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商品説明
確かに起こったはずなのに、その「デモ」は無かったことにされた。炎上、ステマ、電突、ネット右翼―「見えない戦争」を巡る新たな問題作。【「BOOK」データベースの商品解説】
デモ、炎上、ステルスマーケティング…。市町村合併を巡って、ネット上で「見えない戦争」が始まった。表題作ほか、「となり町戦争」スピンオフ短編を併録。『すばる』『小説すばる』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
逆回りのお散歩 | 5−178 | |
---|---|---|
戦争研修 | 179−220 |
著者紹介
三崎 亜記
- 略歴
- 〈三崎亜記〉1970年福岡県生まれ。熊本大学文学部史学科卒業。2004年「となり町戦争」で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。ほかの著書に「失われた町」「廃墟建築士」など。
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書店員レビュー
「となり町戦争」同様、単なる市町村合併の話ではありません。
ジュンク堂書店京都店さん
「となり町戦争」同様、単なる市町村合併の話ではありません。1番強く残る印象は、ぞっとする、と言うのが近いです。それは現実に起こっていそうなリアル感のせいであり、自分の当たり前を疑いたくなる説得力のせいであると思います。
“無かったことにされた”デモに関わった人たち、合併を進める市役所職員、C町を受け入れなければいけないと教育されてきたA市市民、すべての人が自分の信じる正しさで動いているために「正解」が見えない中、主人公が自分なりに真実を模索する姿に重ねて一緒に模索しながら読みました。
いまの日本の問題点をだからどうしろと言及するより、そのままを突きつけられたような、綿密に計算された作品。「となり町戦争」の戦争前の香西さんに会える短編も収録された、ファン必携の1冊です。 文芸書K
紙の本
炎上
2016/01/30 03:52
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
市町村合併を巡るネット上の見えない戦争。即ち、炎上。ネットの怖さ、何が真実か、ネットはどこまで信じてよいのか。IT時代ならではの小説。ただ、「デビュー作の「となり町戦争」で注目していた作家の割には、その後、今イチの感。