだけど、その分、安心して読めるところはよい。
あとライブシーンは、手抜きしないで曲の進行にあわせて書かれてて好感。
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展開はまあ読める青春モノといった感じだった。けど、いろんなアニソンが出てきて、ほとんど知ってて、ニヤニヤしながら読めた。
この作品に出てきて、聞いたことないアニソンをまた今度きいてみたいと思った。
2012年10月23日追記
公式でスペシャル短編があったので、URLを残しておく。
エヴァ・ワグナーのアニソン三昧!
http://blog.award2010.konorano.jp/archives/cat_120843.html
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アニソンの神様読み終わりました。
ライトノベルを読みきったのは、
もしかすると初めてかもしれません。
元々、漫画以外は文章読むのが苦手だったもので、メディア化原作の物を購入しても読まずにイラストだけ見て積読本にしていましたので。
お話は、アニソン好きにはたまらないかもしれません。私もアニソンが大好きなので、とても楽しく読むことができました。
最後のライブシーンは、曲になぞらえてキャラクターたちの心情が描かれていて疾走感にドキドキしました。
アニメ化して、音楽と映像が入ったら
もっとワクワクすることができると思いましす!!
それから、のんさんのイラストがとてもかわいいです。皆可愛らしくて大好きです。
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一気に読める面白さ。アニソンに親しみがあると、更に楽しんで読める。
続巻やメディアミックスあるのかな、ついに宝島やってくれるのかな、今後の展開も楽しみ。
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王道でいわゆる「お約束」すぎる気はするけど、こういう青春モノは大好物でした。
ライブの盛り上がりは素晴らしいしセットリストの選曲も良かった。 デジモンは見たことないけど『Butter-Fly』は名曲だと思う。
さらなるメディアミックス展開を待ちます…Black Raison d'○treの『INSIDE IDENTITY』を聴きながら。
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ドイツからの留学生がアニソンバンドを結成し、文化祭で演奏する話。
テンプレそのままという印象。トントン拍子でメンバーが揃っていく様は多少げんなりした。「リアリティがない」なんていうつもりは毛頭ないけど、それでももう少し「抑圧」のシーンが欲しかった。ハラハラするところがなく、退屈。たしかに結成から演奏までを一冊でやろうとすると仕方ないということはわかるけどさ。
とはいえラストの演奏シーンはしっかりと書かれていて、とても良かった。盛り上げ方というか歌詞になぞらえた描写が上手い。ライブシーン好きの僕としては映像で見たいと思った。
まだ一巻でキャラの掘り下げなんてあったものじゃない状況だったため☆3だが、これが巻数を重ねて各キャラに愛着が最大になったラスト、エヴァとのお別れライブ、なんてなったら込み上げてくるものもまた違うだろうという確信がある。以降に期待。